犬が電気コードをかじって感電した!対処と予防の方法とは?

犬 感電
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犬の室内飼育で見落としがちな危険物に、家電のコードとコンセントがあります。

とくに冬はこたつや電気ストーブなどの暖房機器のコードが部屋にたくさんあり、犬がコードをオモチャと感じ違いしてかじり、感電する事故が多く起こります。

また、プラグが刺さっているコンセントも犬がかじりやすく、絶縁ゴムが破れて感電することもあるので要注意です。

ここでは室内飼育の犬が感電した場合の対処や、それを防ぐ方法をご紹介します。

 

犬が家庭で感電する原因とは?

居間のテレビやパソコン、あるいはキッチンの冷蔵庫などいつも置かれている家電のコードなどは、ワンちゃんがいたずらできないようにしているお宅は多いと思います。

ただ、冬になると出て来るこたつ・電気ストーブ・電気毛布などの暖房家電や、夏でも扇風機など必要な時にしか使わない家電のコードはそのままむき出しに放置されていないでしょうか?

ワンちゃんは見たことのないコードに興味を示し、それで遊ぶようになるなど、ふだんの生活の中にはワンちゃんが感電する危険があちらこちらに潜んでいます。

 

電気コードによる感電

コードの導線を覆っている絶縁ゴムが、ワンちゃんがガムを噛むようにかじり付くことで破れ、中の電気が通る導線に触れて感電します。

ふだんコードをいたずらしないワンちゃんでも、遊びに夢中になって興奮すると見境が付かなくなってかじってしまうことがあります。

 

コンセントによる感電

壁の低いところにあるコンセントでも、ワンちゃんが感電する可能性があって危険です。

飼い主さんがそこにプラグを抜き差ししているのが面白そうに見えて、プラグを刺した後にそれをかじって感電することがあります。

また興味を持って匂いを嗅ごうと鼻を近付けてしまい、被毛がコンセントの穴に入って発火するなどという事故も起こります。

 

線路の踏切による感電

ワンちゃんのお散歩コースに電車の踏切があったら、そこを渡る際には注意が必要です。

電車を動かす電流は普通、車両の上に張られていて線路には流れていません。

しかし、電車が踏切を通過したすぐ後には強い電流がレールに流れるため、そのレールを踏んだワンちゃんが感電することがあります。

これを防ぐには、踏切で電車が通過してしばらくしてから渡るか、ワンちゃんを抱っこしてください。

あるいは、踏切を通らないお散歩コースに変更すると安心です。

 

犬が感電した時の症状とは?

軽い感電であればちょっとした痛みやしびれくらいで済みますが、重症の場合は命を落とす事があるので軽く考えていてはいけません。

感電してしまったワンちゃんには次のような症状がみられたら、動物病院に連れて行き獣医さんに診察してもらいましょう。

  • ショックでぐったりしていたり、失禁していたりする
  • コードをかじった口の中を火傷する
  • 身体の皮膚に局所的な火傷がある

 

後遺症の肺水腫には要注意!

ワンちゃんが感電した後の後遺症として恐いのは、血管が損傷したことによる遅発性の出血です。

とくに肺の毛細血管が損傷すると肺水腫を発症することがあり、次の症状が現れて最悪命を落とすことになります。

  • 呼吸困難
  • 不整脈
  • 筋肉の硬直や痙攣(けいれん)
  • 意識障害など

 

犬が感電しているのを見つけたら?

電気コードの近くでワンちゃんが感電しているのを見つけても、あわてて駆け寄ってワンちゃんやコードに素手で触れてはいけません。

まずしなければならないのは、コンセントからプラグを抜くことです!

電気が通ったままの状態で触ると、人間も感電してしまいます。

また、感電したワンちゃんが失禁している時は、オシッコにも通電している可能性があるので、電源を抜く前にオシッコにも触らないようにしてください。

そして、犬がぐったりして動かない時は、心臓の鼓動や呼吸しているかを確認し、停止している場合には急いで心臓マッサージや人工呼吸を行ってください。

 

犬に意識があったら

ワンちゃんに意識があり心拍も呼吸もあるようなら、口の中や皮膚を確認します。

火傷をしている部位があればそこを冷やしながら、なるべく早く動物病院を受診しましょう。

感電の場合、軽症に見えても数日で症状が悪化することがよくあるので、必ず動物病院を受診してくださいね。

 

プラグから導線がむき出しになっていたら

プラグ部分が破られていて触れない場合は、ブレーカーを落として室内の電気を遮断するか、絶縁のゴム手袋や木の棒など電気を通さないものを使ってワンちゃんを動かします。

 

犬の感電を予防する方法をご紹介!

室内飼育のワンちゃんでは、冬に限らず1年を通して感電の危険がつきまといます。

いつも次のような対策を意識して、ワンちゃんを危険から遠ざけるようにしてあげましょう。

  • 家電のコードをカーペットの下に置くなどワンちゃんから見えないようにする
  • 低い位置にあるコンセントにはワンちゃん用のカバーを装着しておく
  • 電気コードやコンセントには触れないようにしつけをしておく
  • 留守番をさせる時はケージに入れる

 

犬が電気コードをかじって感電した!対処と予防の方法とは?まとめ

愛犬が感電しているとわかってもとにかく落ち着いて、何よりもまず電源を切ってからワンちゃんに触れるようにしてください。

そして、愛犬の感電が軽いもので意識があり元気だとしても、必ず動物病院に連れて行き獣医さんの診察を受けさせましょう。

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