犬が歯槽膿漏になった!歯が抜ける前に治療をするには?

犬 歯槽膿漏
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人間の病気でも知られる歯槽膿漏は犬もかかることをご存知ですか。

当記事では犬の歯槽膿漏について解説します。

わんちゃんは歯周病にかかりやすいです。

歯のトラブルは3歳頃から始まると言われています。

悪化するとたくさんの歯を抜かなくてはならないことも。

わんちゃんには年を重ねても元気に美味しいごはんを食べてもらいたいですよね。

健康に長生きしてもらうためにもわんちゃんのデンタルケアについて知っておく必要があります。

ぜひ最後まで読んで予防に努めましょう。

 

そろそろうちのわんちゃんもデンタルケアを始めなきゃって思ってたんだ!どんなことをすればいいのかな?
歯が痛くなるのは嫌だよ!歯槽膿漏について詳しく教えて!!

 

【犬の歯槽膿漏】歯が抜ける前に治療するには? 

 

犬の歯周病の中に歯槽膿漏という病状があります。

歯槽膿漏は歯を支える骨から出た膿が歯周ポケットに溜まっている状態です。

進行すると歯が抜け落ちてしまいます。

もしくは治療の一環で抜歯の選択が取られることも。

 

怖い病気だね。歯が抜けちゃうのはかわいそうだよ。どうしたらいいの?
わんちゃんの歯を守るためにできることをこれから説明します!

 

わんちゃんの歯を残してあげるには?

飼い主ができることは歯磨きなどのデンタルケアをこまめにすることです。

病院での治療は歯石を除去すること。

歯槽膿漏を含む歯周病の治療の基本は歯に付着した歯石を落とし口内の細菌を洗浄することです。

歯石がひどかったり歯がぐらつきその隙間から膿が出ている場合、やがて歯は抜け落ちてしまうでしょう。

または歯がしっかりしていても歯周病菌が増殖し体内に入ってしまうリスクがある場合は抜歯になることも。

歯石を落とす治療は全身麻酔にて行われます。

老犬は歯周病をかかえやすいのですが治療には麻酔のリスクを伴うでしょう。

よって歯石ができないようにケアを怠らないことがわんちゃんの歯を残してあげるためにも大切なのです。

 

僕たちわんこも歯みがきが大切なのがわかったよ!

 

わんちゃんの皮膚に穴が開いた!?

悪化すると目の下付近の皮膚に穴が開きそこから膿や血がでてくることもあります。

細菌の増殖によってあごの骨が溶けてその細菌が血液に乗って周辺皮膚まで流れ込み貫通してしまうためです。

ここまでくると全身麻酔で悪化している患部を治療し歯石の具合によって抜歯されるでしょう。

 

穴が開いちゃうの!?歯の病気がそんなに重症だなんて知らなかった。

 

歯槽膿漏で死ぬ!?

進行すると細菌は血液中に流れ込み体内を回ります。

その影響であらゆる臓器に重篤な症状をもたらすことになるでしょう。

特に肺炎や心不全、腎不全を引き起こすと死に至るリスクが高くなります。

一命を取り留めても運動機能に支障が出るような重篤な障害が残ってしまうことも。

ここで歯槽膿漏の一般的な症状を紹介します。

  • 口臭
  • よだれが垂れる
  • 痛みによりご飯が食べにくくなる
  • 食欲低下
  • 鼻血
  • 目の下付近に穴が開く
  • 顔が腫れる 
  • 歯が抜け落ちる

口臭がありその他上記の症状が見られる場合は歯周病を疑って診察を受けるようにしましょう。

 

歯槽膿漏になってしまっても早めに治療することでわんちゃんの歯を残すことができたり命を守ることにつながります!

 

【犬の歯槽膿漏】どんな薬を飲むの?予防法は?

 

犬の歯槽膿漏には抗生物質や抗菌薬が投与されます。

予防するためのケア方法も合わせて解説していきますね。

 

歯の治療は抗生物質を飲むんだね!
でもなりたくないから歯磨きのやり方が知りたいよ∼

 

薬は抗生物質

治療のためには歯石を落とし歯周病を根治させる必要があります。

そのために外科的治療の他に抗生物質を内服することになるでしょう。

抗生物質は歯周病によって顔が腫れてしまった場合にも飲ませることが多いようです。

しかし服用をやめると再発してしまうこともあり継続した治療と家庭でのケアが必要でしょう。

 

お薬に頼りっぱなしはダメってことだね!

 

歯周病のケアは?

歯槽膿漏の予防および治療には家庭でのデンタルケアがもっとも重要です。

わんちゃんが歯の病気による痛みで苦しまないようにするために正しいケア方法を身につけましょう。

 

歯磨き苦手だけど頑張るわん!

 

まだ歯周病になっていない場合

まずは歯磨き習慣を身につけましょう。

歯磨きのしつけは早ければ早いほど良いのです。

歯磨きの練習ステップを紹介します。

  1. 口元を触れるようにする
  2. 歯を触れるようにする
  3. 歯磨きシート
  4. 歯ブラシ

いきなり歯ブラシを使うと嫌がる子が多いでしょう。

上記のようなステップで徐々に慣れさせていくことが大切です。

 

歯磨きの練習は無理強いしないようにしましょう!歯磨き嫌いにならないようにするためにも嫌がるようなら中断したり、前のステップに戻る勇気も大切ですよ。

 

歯周病になってしまった場合

進行具合によりますが一度歯石になってしまうとブラッシングでは落とすことができません。

歯石を落とすためのスケーラーと呼ばれる道具は自宅用にも販売されています。

しかし素人が歯石を落とすことは難しくわんちゃんの歯や口内を傷つけてしまう場合も。

歯周病の治療は基本的には獣医師さんに相談し歯石を落としてもらいましょう。

そして病院だけの治療に任せず自宅でもケアに努めなければなりません。

治療しても放っておけば歯垢がつき3∼5日ほどで歯石になり再発してしまうためです。

 

歯石になっているのであれば無理せず獣医師にご相談を!

 

【犬の歯槽膿漏】治療費はどれくらい?老犬がなったら治療はできる? 

 

犬の歯槽膿漏は治療費が高額になるケースが多いようです。

また老犬がなった場合治療はできるのでしょうか。

この2点について詳しく見ていきましょう。

 

治療費が高いのは厳しいな。どれくらいかかるんだろう?
僕がおじいちゃんになったら歯の病気は治せないの?痛いままは嫌だよ。

 

歯槽膿漏の治療費は?

2∼10万円以上とかなり幅があります。

わんちゃんの歯の治療にかかる金額が変動するのは

  • 病院
  • 進行具合(悪化するほど高額)
  • 抜歯の必要性

などによって大きく異なるためです。

軽度の歯肉炎は2∼5万円程度。

歯槽膿漏は重度の歯周炎なので5∼10万円程度が平均のようです。

場合によっては10万円以上になることも。

特に抜歯が必要であれば5万円を超えることが多いようです。

またわんちゃんの歯の病気は保険が適用されないことも。

治療にかかる料金は病院で確認しましょう。

保険に入っている方は適用されるのかも確認しておくと安心ですね。

 

料金が決まっているわけじゃないんだね。保険の見直しも検討した方が良さそうだね!

 

老犬が歯槽膿漏になったら…?

わんちゃんは老犬(7歳以上)になると老化により歯が抜けることもあります。

同時に歯石もつきやすく歯のトラブルをかかえることも多いでしょう。

歯周病の中でも歯槽膿漏は重度の症状です。

よって全身麻酔での治療が必要となります。

しかし老犬の場合は全身麻酔のリスクが高く手術できないことも。

またできたとしても最後の歯科治療になることもあります。

高齢で麻酔のリスクから手術ができない場合の多くは以下のような処置がとられるでしょう。

  • 抗生物質の内服
  • 病院での定期的な歯ブラシ
  • 歯周ポケットへの抗菌薬の投与

老犬が歯周病を患ってもデンタルケアは諦めてはいけません。

歯ブラシ以外にできることを紹介します。

  • 食後口をすすぐ
    スポイトなどで食後に水を口内に注ぎ食べカスを流してあげることもオススメです。
  • おもちゃはこまめに洗濯を
    歯周病になると口内は雑菌まみれとなります。そのためおもちゃもこまめに洗ってあげないと雑菌が繁殖してしまうでしょう。
  • 乳酸菌を摂る
    サプリやヨーグルトで乳酸菌を摂ることで口内環境を良好に導き口臭予防にもなります。
    デンタルケア用に乳酸菌が入っているおやつを探してみても良いですね。

 

麻酔はおじいちゃんになったら危険なんだね。若いうちから飼い主さんに歯磨きしてもらわなきゃ!!

 

犬が歯槽膿漏になった!歯が抜ける前に治療をするには? まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

当記事をまとめると

  • 歯槽膿漏は歯周病の中でも重症で皮膚に穴が開いたり歯が抜けてしまうこともある。
  • 悪化すると細菌が体内に回り全身に悪影響を及ぼし死に至るリスクもある病。
  • 治療や予防のためにもデンタルケアの習慣を早めに身につけることが大切。
  • 全身麻酔での手術になることから老犬の治療はリスクが大きい。
  • 進行具合によっては治療費が高額になってしまうこともある。

 

犬がなる歯槽膿漏は負担の大きい治療に加えわんちゃん自体にも痛みが伴う病です。

歯石が付かないようにこまめにケアしてあげることが犬の歯槽膿漏のもっとも有効な予防法でしょう。

当記事が皆様のわんちゃんの歯の健康維持に役立つと幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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