筋肉質の犬ってどんな犬? 愛犬を筋肉質にしてあげたい 愛犬のボディメイクに挑戦!

筋肉質 犬 マッチョ
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筋肉むきむきのマッチョ犬が話題になりましたよね!

筋肉質にもほどがあるんじゃない?というほどのマッチョぶりの犬。

実は話題になった犬はウィペットという犬種。

遺伝子異常で筋肉質な体になっているそうで特に鍛えたとかではないそう。

ウィペットって犬種は細いすらっとした犬ですから遺伝子の仕業ってすごいですね。

今回は犬の筋肉がテーマ。

見えないパーツですが愛犬の筋肉にちょっと興味をもってみてあげてくださいね!

 

筋肉質な犬ってどんな犬?

冒頭のウィペットは遺伝子の異常で筋肉ムキムキになったと書きましたね。

ミオスタチン関連筋肉肥大という病名。

珍しいですが人にも起こる症状なんです。

そもそもミオスタチンって筋肉の発達に関連するタンパク質。

このミオスタチンの血中濃度が筋肉の付き方に左右するという物質です。

上記のウィペットは日常生活を送っているだけでマッチョになってしまったようですね。

遺伝子異常など極端な例は別として、愛犬の健康管理をしていれば筋肉の付き方は気になってきますよね。

筋肉質な犬ってどんな犬なのでしょう。

ショードッグなんかは出品前に運動をして筋肉を鍛えているのご存じでしょうか?

犬の筋肉は見た目の美しさにも関係している重要なパーツ。

筋肉ってどんな働きをしているの?

体を動かす筋肉

大きく分けて体を動かす随意筋(骨格筋)と不随意筋(平滑筋・心筋)に。

文字通り自分の意思で動かせるかどうかで分けています。

骨格筋は収縮運動することで体を動かす組織。

歩くことやごはんを食べる事までこの骨格筋が関連しています。

腕の骨で考えてみると腕を曲げると内側の筋肉は収縮しますよね。

縮む筋肉を屈筋・伸ばす筋肉を伸筋といって体を動かす大切な組織です。

体を動かす力を筋力とすると 筋力は筋肉の大きさに比例しています。

熱代謝

犬の通常時の体温は人よりも高めの38度程度。

この熱生産の6割程度を筋肉が行っています。

熱を作るためにエネルギー(糖や脂質)を使うので減量するために筋肉を動かすのは理にかなっていますよね!

免疫力

筋肉の中には免疫細胞を活性化する物質を含んています。

そのため筋肉量が減少したら免疫力も減少するとかんがえられています。

貯水

体のバランスを整えるための水分を一番多く蓄えているのは筋肉です。

筋肉量が少ない人が脱水症状を起こしやすいのはそのためともいわれています。

ポンプ

第二の心臓といわれるほど血液の循環に関係しています。

体から遠くなるほど心臓から血液を送り出して戻す力はよわくなりますよね。

筋肉の収縮が血液を送り出す力を補助しています。

 

筋肉質な犬にする方法

愛犬に筋肉をつけようと思ったけどどうしたらいいの?

人のトレーニング方法はたくさんでてるけど犬ってどうしたらいいんだろう。

愛犬を筋肉質にするために出来ることは大きく分けてふたつ。

「適度な運動と食事」 これが基本です。

愛犬といっしょに飼い主さんも一緒にボディメイクしていきましょう!

犬を筋肉質にするために!筋肉をきたえよう

バランスのいい体にするために緩急をつけた運動をするといいでしょう。

マラソンランナーとスプリンターでは使う筋肉が違うのは有名ですよね。

特別に何かを始めても長続きしないかも(主に飼い主さんの都合で)しれません。

そこで毎日のお散歩で工夫してみましょう。

いつも歩く速度はどれくらいでしょう?

理想的なのはトロットといわれる速足ていどの速度

大型犬だと結構な速度になるので大変かもしれませんが頑張ってみましょう!

人の方でも大股で速足で歩くことで脚の筋肉や尻の筋肉が鍛えられますよ。

慣れてきたらちょっと坂道をのぼって負荷を与えてみましょう。

まんべんなく筋肉を鍛えるための工夫

特別にアジリティーなどをしなくても出来ることがあります。

ちょっとした溝を飛び越えたり、プランターを飛び越えたり。

障害物を右に左によけて歩かせたり。

おもちゃを猫じゃらしのように使って犬に追わせるのも双方良い運動になりますよ!

人の動きが大きければ全身運動にもなります。

すわらせたり伏せさせたりとしつけも兼ねて行えば一石二鳥ですよね。

水泳ってどうでしょう?

関節に優しいのでリハビリにも使われている運動療法です。

全身運動なのでとてもいいエクササイズに。

犬は泳げるものと思っている人もいるかと思いますがそれぞれなんですよ。

泳げるイメージのラブラドールでも苦節十年 11歳で泳げるようになった犬もいます。

必ずフローティングベストなどを着用して安全に気を配ってあげて。

体形的に水泳に向かない犬種もいるので気を付けて行いましょう。

犬を筋肉質にするために!食事に気をつけよう

筋肉は運動をすれば大きくなるものでもないのです。

筋肉の元となる栄養素はタンパク質。

肉!ですよね。

犬は植物性蛋白質の消化が苦手なので動物性タンパク質がベスト。

ドッグフードでまかなうのであればタンパク質が3割以上含まれているものを選びたいところ。

減量目的であっても食事量を減らさずに食事の質を変える事で減量していきましょう。

 

筋肉質な犬ってどんなメリットがあるの?

犬が筋肉質になったときに得られるメリットはたくさんありますよ!

順をおって説明していきます。

犬が筋肉質になって起こるメリット

免疫力があがる

犬の筋肉の中には免疫細胞の原動力となるグルタミンを含んでいます。

そのため筋肉を鍛えて大きくすることで免疫細胞の活動の源もふえて免疫力があがるしくみ。

代謝があがる

筋肉が大きくなると少しの運動で大きなエネルギー(脂質・糖質)を消費します。

そのため基礎代謝があがるのです。

老けにくい

筋肉をつけて活発に動き回る事で肉体の老化を防ぐことができます。

必ずやってくる老いですが、寝たきりにならないためにも若いうちから筋肉を鍛えておきましょう。

犬を筋肉質にすることで人へのメリット

愛犬に筋肉をつけるために愛犬と一緒に運動しますよね。

そのことで副産物的に飼い主側にもメリットが。

一緒に健康的な生活を送る事ができますよ!

少し早めに歩いたり長い時間でもゆっくり歩くことで飼い主さんの筋肉も鍛えることができます。

 

筋肉質な犬のまとめ

愛犬を筋肉質にしていく方法やメリットについてでした!

犬が筋肉質になっていけばいいこといっぱいですよね。

ボディビルダーのようなマッチョを目指すのであれば専門知識が必須です。

ですが健康維持のための筋肉質ボディを目指すのなら日常生活でもじゅうぶん!

犬と一緒に筋肉改造して飼い主さんも体質改善していければいいですよね。

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