犬が甲状腺機能低下症になった!歩き方や症状、寿命は?

犬 甲状腺機能低下症
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我が家の家族として迎え入れてからそろそろ10年。

仔犬の頃からずっと休みの日には愛犬とたくさん遊んだりお散歩してきたけど、最近はお散歩もそんなに乗り気じゃなくなってきた。

ごはんの量も変わらないのにちょっと太ってきたし歳をとったんだなぁ。

 

その症状、もしかしたら【甲状腺機能低下症】かもしれません。

犬の甲状腺機能低下症って聞いたことありますか?

 

犬の甲状腺機能低下症とは?

犬の甲状腺機能低下症なんてなんだか難しそうな病名ですよね。

甲状腺機能低下症を発症するとすぐに愛犬の命が危険にさらされる様な病気ではないものの、気を付けなきゃいけないポイントはうっかり見逃してしまいやすい症状だということ。

 

甲状腺機能低下症って? 原因は?

甲状腺とはのどぼとけの下にあり、普段は甲状腺ホルモンという器官から “毎日元気に活動するためのホルモン” が産み出されています。

本来は自分自身を守る為にせっせと働いている免疫機能がなんらかのトラブルやエラーによりおかしくなってしまうと病気を発症してしまうのです。

 

犬が甲状腺機能低下症になるとどうなるの?

元気でいることはそれほど重要?なんて思った方もいるかもしれません。

別に病気で苦しんでいる訳じゃないのならそこまで元気いっぱいじゃなくてもいいんじゃないかと。

でも、元気を保つことって実は犬にとっても人間にとってもすごく重要な事で、甲状腺ホルモンが正常に働いてくれるからこそ細胞が活性化され、年相応に成長できたり病気を跳ねのけたりしてくれるんです。

 

まるで老犬!甲状腺機能低下症の症状や歩き方

甲状腺機能低下症にかかった犬って、まるで老犬の様なしぐさをするんです。

やたらフラフラ歩いたり、歩き慣れたテリトリーなのにドスンドスンと壁にぶつかったり、物につまづいたり・・・

シニア犬のような行動をとってしまう原因が本当に老化によるものなのか、はたまた甲状腺機能低下症が原因なのか早めにチェックしてあげましょう。

 

甲状腺機能低下症の予防方法

甲状腺機能低下症のメカニズムが分かったところで、やっぱり愛犬には発症してほしくないですよね。

甲状腺機能低下症予防や初期段階の予兆など愛犬にしてあげられる事ってあるのでしょうか。

 

犬にこんな症状があれば甲状腺機能低下症かも

元気を司るのホルモンの異常なので、症状としては不調の時の様子に似ています。

  • ぼーっとしていて元気がない
  • ごはんを食べる量が増えてないのに太った
  • 寝てばっかりいて起きている時も眠たそうにしている
  • 寒くないのにブルブル震えている
  • いつもより毛が抜けやすい (特にお腹まあwしっぽ)
  • 発作

 

甲状腺機能低下症って予防できる?

甲状腺機能低下症の予防方は特になく、先ほど紹介したような症状にいち早く気付いて検診を受けさせることが何より大事な対策となってきます。

今一度よくよく観察してみましょう。

物憂げな悲しそうな顔つきになっていたり、しょっちゅう壁にぶつかるなんて症状、見当たりありませんか?

 

甲状腺機能低下症だと思ったらウソだった!?

愛犬が甲状腺機能低下症だと言われたらすぐに治療方法について調べたり、食事を代えてみなくてはと焦ってしまいますよね。

でも、飼い主さんも愛犬も一旦落ち着きましょう。

実はこの病気、稀に”偽” 甲状腺機能低下症なのに誤診されてしまうことがあるんです!

 

発症しやすい犬種

遺伝により甲状腺機能が働かなくなってしまったり、免疫を司っている機能の異常で誤って甲状腺を攻撃してしまうこの病気はゴールデンレトリーバーやドーベルマン、ボクサーなど中~大型犬が比較的発症しやすくなります。

 

“偽”甲状腺機能低下症とホルモンの数値の関係

甲状腺機能低下症と診断されたのに実際には “偽” 甲状腺機能低下症であることがあります。

これは甲状腺機能低下症以外の病気による影響だったり、内服薬の影響で【T4(サイロキシン)】【FT4(トリヨードサイロキシン)】【TSH(甲状腺刺激ホルモン)】と表記されるホルモンの数値に異常を見出してしまう、というカラクリです。

 

甲状腺機能低下症の治療って?費用は?

犬の甲状腺機能低下症を予防するための手段はこれといってありませんが、もしも愛犬が甲状腺機能低下症になってしまったとしても、足りないホルモンを治療で増やしてあげればいいのですから、それほど心配する必要はありません。

 

甲状腺機能低下症の治療薬

治療は足りないホルモンを補う “ホルモン補充療法” というもので、定期的に甲状腺ホルモンの量を測って不足している分を補充してやり、少し時間をおいて薬剤が身体に馴染んてきたところで血液検査をして結果を見るといった流れになります。

まずは1か月後に動物病院で順調に回復しているか検査してもらい、問題なければ3か月~半年の周期で定期的にホルモンの量を調整しながら補充していく形になります。

 

甲状腺機能低下症の治療費用

ホルモン検査、血液検査はそれぞれ5,000円程度。

治療を開始すると1か月後くらいから徐々に元気を取り戻し、寝ていることが多かった犬も元気に運動したり太っていた体重が元に戻ったりします。

元気になってくるのが目に見えて分かると飼い主さんにとってこれ以上の喜びや安心感ってないですよね。

 

甲状腺機能低下症 死亡率は低い?

甲状腺機能低下症になっても症状をしっかりと把握した上で愛犬に治療をきちんと受けさせていれば元気を取り戻せます。

しかし元気になったからと治療を辞めてしまうと症状は一気に悪化するので要注意!

甲状腺機能低下症の犬を危険にさらさない様に常に配慮してあげましょう。

 

甲状腺機能低下症の死亡率

病気を発症したからといってきちんと治療を受けていれば死亡要因に直結することは少なく、犬の “死亡原因ランキング” のワースト10にも甲状腺機能低下症は登場しません。

あくまで『きちんと治療を続けていれば』の話ですが。

 

甲状腺機能低下症の犬は発作や震えが見られたら要注意!

甲状腺ホルモンが少ないと寒くなくても寒いと感じてしまう事があるので、実際に気温の低いところで過ごしていると低体温症で死んでしまうことも。

屋外で飼っている場合は温度の変化が危険です。

甲状腺ホルモンが正常値になるまでは、おうちの中で暖かく過ごせるようにしてあげましょう。

 

甲状腺機能低下症にはヨーグルトがおすすめ!?

甲状腺機能低下症は甲状腺機能がうまく働かず免疫力も下がりやすいので、ホルモンの補充の次に大切なのは腸内環境を整えること

病気発症前と同じように食事をしても栄養バランスが崩れてしまいます。

甲状腺機能低下症の犬用に低脂肪のドッグフードなども売られていますが、おうちで食べさせる際は愛犬にとって何が良くて何が悪いのかしっかりと覚えておきましょう。

 

甲状腺機能低下症には腸内環境を整える食事を

甲状腺機能低下症になると高血糖になりやすく、発症前に比べ糖尿病になる可能性がグっと上がってしまいます。

なので、カロリーをあまり採りすぎず低糖質なごはんを心掛けましょう。

まず避けたいのが脂肪分の高いもの変性したたんぱく質

甲状腺機能低下症を発症すると “脂肪” の分解がうまくできず、変性したたんぱく質は消化しづらいからです。

“海藻類” や “レバー” は病気を悪化させる恐れがあるのでNG、”キャベツ” や “大豆食品” は与えすぎに注意しましょう。

食べさせたい物は先ほどの逆、つまり低脂肪なもの良質なたんぱく質に加え腸内環境を整えてくれるもの

新鮮な生肉や生魚は良質なたんぱく質が採れますよ。

 

高温で加熱するとたんぱく質が変性してしまうんだって。

調理する際はなるべく低温で調理するといいのね!

 

甲状腺機能低下症にはヨーグルトが万能!?

低脂肪で無糖のヨーグルトは腸内環境を整え、他の病気にもかかりづらくなったり口臭予防になったりといい事盛りだくさん!

愛犬の食生活に是非とも取り入れたい食品ですが、いくらメリットがあるからといって、むやみに与えるのは逆効果です。

小さじ2くらいの量を毎日食べさせるようにしましょう。

おなかが緩くて、すぐにくだってしまう犬には常温に戻してから食べさせてあげるのがおすすめです。

 

犬の甲状腺機能低下症 まとめ

こうして一通り病気について把握したところで改めて振り返ってみると、甲状腺機能低下症の症状って老犬のしぐさにとっても似ていますよね?

症状自体はそれほど違和感を感じるものではないので、なかなか気付いてあげにくいですが、もしも愛犬が何をするにも乗り気でなかったり、何に対しても興味なさそうにじーっとしているのが病気のせいだとしたら・・・

甲状腺機能低下症は定期的にきちんと甲状腺ホルモンの正常値をキープすることで元気を取り戻せます。

これを機に健康的な食生活を心掛けて愛犬ともどもいつまでも元気に過ごしたいですね。

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