犬に抗がん剤治療をして後悔する?種類や費用、副作用も紹介

犬 抗がん剤
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犬の死亡原因の “ワースト1” でもある【がん】

愛犬ががんと申告されたら飼い主さんのショックは図りしれないものがありますよね。

ひと昔前は『がんになったら抗がん剤治療をするもの』とまるでセットのようなイメージがありましたが、最近は抗がん剤治療にも賛否の声があります。

 

犬に抗がん剤治療をさせると後悔するってホント?

がんになったのが自分なら、仕事をしながら治療をする道、いっそ仕事は休んで集中的に治療を受ける道、手術を避け自分のすきなことに時間を使う道など多少なりとも自分の気持ちに寄り添うことはできます。

『抗がん剤治療ってめちゃくちゃ苦しい!今すぐやめたい!』なんて思えばお医者さんに相談したり、軌道修正することもできます。

でも、犬の場合はそうも行きません。

 

獣医師さんは目の前の治療に対しての数値上の状況は教えてくれるけど、愛犬が治療をポジティブに思っているかどうかは謎です。。

実際そこが一番の悩みどころよね。

 

獣医師さんに言われた通りに抗がん剤治療を続けた結果、治療漬けで他のことが出来ず後悔してしまったという声も。

 

犬に抗がん剤治療を使う? 使わない?

10歳以上生きる長生きな犬の半数以上は最終的にがんになっていて、それだけ身近な病気でもあるがんは、もはや他人事ではありません。

“がん” と診断された場合、手術をするのか・余生が短くなっても手術せずに過ごすのか今後の方針を獣医師さんと話し合います。

ただでさえがんと告知されたのですから飼い主さんだって気持ちの整理がつかなかったり、すぐに決断できないことだってありますよね。

それでも最終的に決めるのは愛犬ではなく飼い主さんです。

 

いっそ抗がん剤治療をやめるという選択肢

ある人は仕事漬けでほとんど愛犬と過ごす休日がなかったことを悔い、これでもかとばかりに泣いて何度も何度も考えた結果抗がん剤治療をしない道を選びました。

仕事も家でできる仕事に切り替え、愛犬の体を労わりつつ可能な限りリラックスできる場所に出かけ思い出を作りました。

 

発病当初は治療をして余命1年、治療しなければ2カ月と言われていたところ半年生きることができ、最後の半年間は濃厚な時間や思い出を作れたと実感。

愛犬に感謝の気持ちを伝えることができたと感じたそうです。

 

抗がん剤治療をしないとどうなる?

がんと聞いてまっさきに思い浮かぶのが “手術” や “抗がん剤治療” 

がんを取り除く手術の事を “外科治療” 、”化学療法” は抗がん剤を使った治療法で人間の場合はがん細胞をなくす事が目標とされますが、犬の場合は犬の寿命をまっとうできる様『がん細胞を減らす』治療になります。

 

抗がん剤以外の治療法

がんに特化した食事や高濃度のビタミンCを摂取する事で免疫力上げたりマッサージで痛みを取る “緩和治療” の最大のメリットはこれと言った副作用がないこと。

病院によって得意とする緩和治療が違うので、希望する治療が近所でできない事もありますが、副作用のある科学的治療ではなくナチュラルな方法でがんの苦しみを軽減することができます。

 

犬のリンパ腫の “プロトコール” とは

プロトコールと呼ばれる治療計画書には臨床試験の結果を元にいつ・どの薬を・どれくらい投与するかなどの計画が詳細に記されていて、いわば組み合わせ方や量、どんな順番で投与すればベストかなどが記されたマニュアルのようなもの。

たくさんのパターンから愛犬が極力穏やかにに過ごせるよう配慮した治療計画を立ててくれます。

 

犬の抗がん剤治療も保険適用できる?

犬の抗がん剤治療は基本的に治療が長く、そこで気になってくるのがお金の問題。

がんなど生涯付き合っていく事になる病気の治療は場合によっては目ん玉が飛び出るくらい高額になることもあります。

愛犬ががんと診断されたら保険金はおりるのか。

抗がん剤治療のお金も負担してくれるのか。

 

抗がん剤治療の費用

一口に抗がん剤治療といっても摂取方法やどんな薬剤を使うかで金額は変動しますが・・・

平均すると相場はだいたい『3万円程度 / 1回あたり』が目安。

 

抗がん剤治療は保険がきく事が多い

大手保険会社【アニコム損害保険株式会社】などペット専用の保険に入っていれば ”がん” と診断されたら大抵は保険金がおります。

保険の契約内容によって保障は変わってきますが、入院・通院・治療についても補償される事が多いです。

犬用の保険症があれば窓口負担の3割だけ支払う形になるので、何回も病院に通う場合にはとてもありがたい制度ですね。

 

病気になってから保険に入れる?

保険がないと全額自己負担。

基本的に治療が長期間になるがん治療では驚くほど高額になってしまうこともあります。

がんと診断され急いで加入しようとしても、加入してから30日とか90日は保険金が降りないなんて規約があることも多いので、それでも加入するのであれば慌てずに規約をよく確認してからにしましょう。

 

抗がん剤の副作用って犬にもある?

犬用の抗がん剤は人間のものに比べて薄めているので副作用も人間ほど強く出ないとされていますが、それでも犬なりの副作用はあります。

 

抗がん剤をするとどうなっちゃうの!?

ひどくなければ今まで通りの生活はできる?

 

抗がん剤の副作用は犬にもあります

人間の場合は副作用として髪の毛や眉毛がごっそり抜けてしまったり、ひどい吐き気やめまいに一日中苛まされたりすることがあります。

犬も個体差はあるものの副作用からくる体の異変がありますが、人間ほど強い症状ではありません。

もしも周りに抗がん剤治療をしている人がいて、同じ思いをさせたくないと犬の治療を躊躇しているならば、正しい判断をするために一度獣医師さんにきちんと話を聞いてみるべきです。

 

抗がん剤治療の副作用には ”食欲不振” や “震え” も!?

毛の一部が抜けたり、めまいや吐き気などはよく知られていますが薬により口内炎ができやすくなったり下痢をしやすくもなります。

治療をする過程で白血球が少なくなり免疫力が低下するので、がんと診断される前は全然大丈夫だったのに熱が出たり寒気がして震えたりすることも多く、体調の変化にはより一層気を付けてあげたいポイントです。

 

犬に抗がん剤を投与すると家族は被爆するリスクが!?

なんとも衝撃的なタイトルですよね。

がんになって抗がん剤を使うのは人間にも犬にもよくあることですが、それによって被爆?

実はあまり知られていない “抗がん剤による周囲への影響”

多頭飼いをしている方であれば犬にも人間にも関係のある話です。

 

犬の抗がん剤による “微量被爆” って?

獣医師さんと今後の計画を立てる時に抗がん剤の副作用について説明はしてくれますし、飼い主さんとしてもそこが一番聞きたいポイントだったりもしますよね。

でも、抗がん剤は憎きがん細胞をやっつける為に悪い細胞だけでなくいい細胞まで破壊してしまう、ある意味 “化学兵器” のようなものです。

特に成長過程の細胞に攻撃をしかけ、狙い撃ちされた細胞はうまく成長することができなくなってしまいます。

成長過程の細胞が多い赤ちゃんや小さな子供、妊婦さんには特に注意が必要なんです。

 

被爆しない為にはどうすればいいの?

体内に取り込まれた抗がん剤はうんちやおしっこ、皮膚や呼吸する息からも外へ放出されますが、それらを遠ざけることが重要。

余命わずかだからと犬と布団で一緒に寝たり、排泄物を素手で処理していると気づかないうちに少しずつ摂取してしまうことになります。

よく換気をし、犬同士は直接体を舐めたり食器を舐めたりもするので極力離してあげた方が良いです。

治療している本人には回復の為に必要な薬でも健康な人や犬にとっては逆に猛毒となりますので、すぐに症状が現れなくてもそれだけのリスクがあるということを頭に入れておきましょう。

 

抗がん剤治療をしたら愛犬は嬉しいのか

大好きな愛犬が病気になった時、飼い主さんを悩ませる大きな要因のひとつは治療方針です。

選択肢が1つだけなら迷わないで済むのに、技術の進歩により、食べ物もケア商品も病気になった時の治療方法も豊富になり、その分『飼い主さんが決めなければならないこと』が増えるのです。

人間は5、6種類以上選択肢があるとなかなか決めることができなくなるそうです。

愛犬は『まだ飼い主さんとお別れしたくないから抗がん剤治療ツラいけどがんばって一日でも長く一緒にいよう!』と思うのか『抗がん剤治療がこんなに苦しくて治療漬けなら早くラクにしてほしい』と願っているのか・・・

どんな道を選ぶにしても愛犬がこれからの余生を悔いなく心穏やかに過ごせるよう、病気が判明した時点でじっくり向き合って結論を出すようにしましょう。

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