犬とフリスビーで遊ぼう!失敗しない教え方など

フリスビー 犬
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コミュニケーションが取れる遊びはいろいろありますが、フリスビーは愛犬も飼い主もお互いを意識しあいながら楽しく絆が深められる遊びです。

道具はフリスビーが1枚あればよく、ほかには愛犬が走り回れる広い場所があれば遊べます。

また、フリスビー遊びは愛犬のしつけにもよいとされていて、しつけで困っている飼い主さんにもおすすめです。

 

犬とフリスビーで遊ぶメリットとは?

飼い主さんが投げたフリスビーを取って持ってくるだけの遊びですが、どんなワンちゃんでも楽しめるほかに、たくさんのメリットがあります。

 

運動不足を解消してストレス発散につながる

体力のある大型のワンちゃんなどは、ふだんの散歩だけでは運動が足りないことが多いのですが、フリスビーを追いかけて全力疾走するため運動不足が解消できます。

室内飼育で走る機会が少ないワンちゃんにはおすすめです。

また飛んでいるフリスビーが落ちて来る場所を判断するなど、頭を使うこともストレス発散につながります。

 

飼い主さんとの信頼関係を築き、さまざまなしつけができる

楽しく遊びながら上手くできた時は褒めてあげることで信頼関係を築けて、次のしつけができることもメリットです。

  • おすわり:「おすわり」をしたら投げますが、しない場合は待ちます
  • 待て:おすわりしてから少し待たせれば、「待て」を教えられます
  • 取ってこい(持ってこい):投げて声をかければ、ものを取ってくるようになります
  • 放せ:くわえたものを渡すことを覚えさせれば、噛んでいるものを簡単に放します

 

ワンちゃんがボールより直接キャッチしやすい

ボールでも同じ遊びができますが、大きなボールはくわえにくく、小さいボールでは飲み込んでしまうことがあります。

平たいフリスビーは加えやすく、動きがゆっくりのため、ワンちゃんが直接捕らえることができて満足するようです。

 

おすすめの犬用フリスビー

素材にはいろいろな材質があり、重量とサイズもさまざまなものが市販されており、形は円盤型が一般的ですが、違う形のものも売られています。

 

サイズと重さで選ぶ

直径200~270mm程度で、ワンちゃんの大きさに合わせてサイズを選びますが、加えた状態で前足や地面にディスクが当たらないものがよいでしょう。

また、15cmくらいで、くわえやすいものもあります。

軽いものは飼い主さんが投げやすいのですが、飛行中に風の影響を受けやすく安定しないので、ワンちゃんが運べる重さで、できるだけ重いものがおすすめです。

 

形で選ぶ

普通のフリスビーは円盤上ですが、上手く飛ばせない飼い主さんに向いた、ドーナツ型のリングになったものがあります。

風の影響が少なく軽いので、円盤タイプを投げるのが苦手な飼い主さんは検討してみてください。

投げて遊ぶだけでなく、引っ張り合いのロープ代わりにもなります。

 

犬用フリスビーの素材による違い

柔らかい布製のものやプラスチックの固いものなど、さまざまな素材のものがあり、サイズや重さなどと組み合わせて目的にあったものを選びましょう。

 

布製のもの

柔らかいので体に当たっても痛くなくワンちゃんの歯を痛めず、混んでいるドッグランなどでほかのワンちゃんに当たっても、ケガをさせないので安心です。

ただ、遠くに投げることが難しいので競技には不向きですが、室内でも使えるものなどもあり、投げるコントロールに自信がない初心者の飼い主さんや、初めてフリスビーで遊ぶ子犬にもおすすめです。

 

プラスチック製のもの

固さと重さがあって遠くに飛ばせるので、競技会ではこの素材のものが公式フリスビーとして使われ、サイズや色が豊富です。

風が強い時でも安定して投げられるので、投げる技術に自信がない飼い主さんはこれを使うとよいでしょう。

 

ゴム製(シリコン製)のもの

ゴム製のものは重さがあるので投げやすく、コントロールがつきやすいという特長があります。

また、布製ほどではありませんが柔らかく弾力性があるので、ワンちゃんが口でキャッチした時にケガをしにくいというメリットがあります。

また、ゴムに似た素材では、シリコンで作られたものも市販されています。

 

犬がフリスビーを好きになる失敗しない教え方

ワンちゃんと初めてフリスビーで遊ぶにはいくつかの手順があります。

  1. 興味を持たせる:目の前で動かして見せ、匂いを嗅ぐなどしたら褒めるなどする
  2. 追いかけっこをする:手に持ち動かしながら動きを追わせ、追いかけたら褒める
  3. 引っ張りっこをする:端をかませて引っ張る
  4. 軽く投げてみる:近くに「キャッチ」と声をかけて投げ、拾ったら褒める
  5. くわえたものを放させる:「出せ、渡せ」と言い、口から放したら褒める

コツはとにかく褒めながら進めることで、これはしつけと全く同じですね。

 

犬とフリスビーで遊ぼう!失敗しない教え方などまとめ

フリスビーは愛犬が走り回れる広い場所があれば楽しめる手軽な遊びです。

もし、愛犬にフリスビーをキャッチできる才能を感じることあったら、「フリスビードッグ」という競技会に参加してみませんか?

日本フリスビードッグ協会では定期的に競技会を開催していますよ。

優勝目指して、愛犬と日々鍛錬を積むのもまた、楽しそうですね。

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