犬が脱毛症になった!毛が抜けて皮膚が黒いのはストレスのせい?

犬 脱毛 症
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犬の毛並みは健康のバロメーターといっても過言ではありません。

身体的にも精神的にも健やかな犬は、毛並みが非常に美しい傾向にあります。

とは言え、何らかの理由で愛犬が脱毛症を患ってしまうと驚きますよね。

犬が脱毛症は様々な要因が想定されます。

今回は、犬が脱毛症を患った時に想定される要因や症状についてまとめていきます。

 

犬の毛が抜ける要因はストレス?

犬の精神や身体にストレスがかかると、脱毛症を患うパターンが見られます。

ストレスが要因となる脱毛にはいくつかのサインや特徴があるのでチェックしてみましょう。

精神的ストレス

犬が執拗に身体を舐めるのを見た事がある人も多いでしょう。

実は、これは犬がストレスを感じた際にリラックスする為に取る行動です。

また、前足の一部を噛んだり舐めたりする行動も、ストレスの表現。

その為、犬が良く舐める身体の一部分に脱毛症状が出やすく成ります。

愛犬が身体の一部を舐める様になったら、何らかの負荷がかかっているサインです。

脱毛症を患う前に、ストレスを緩和する方法を考える必要があるでしょう。

身体的ストレス

精神的だけではなく、身体的に負荷がかかると大きな脱毛が起こる事も。

よく在る例が、手術をした時です。

全身麻酔による身体的ストレスが要因で全身の毛が薄くなる事もあります。

その他、手術をする為に剃った毛がなかなか元に戻らないのもストレスによる脱毛症と言えるでしょう。

手術の時は、身体だけでなく精神的なストレスもかかります。

術前、術後はより一層のケアをしてあげる事が大切です。

 

犬の脱毛症でかさぶたが出来る要因

犬は脱毛症と合わせてかさぶたが出来る事もあります。

何らかの理由で出血した際にでき、傷口を守る役目を担うかさぶた。

脱毛症とどんな関係があるのかを紐解いていきます。

アレルギーの発症

犬がアレルギーを発症すると、皮膚に症状が現れやすいといった特徴があります。

アレルギーは皮膚に炎症を起こし、かゆみが生じるので犬が搔きむしってしまうのです。

その為、当然出血を起こしかかさぶたへと発展します。

アレルギーの要因となるのは次の4つです。

  • ハウスダスト
  • 花粉
  • 食べ物
  • ノミ

主に、目や口の周り、下腹部を含めたおおよそ全身を痒がるのはハウスダストや花粉によるアトピー性皮膚炎や食べ物によるアレルギー反応です。

ノミの多くは、背中にかさぶたができる事が一般的でしょう。

炎症を起こしている

犬は、膿皮症という細菌感染症に罹患する事があります。

この症状にかかると、皮膚に小さな膿疱ができるのです。

そして犬が痒くて掻いてしまうと、膿疱が破れて膿が出ます。

結果的にその膿が固まり、かさぶたへと進むのです。

症状が出やすいのが背中周辺ですが、場合によっては円形脱毛症を引き起こすパターンも。

ガン

皮膚ガンを患った時にもかさぶたができる場合があります。

その他の要因とは異なり、犬がものすごく痒がる事が少ないです。

しかし、気にして舐めたりする為、日頃からチェックしておくと良いでしょう。

外傷

内的な影響ではなく、外からの作用によって傷ができかさぶたになるパターンも頻繁に起こります。

小さな怪我の場合は、かさぶたになってしまえば特段心配する事は無いでしょう。

 

犬の脱毛症で皮膚の黒ずみがある時は?

人間にも多くみられるアトピー性皮膚炎。

実は、犬にもみられる慢性的な皮膚疾患です。

遺伝で起こるパターンが多く、皮膚のバリア機能が脆い犬に起こりやすい症状です。

花粉やハウスダストなどに反応して発症し、慢性的に痒さがある為常に身体を掻くようになります。

すると、脱毛症になるどころか皮膚の黒ずみにまで発展する事も。

長期間炎症が続く事で、色素沈着してしまうのが黒ずみの要因です。

 

アトピー性皮膚炎の治療について

非常に治療が難しいと言われているアトピー性皮膚炎。

一つの治療ではなかなか犬の痒みを抑えてやる事が出来ません。

食事療法やシャンプーなどで脱毛症が治る軽度なアトピーもありますが、ほとんどの場合は獣医にしっかりと診てもらい、複合的な治療で程度を抑える事が大切です。

犬のパターン脱毛症とは

犬の体に左右対称の脱毛がみられるケースがあります。

これが、パターン脱毛症と呼ばれる皮膚疾患です。

パターン脱毛症を発症しやすいのは若い犬ですが、その要因は未だ不明となっています。

パターン脱毛の症状

1番の特徴は左右対称に脱毛する事。

不思議な事に、炎症が起こるわけでもなく痒みもありません。

また、脱毛症特有のフケなどもみられず、時間をかけて段々と脱毛していくといった特徴があります。

さらに、脱毛が進むと皮膚の黒ずみが現れる事も。

起こりやすい部位は、次の通りです。

  • 鼻先
  • 内股
  • しっぽ
  • お腹

また、パターン脱毛症になりやすい犬種もあります。

  • ダックスフンド
  • チワワ
  • トイプードル
  • ヨークシャテリア
  • ボストンテリア
  • ミニチュアピンシャー

6ヶ月〜3歳程度に発症する事が多く、年齢とともに脱毛が広がってしまいます。

これらの犬種で若い段階に脱毛が始まると、パターン脱毛症を疑う必要があるでしょう。

 

ポメラニアンに多い脱毛症

ふわふわした毛が特徴のポメラニアン。

実は、ポメラニアンに起こりやすい脱毛症があります。

“毛周期停止”と呼ばれる皮膚疾患です。

内分泌疾患が関係していると言われていますが、未だはっきりした要因が突き止められていません。

症状

主に、体幹を中心に毛が抜けるのが特徴です。

パターン脱毛症と同じく、左右対称に脱毛してくといった特徴もあります。

顔や四肢は毛が残る場合が多いのですが、脱毛した部位は黒ずみを発症します。

また、皮膚が乾燥しやすくなるのもこの脱毛症の性質です。

治療法

まだ要因がはっきりしていない毛周期停止は、決定打となる治療法がありません。

個体によって、複合的に薬を服用する事によって良くなるパターンもあります。

とはいえ、内臓的には健康であり不必要に薬を与えないという考え方を選択するのも一つの手段です。

しかし、乾燥しやすくなる為、保湿をしっかりする事が大切。

外出時は紫外線対策として洋服を着用する事も重要です。

 

犬の首回りの脱毛の要因は?

犬をブラッシングしていると、首回りだけ脱毛する事もあります。

首回りの脱毛は、ノミが寄生することが起因しているパターンがほとんどです。

ノミは、一気に犬の体に住み着き、犬の皮膚に悪影響を与えます。

結果的に、犬はひどいかゆみを感じてしまい、脱毛にまで至るというわけです。

ノミが寄生したサイン

犬にノミが寄生すると次のような行動を表すパターンがあります。

  • 顔や身体を掻く
  • 身体を噛む
  • 地面に身体をこする
  • 身体や毛に黒い塊がつく(ノミの糞)
  • 脱毛する

普段よりも痒がるような仕草を見せた時は要注意。

ノミが寄生している可能性があるでしょう。

ノミの駆除方法

ノミを見つけると潰す人がいますが、実はそれはNG行為です。

潰してしまうと、メスの体内にあるノミの卵が飛び散る可能性があります。

さらには、人間の口に入る事も。

まずは、ノミ取り専用のコームを利用してノミや糞を探しましょう。

とはいえ、ノミも生きているので、ぴょんぴょん飛び跳ねてしまいます。

その為、駆除薬を使って対処するのが一般的。

ノミがいる事がわかったら、獣医に診てもらい薬を処方してもらいましょう。

また、室内の掃除をしっかりする事も大切です。

 

犬の脱毛症にサプリメントは効果的?

犬が脱毛症を患った時、活用すると良いサプリメントがいくつかあります。

よくあるのが免疫力を維持するタイプのもの。

また、自律神経のバランスを整えてくれるサプリも脱毛症に効果がみられる場合があります。

特に、ストレスが原因で脱毛症になっている犬にとっては、自律神経のバランスがとても重要。

自律神経の乱れそのものが脱毛の要因となっている為です。

獣医でも、サプリメント療法をするパターンがあり、ストレス性だけではなく膿皮症でも処方される事も。

サプリメントのメリットは、副作用が無い事にあります。

但し、ミネラルが多く配合されたサプリメントを過剰摂取する事で、反対に脱毛症になってしまう事もあります。

ミネラルの取りすぎで、皮膚の下にカルシウムが蓄積してしまう事が要因です。

このような本末転倒な出来事に至らない為にも、サプリメントを利用する時は、獣医師の判断を仰ぐようにしましょう。

 

犬が脱毛症になった!毛が抜けて皮膚が黒いのはストレスのせい?まとめ

犬が脱毛する出来事は、割とよくある話です。

とは言え、美しい毛並みやふわふわの自慢の毛が抜けてしまうと、飼い主としても心配でたまりませんよね。

一時的な怪我や痒みで脱毛しているのならまだしも、場合によっては重篤な病が隠れているパターンもあるため、愛犬が脱毛し始めたらすぐに獣医師に診てもらう事が大切です。

また、日頃のケアで早期発見できる可能性もありますので、いつも愛犬の様子をチェックしてあげるようにしましょうね。

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