犬が床を舐めるのを見たことはありますか?
人間からすると汚いし、床が唾液で濡れるからやめてほしいですね。
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犬はなぜ床を舐めるの?
食べ物のニオイがするから
こちらは、床をベロベロ舐めるのでおとんと私から叱られまくるも、
「したっけ、床が旨いんやからしゃあないやないか」
みたいな顔してる犬氏です。 pic.twitter.com/ph4mMAa8q0— 末武(まつたけ) (@yazuyazu) February 14, 2019
犬なので食べ物を落としたあとのニオイが気になるから舐めることがあります。
まだかけらが落ちているかもしれないし、ネギが見つかって食べてしまうかもしれないからやめてほしいですね。
とにかく床をキレイに拭き掃除する、犬をキッチンに入れないといった対策をしましょう。
退屈しのぎ
人間は暇になるとスマホをいじる、教科書に落書きをするといった行動をします。
同様に暇つぶし感覚で犬は床をなめているかもしれません。
舐めていたら飼い主が構ってくれる、つまらないから何かしたいと思ってやっているのでしょう。
ここでやめなさいと叱ったら犬はなめるのをやめません。
一緒に過ごす時間を増やして犬が退屈しないようにしてあげてください。
ストレスや不安
人間は落ち着かないときに貧乏ゆすりをする人がいます。
それによって落ち着くわけではないですが、同じような感覚で犬は床や足、鼻を舐めることがあります。
運動不足や留守番が多いといった精神的な問題だったり、体の異変を感じていたりと理由は様々。
犬は落ち着け自分!と気分を紛らわそうとしているのです。
胃の調子を整える
犬は胃がムカムカするとすぐ吐き出して調子を整える動物です。
これはゴミや体に合わないものを食べてしまっているときで、嘔吐してしまえば治まります。
また空腹で胃が痛くなることは人間でもありますね。
胃の働きが弱っている可能性がありますが、犬の場合は床を舐めて落ち着かせようとしているのです。
逆に満腹になったあとの胃を落ち着かせようとして舐めることもあります。
病気の可能性
犬が体調が悪くて不安を感じ、床を舐めて落ち着かせようとしている場合もあります。
胃のムカつきどころではなく腸・ホルモン・歯等に異常があると、不快感を抑えようと舐めているかもしれないので診察を受けるべきです。
歯周病の場合は口臭が床につき、そのニオイが気になってなめることがあります。
口臭だけでも歯以外に胃腸・肝臓・腎臓の疾患が考えられます。
床なめをさせない対策は?
床掃除をする
一見キレイな床でも食べこぼしやハンドクリームなどのニオイが残っていることがあります。
犬は気になってしまうので拭き掃除をし、場合によっては消臭スプレーも使用しましょう。
使用するのはペットが舐めても安心なものにしてください。
仕上げに噛み癖を防止するためのスプレーを使うと床なめの防止になります。
ストレスを解消する
ストレスが原因であれば取り除いてあげるのが一番です。
運動不足の犬は散歩の時間や回数を増やす、おもちゃを与える、留守番をさせないといった工夫をしましょう。
群れで暮らす犬にとって自分だけで過ごすというのはストレスです。
コミュニケーションが増えれば体調不良にすぐ気づくことができ、健康も保てます。
避妊・去勢手術をする
犬は避妊・去勢手術をしていないと、性ホルモンの影響でイライラしてじっとしていられなくなることがあります。
何かして解消したい、という気持ちから床を舐め続けていることが考えられます。
関係ないようですが、避妊・去勢手術をするというのも対策です。
絶対に床なめをしなくなるとは言い切れませんが、性ホルモンのせいで気分が不安定になることはなくなるでしょう。
生活を見直す
不規則な生活は人間だけでなく犬にも悪影響を及ぼします。
昼夜逆転の生活やテレビのつけっぱなしは現代人の不眠の原因だと言われていますね。
これは犬にも共通することで、自立神経が乱れると体調や気分に悪影響が出ます。
イライラや体調不良が続くと犬は落ち着かなくなり、床をしきりに舐めるようになってしまうのです。
睡眠不足は犬の寿命が縮む原因にもなるので、一緒に暮らす飼い主の生活を見直してみてください。
すぐに床なめをやめさせるには?
嘔吐させる
犬が床をずっとなめてやめないのならば、今にも吐きそうなときです。
外に出して犬が自ら草を食べ、嘔吐すれば治るので外に出してみましょう。
このとき除草剤が撒かれていないことを確認し、片付けの準備をして行ってください。
動物病院に行く
原因がわからなくても体に異変がある可能性が高いので、動物病院に行きましょう。
「ペット大集合!ポチたま」に出演していただいすけ君は胃捻転で亡くなる直前に床をしきりに舐めていたので異変に気付いたそうです。
胃捻転は食後に起こりやすく、大型犬の死亡原因に多い病気と言われています。
また季節の変わり目や引越し、不規則な生活で自立神経が乱れていると様々な体調を崩す犬はたくさんいます。
近年の異常気象や不規則な生活で、なんとなく調子が悪いと言う人は多いですね。
人間にとって不健康な生活は犬にも不健康です。
床なめの他に元気・食欲がない、便秘や下痢をしていないか等よく観察し、診察を受けましょう。
おはようございます😃
曇り空、モヤッとジワっとイヤな感じ。
朝歩終了。来週梅雨入り?
体調に気をつけましょう!6月12日土曜日
よい週末をお過ごしください。
今日も元気によろしくU^ェ^U ワン!人も犬もやる気がない😅 pic.twitter.com/XjtZu0vYBe
— キーコ (@kiikoJmama) June 12, 2021
まとめ
言葉を話せなくても犬は異常があれば何かしらのサインを出してきます。
床をなめる等のサインがあれば飼い主はできるだけ早く気づいてあげましょう。
サインを見逃さないために普段から犬とコミュニケーションを取り、ストレスを溜めないようにしてください。