犬に脂肪腫が!手術費用や手当は? 破裂する可能性もあり!

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一日の仕事が片付いたらソファーの上でゴロンと横になって、録画しておいたドラマを見ながら愛犬と触れ合いタイム。

もう家族になって10年、最近動きも少しスローになってきて老犬になってきたなぁなんて感じていると・・・

『ん? なんかここ、ポコっとしこりがあるぞ!』

調べてみるとしこりにはいろんな種類があるらしく、良性であれば脂肪腫、悪性であれば脂肪肉腫、場合によっては腫瘍が破裂することも・・・なんて恐ろしいことが書いてある。

『これって脂肪種? 悪性腫瘍だったらガンになる可能性!? どうしよう、どうしよう、、』

腫瘍、悪性、破裂、肢切断・・・恐ろしいワードがたくさん目に入って来て一気に不安に駆られてしまいます。

 

犬の脂肪腫、放っておくと破裂するって本当!?

よく『悪化すると破裂する』なんていう書き込みが多く見られますが、脂肪腫自体が破裂することはありません。

皮下膿腫と呼ばれる症状などと併せて発症することで血液や膿が増殖し炎症を起こすことで破裂することがありますが、こういった症状を勘違いして『犬の脂肪腫が破裂する』という誤った情報になっているのだと思います。

『破裂』は袋の中に溜まった膿や血液がどんどん増え、袋がパンパンになることで犬の皮膚を突き破ってなんとか外に出ようとするわけですが想像しただけで鳥肌モノですよね。

 

犬の脂肪腫が消えた!?

脂肪腫は発症したからといって大きな病気に繋がることは少ないので、愛犬の体のしこりが脂肪腫だとわかったからといって、獣医師さんに言われた通りにしていれば悪化することもないですし、パニックになる必要はありません。

よく『脂肪腫が破裂したけど 〇〇 したら消えた!』なんて話を聞くこともありますが、残念なことに自然に脂肪腫が完全に消えてなくなる = 治る、なんてことはありません。

 

脂肪腫になりやすい犬種って?

脂肪腫はミニチュアシュナウザーやラブラドールレトリーバーがかかりやすいと言われていたりもしますが、実際にはどの犬種でも発症してしまう病気です。

オスよりメスの方が、幼少期よりも成犬からシニア犬にかけての方ができやすいとされています。

 

脂肪腫ができる原因

犬の脂肪腫は皮膚の下に脂肪の塊が溜まってしまう病気で、そのメカニズムはよく分かっていません。

脂肪の塊なのでぷにょぷにょしているのが特徴で、良性の腫瘍なのでガンに発展したり転移することも、破裂することもありません。

そんな事実を知ってか知らずか、基本的に痛みなどもあまりないことも加わって結構な大きさなのに犬自身も気付いていなかったり、気付いていてもなんら気にせず普段通りに過ごしていることも多いのです。

 

破裂する心配がなくても、脂肪腫が大きくなると・・・
たとえ痛みがなかったとしても脂肪腫が邪魔で動くのが億劫になっちゃったりもするんだ。

太ももにできちゃうと何をするにもとにかく邪魔くさいし、大きくなりすぎたしこりが地面に摺れて血が出ちゃうこともあるんだよ。

さすがにこうなると痛みも出てくるけどね!

 

犬の顎の下の腫れは脂肪腫?

しこりができる場所についてはお腹や背中・胸・太ももなど主に皮膚の柔らかい部分が中心で、同時に複数個所にできてしまうことも珍しくありません。                                        

柔らかいところといえば、顎の下にできることだってあるんですよ。

ここにできたから脂肪腫だとか、ここにできたから安心というものではないという事ですね。

 

もしも悪性腫瘍だった場合は一刻も早く見つけてあげることが重要だから、日頃から愛犬とのコミュニケーションを密にとって体に触れ、念入りにボディーチェックしてあげれば早めに気付いてあげられるね♪

 

脂肪腫の検査費用

やっかいなことに悪性腫瘍とよく似ていて、素人が良性か悪性か判断するのはまず不可能なので、『これは脂肪腫だから大丈夫!』なんて楽観視せず、しこりを発見したらまずは病院で検査することをおすすめします。

脂肪腫かどうかの検査は5,000円 ~ 1万円くらいでできますが、陽性だったとしても腫瘍があまり大きくなければ治療はせずそのまま様子見になることもあります。

 

犬の脂肪腫の手術費用や手当は?

自然治癒が難しい犬の脂肪腫。

いくら獣医師さんに悪影響がないと言われても大好きな愛犬の体にずーっと大きめの腫瘍ができていると飼い主さんとしては意外と気になるものです。

脂肪腫自体は破裂することがないのは安心ですが、他の症状で破裂したら・・・

少しでも小さくする方法が気になりますよね。

 

脂肪腫を小さくするには潰すしかない!?

脂肪腫の原因は解明されていないので、まだ発症していない段階で予防しようにもコレといった予防策もないのが現状です。

脂肪の塊と聞くと、お風呂に入れる回数が少なかったのかなとか不衛生だから体内にしこりができちゃったのかななんて思ってしまいますが、衛生面と脂肪腫にはつながりがないそうです。

 

予防策がないなんて不安すぎる・・・

 

それでもなんとか予防したい時の対策

脂肪腫のもとって “脂肪” なんです。

ということで、脂肪分の少ない食事に代えるとか水分をたくさん摂らせること、そして適度な運動をすることで予防になるのではないかと言われています。

確かにヘルシーな食事にしたことで脂肪腫が小さくなったというケースもありますが、たとえ目に見えて小さくならなかったとしても肥満はたくさんの病気を引き起こすリスクになります。

日頃から健康的な生活を心がけることは長い目で見れば立派な予防策ですよね。

 

脂肪腫の手術費用ってどれくらい?

いつまでも無くならない憎き脂肪の塊・脂肪腫。

場合によっては塊が破裂するかもしれないし、破裂しなくても大きくならないか心配。

『よし!愛犬の為にも覚悟を決めて手術して、完全に取り除いてもらおう』と決心したところでまず最初に気になるのがお金の問題。

脂肪腫を取り除く手術っていくらくらい?

犬へのダメージは?

 

脂肪腫の手術費用

小さなものであれば局部麻酔をして少し皮膚を切り、脂肪腫を取り出すだけでその日のうちに自宅に戻ることができ、料金は2万円前後で済みます。

しかし大きかったり破裂している場合、筋肉の間にできて深い部分にまでこびりついてしまい固くなっている場合などは手術も大がかりになり、何日か入院をする形になります。

脂肪腫の状態により金額はかわりますが、だいたい3~6万円くらいが相場。

 

麻酔の種類や摘出した腫瘍の病理検査、抗生物質の処方などで10~20万円かかることもあります。
手術方法や金額については事前に獣医師さんとしっかり確認して、手術をするのであれば保険がおりるかどうかも含め、きちんと計画を立てておきましょう。

 

退院後は愛犬も精神的に疲れてしまったり薬が合わず体調を崩してしまうこともありますので、予定を調整して何日間かは誰かしら愛犬の側にいてあげれるような配慮も大切ですね。

 

腫瘍が破裂した場合の手当とは

脂肪腫そのものが破裂をすることはありませんが他の症状により破裂した場合、膿や血などを取り除き、新たに菌などが入らないよう清潔にしておかなければなりません。

この頃にはしっかりとした痛みもあるので、飼い主さんが病院代をケチって自分で何とかしようなんて考えず、きちんと獣医師さんに処置してもらいましょう。

よく『前にも脂肪腫って言われたから今回も同じだと思う。この症状なら放っておいて大丈夫!』なんて言っている方を見かけますが、新たに発症したしこりが必ずしも脂肪腫であるかどうかなんてわかりません。

定期的に獣医師さんと相談し、あらゆる病気のリスクから愛犬を守ってあげましょう。

 

犬に脂肪腫らしいしこりを発見したら まとめ

脂肪腫は痛みや痒みなどの強い症状が出にくい為、発症してすぐに気付くことは飼い主さんにも愛犬自身にも難しいかもしれません。

日頃から愛犬のちょっとした変化に気付いてあげることはもちろん、直接体に触れる時間を積極的に作り、愛犬自身が気付いていない異変がないか気にかけてあげましょう。

脂肪腫自体は健康面でそれほど心配することはないものの、筋肉の部分に根付いてしまうと取り除くことが難しく、足を切断するなんて恐ろしい自体に発展しますし、状況によっては腫瘍が破裂することもあります。

そんなことにならない為に最も確実に病気の予防ができる方法は動物病院での健康診断を受けること。

その他ペットサロンで定期的にケアしてもらうことでも飼い主さんと第三者のダブルチェックになり、早期発見につながりやすくなりますよ。

『破裂したから大丈夫!』なんて勝手に判断して、後々手遅れになることの無いよう気を付けましょう。

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