犬が鼻を舐める理由を知ろう!潜む病気もチェック!

犬 鼻 舐める
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ペロペロと自分の鼻を舐めているのをよく見かけると思います。

ご飯を待っている時や叱られている時など、犬が鼻を舐める時の気持ちはさまざまです。

また、鼻水を垂らすなどして鼻をしつこく舐めている時は、犬の体に病気が潜んでいるかもしれません。

ここでは犬が鼻を舐める理由についてご紹介します。

 

犬が自分の鼻を舐める気持ちとは?

人よりも嗅覚が優れているワンちゃんにとって、鼻は体のなかでも一番大事と言ってもよい器官で、匂いを嗅いでさまざまな情報を得ようとしています。

おおよそ次のような心理状態の時に鼻を舐めると言われています。

 

鼻の感覚を鋭くしたい

ワンちゃんの鼻の頭は乾いている時より濡れている時の方が匂いの分子がたくさん付いて、匂いがよくわかると言われています。

とくに寝起きの朝などは鼻が乾いていることが多いために、「さあ、今日もがんばるぞ!」という気持ちで鼻を舐めて鼻の感覚を目覚めさせるワンちゃんが多いです。

また、鼻の頭が濡れていることで風向きなどを察知することもできて、これは犬の先祖とされるオオカミが狩りをする時に、獲物に感づかれないように風下から襲うためとされています。

これらの何か行動を起こす前に鼻を舐めるという行動は、ご先祖さまから受け継いだ本能なのかもしれません。

 

もらえる食べ物を早く知りたい、早く食べたい

飼い主さんがご飯やオヤツを食べさせようとしている時に、そのことを知ったワンちゃんは舌なめずりをするように鼻を舐めて濡らそうとします。

これはもらえる食べ物が何かを早くしりたい時や、「早く食べさせて!」とおねだりする時に我慢ができずにペロペロと鼻を舐め続けてしまうようです。

 

不安があってストレスを感じている

ワンちゃんが不安を感じていたり、緊張していたりしていて、ストレスを感じている時に鼻を舐めて自分を落ち着かせようとします。

これはうれしくて興奮している時にも見られ、やはり鼻を舐めて気持ちを落ち着かせようとするためだと言われています。

 

犬が鼻を舐めることやあくびはカーミングシグナル

ワンちゃんが鼻を舐めることで気持ちを表わしていることがわかりましたが、このような行動はカーミングシグナルと呼ばれています。

これは言葉がしゃべれないワンちゃんが、飼い主さんに自分の気持ちを伝えるコミュニケーションの技とされていて、次のような行動もその中に含まれます。

  • しっぽをふる:喜びを表している
  • そっぽをむく:飼い主さんが叱っている時など「落ち着いて欲しい」と思っている
  • 地面を嗅ぎまわる:今いる場所に不安を感じて緊張している
  • ぴたりと動きを止めてフリーズする:対面相手の動きを緊張しながら見ている
  • 背中の毛を逆立てる:かなり怒っている

これらの代表的なしぐさのほかに、個々のワンちゃん独特のカーミングシグナルがあります。

愛犬をよく観察してカーミングシグナルを把握しておくと、コミュニケーションがスムーズになって信頼関係が強まること間違いなしですね。

 

犬が自分の鼻をペロペロとずっと舐めていたら病気かも

これまでにご紹介したケースのほかに、ワンちゃんが次のような体調不良をかかえている場合にも鼻を舐め続けることがあります。

  • 熱がある:感染症などによる発熱で鼻の水分が蒸発して乾燥している
  • 脱水症状を起こしている:水分不足で鼻が乾燥してしまっている
  • 鼻水が止まらない:鼻炎などで鼻水が垂れるのを舐めて防いでいる
  • 鼻の中に異物が入った:食べ物や植物の種などが鼻の穴に入ったために違和感がある
  • 歯に何かが挟まった:歯に食べ物などが挟まり取れなくてイライラしている
  • 胸やけがして気持ち悪い:何らかの理由で胃酸が胃から逆流してムカムカしている

日ごろからワンちゃんの様子をしっかり観察しておくと、鼻を舐めているのがカーミングシグナルなのか、それともこれらの体調不良に原因があるのかがわかるようになります。

 

犬が鼻を舐める時に注意したい病気

ワンちゃんが鼻を舐め続けている時に注意したい病気には次のものが挙げられています。

 

感染症

発熱は風邪などの感染症によって起こることが多く、ワンちゃんのではケンネルコフ(犬伝染性気管気管支炎)と呼ばれる感染症に注意する必要があり、その原因としては次のようなものがあります。

  • 犬ジステンパーウイルス感染症
  • 犬ヘルペスウイルス感染症
  • 気管支敗血症菌(ボルデテラ菌)のような細菌感染症
  • マイコプラズマ感染症

鼻水が止まらず、くしゃみをするほかに咳や下痢などもみられます。

 

鼻炎や副鼻腔炎

鼻水に色が付いていたドロッとしているようなら、これらの疑いがあります。

さらに鼻血が頻繁に出るようであれば、鼻腔内に腫瘍などがある可能性があるので、とくにシニア犬などでは早く診察を受けさせた方がよいでしょう。

 

花粉症などのアレルギー

ワンちゃんにもアレルギーがあり、次のようなアレルゲンによって発症し、鼻水などの症状だけでなく皮膚などのトラブルも多く見られます。

  • 花粉(スギなど)
  • ハウスダスト
  • ダニ
  • 化学物質
  • 飲食物

 

犬が鼻を舐める理由を知ろう!潜む病気もチェック!まとめ

愛犬が鼻を舐める行為にはさまざまな理由があり、愛犬がどのような気持ちでいるかを知るにはコミュニケーションを取ることが大切です。

そのうえで、愛犬が鼻を舐めている理由が分からない時は病気の可能性があるので、動物病院で診察してもらいましょう。

今に舐めなくなるだろうと高をくくっていると病気が進行して、愛犬に辛い思いをさせてしまうかもしれません。

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