犬の歯石が気になる!歯石除去費用やおすすめな方法を紹介

犬 歯石
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わんちゃんの歯石、気になりませんか

犬の歯石の治療のタイミングは歯と歯茎の境目が汚れで分からなくなったらと言われています。

わんちゃんの歯を見てみましょう。

放っておくと歯周病悪化の原因となります。

悪化すると抜歯になったりさまざまな病気になるリスクがあるのです。

当記事では

  • 犬の歯石の治療法
  • 自宅でできるケア方法
  • 歯石除去の費用と保険

について解説していきます。

ぜひ最後まで読んでわんちゃんのデンタルケアの知識にお役立てください。

 

歯石除去 病院での治療

 

歯石除去 治療法

わんちゃんの歯石除去の治療は

  • 薬剤で溶かす
  • 専用器具で削る
  • 超音波で剥がす

これらの方法が取られます。

治療の流れ

  1. 血液検査やレントゲン
  2. 麻酔処置
  3. 超音波スケーラーという専門の器具で削る(スケーリング)
  4. 必要に応じて抜歯
  5. 薬剤で歯を研磨する(ポリッシング)
  6. 歯周ポケットに抗菌薬を塗布

歯石除去の治療はほとんどが日帰りです。

手術時間は軽症であれば30分、重度であれば3時間ほどと幅があります。

 

歯石除去 麻酔なしでできる?

麻酔なしでの歯石除去法もあります。

しかし基本的には全身麻酔にて行われることが多いです。

理由は6つあります。

  1. 削ったり剥がす作業がありわんちゃんが動くと十分にできない。
  2. 歯石除去専用の器具は尖っていて鋭利なものも多くわんちゃんが動くことで口内やその他犬体を傷つけてしまう恐れがあるため。
  3. 根治には歯周ポケットを含む歯茎の内部まで洗浄しなければならないので麻酔なしでは難しい作業のため。
  4. 意識がある状態で施術し、術中にむせたりすることで雑菌が体内に入って肺炎を起こす可能性があるため。
  5. ひどい場合は周辺組織や骨が弱っていて骨折したり出血する可能性があるため。
  6. 歯石除去の治療は痛みを伴うことから肉体的、精神的なわんちゃんの負担を減らすため。

上記のような理由からわんちゃんの歯石除去には麻酔が推奨されるのです。

しかし麻酔なしでの歯石除去を行っている病院やトリミングサロンもあります。

 

無麻酔での歯石除去のメリットとデメリット

 

メリット
  • 麻酔有りの施術よりも料金が安い。
  • 麻酔の負担がないため老犬や持病のあるわんちゃんに向いている。

 

デメリット
  • ひどい場合は無麻酔では取り切れない。
  • 興奮しやすかったり口が触れないわんちゃんはできない。
  • 暴れやすい子もNG。

麻酔なしでの歯石除去は1度の施術ではできません。

わんちゃんが動いたり、わんちゃん自体のストレスや負担を考えると2∼3回に分けて行われるようです。

 

歯石がひどい場合は?

犬の歯石がひどいということは歯周病もかなり進行しているといえるでしょう

ひどくなると

  • 歯がぐらついたり抜ける
  • 皮膚に穴が開き出血や膿が出る
  • 細菌によって死に至るリスクのある病気になってしまう可能性がある
  • 痛みにより日常生活に支障をきたす恐れがある

歯石の具合によって治療にかかる時間や費用が大きく変わってきます

予防してあげることがもっとも大切です。

もしも付いてしまってもひどくなる前に病院で治療しましょう。

 

歯石除去で死亡!?

歯石除去の手術で死亡するケースは多々あるようです。

実際の死亡例を3つ紹介します。

  • 持病(心不全)があった
    麻酔が負担となり術後心不全を起こし死亡。
  • 窒息死
    麻酔なしでの歯石除去中に仰向けで行い窒息死。
    この事故は獣医師ではなくわんちゃんの歯のケアを取り扱うことのできる資格(ドッグハイジニスト)保有者によるもの。
  • 原因不明の死亡
    術中術後と至って順調だったにも関わらず帰宅後に死亡したという例も。
    原因はわからないとのこと。

歯石除去は全身麻酔で行われることが多いためその分リスクがあります。

わんちゃんが麻酔に耐えられるのかしっかりとカウンセリングを受けることが大切です。

また麻酔あり、麻酔なしどちらにもメリットとデメリットがあります。

いずれにしても獣医師とよく相談し納得した治療を選択しましょう。

 

歯石は溶かせる?

 

犬の歯石を溶かす成分の入った歯石除去用の歯磨き粉やジェルなどが販売されているのを見かけますよね

しかし市販のジェルなどで完全に除去することはできません。

前段階である歯垢を落とすのには役立つでしょう。

爪で削ったら取れたという飼い主さんの声も多いようです。

実際はどうなのでしょう。

 

歯石が取れた!?爪で取れるの?

自宅ケア用のスケーラーなどのアイテムで取れることもあるようです。

また爪で削るとポロっと取れたという方もいます。

しかし爪で削って取れたものは歯石ではなく歯垢でしょう。

素人が無理に歯石除去をすることで歯や歯茎を傷つける恐れがあります。

またわんちゃんが恐怖心やストレスを抱えてしまうことも。

無理せず病院で最適な治療を受けることをオススメいたします。

 

歯石除去 予防のためにホームケアしよう

 

犬の歯石は1度できてしまうと簡単に落とすことができません

ここでは予防のためのオススメ方法を紹介します。

 

歯石除去 オススメケア用品

 

歯ブラシ

デンタルケアの定番ですね。

毎日歯ブラシで歯垢を落とすようにしましょう。

 

歯石除去ジェル

ジェルは歯ブラシや歯磨きシートに付けてから優しく歯に馴染ませます。

人間用の歯磨き粉と違いすすぎ不要のものが多いでしょう。

頻繁に使うものなので無添加でわんちゃんの好みの味付けを選んであげると良いです。

 

スケーラー

削り落とすためのものでペンチなどと併用して使われることが多いようです。

しかし自宅で行う際には注意が必要なアイテム。

先端が鋭利なものも多くわんちゃんが動くことで口内を傷つけてしまう恐れがあります。

ぐらついている歯の場合素人がスケーラーを使うことで抜けてしまうことも。

スケーラーの使用は無理せず獣医師さんに相談するのがベストです。

 

わんちゃんのデンタルケアは日々の積み重ねと習慣が大切です。

気が向いたときにだけ念入りにやっても意味がありません。

なぜならわんちゃんの歯垢は3∼5日ほどで歯石になると言われているためです

わんちゃんのストレスを考えると長時間デンタルケアに費やす必要はありません。

毎日コツコツと手早くケアしてあげましょう。

 

歯石除去 費用は?保険適用になる?

 

歯石除去 料金について

犬の歯石を取るのにかかる費用は平均すると5万程度が多いようです
(麻酔ありの場合)

料金の内訳は

  • 診察
  • 血液検査
  • レントゲン
  • 麻酔処置
  • スケーリング(削る作業)
  • ポリッシング(研磨する作業)

抜歯が必要な場合は別途料金がかかります。

抜歯は1本あたり1000円から5000円と幅が広いようです。

病院や病状によって変動があると思っておきましょう。

ちなみに麻酔なしの処置では1.5∼3万円ほど。

こちらは軽度の歯肉炎での歯石除去の金額です。

重度の歯周炎での歯石除去はもちろん全身麻酔となります。

進行具合によりますが重度だと料金は20万円近くかかってしまうことも。

 

歯石除去の費用はわんちゃんの病状によって大きく変動するため一概にいくらとは言えません。

悪化すればするほどさまざまな処置が必要になってくるため治療費も高額になるでしょう。

 

歯石除去 保険について

わんちゃんの歯科治療は保険の適用外であることが多いです。

ペット保険ではなりやすい病気ほど適用外にしています。

わんちゃんは歯の病気になりやすく放っておくとほとんどのわんちゃんが歯周病になります。

そのため歯石除去のみの治療では保険は適用にならないでしょう。

しかし歯周病になっていて治療を兼ねた歯石取りであれば保険が適用になることも

ペット保険の見直しや歯科治療に特化した保険に入りなおすという手もあります。

悪化した際の歯石除去の治療費は高額です。

さらにその後も継続した治療を要するとなると費用はさらに高額になります。

1度に高額な医療費を払わなくて済むように日頃からデンタルケアに努めましょう。

 

犬の歯石が気になる!歯石除去費用やおすすめな方法を紹介 まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

当記事をまとめると

  • 犬の歯石除去の治療は全身麻酔によって行われるが老犬や持病のある子には負担やリスクが大きい
  • 麻酔なしでの治療もあるがデメリットもある。
  • 歯石が付かないように毎日の歯磨き習慣が大切
  • 1度歯石になってしまうと素人では取ることが難しい
  • 歯石除去の費用は高額になってしまうこともある。
  • 犬の歯石除去は保険適用外のことも多いためあらかじめ確認しておくと良い

歯石が付かないようにケアしてあげることで歯周病を予防できます

さらに歯の健康を維持することで長生きにもつながるのです。

コツコツと毎日のはみがきを習慣化していきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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