犬が誤飲して嘔吐した!?吐かせる、症状が出るまでの時間は?

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お隣に越してきた同じ種類の犬を飼っている飼い主さん。

引っ越しのバタバタのさなか、犬が誤飲したり嘔吐してしまったそう。

引っ越したばかりで勝手が分からない状態で大変だったのよ~、なんて話してたけど・・・

確かに見るからにやんちゃそうだもんなぁ。

その点うちの子はおりこうさんだから人間のごはんなんて食べないし、嘔吐もほとんどないし、病気ならともかく誤飲は全然大丈夫!

なんて思っている飼い主さん。

本当に誤飲のリスクから愛犬を守ってあげられていますか?

 

犬が誤飲した時には吐かせる方がいいって本当?

 

例えば、飼い主さんが帰ってくるといつも靴下を欲しがる犬もいます。

『じゃれているだけだから問題ないでしょ。実際こんなにかわいくて癒されるし♪』と愛犬からちょっと目を離した隙に靴下を誤飲してしまってたなんて事例が世界中でたくさん起こっているのです。

犬自身がすぐに『なんか変なもの飲み込んじゃった!』と思って嘔吐してくれればまだ良いものの、そのまま腸に引っかかってしまったら・・・

嘔吐したとしても誤飲したものをうまく吐いてくれるとは限りません。

 

誤飲したものを吐き出したら安心していい?

誤飲しただけでも心配なのに、目の前で愛犬がおぇーっと吐いてしまったら『もしかして悪化してるのかな?』なんてとてつもなく不安になってしまいますよね。

しかし、誤飲の場合は嘔吐してくれた方が安心なのです。

全て吐き出してけろっとしていれば不幸中の幸い。

いつも通りリラックスして過ごせているか観察する形で大丈夫ですが、一部しか吐き出せていなかったり、いつもと様子が違ったら動物病院を受診しましょう。

病院では詳細な状況説明が求められます。

  • 何時ごろ
  • 何をどれくらい誤飲し
  • 何を吐き出したか
  • その後の体調の変化
  • 犬種
  • 持病、アレルギーがあるか

 

すぐに病院にかからず様子見をしている場合は嘔吐物をアップで写真に撮っておくと、後から説明をする時獣医さんも理解しやすいよ。

時間が経つと記憶もおぼろげになっちゃうから、気付いた点や愛犬の様子なんかも時系列と一緒に書き留めておくと後々分かりやすいね!

 

吐かない時、絶対に無理やり吐かせてはダメ!

吐いた方が安心と聞くと、吐き出さなかった場合は吐かせなければ!と焦ってしまいがちですが・・・

一度深呼吸して落ちついてください。

インターネット上にあがっている素人による処置法を参考に誤った手順で犬に吐かせるのって、私たちが気持ち悪い時に喉に指を突っ込んで無理やり吐くことの何倍も何十倍も苦しいし、危険がいっぱいなんですよ!

誤飲したものが尖っていたら、逆流させる時に食道や口の中を切ってしまったり、変なところで引っかかって呼吸困難になってしまうかもしれません。

しかも犬の胃液って人間よりはるかに強力で、そんな強い胃液が逆流すると普段胃液に触れる機会のない食道はその刺激に耐えられずに炎症を起こしたり本来の働きができなくなってしまったりもします。

愛犬の為と思ってとった行動だったとしても、そうなってくると立派な虐待ですよね。

なんの為に動物病院や獣医師が存在するのかよく考え、軽々しく自分で何とかしようなんて絶対に思わないでくださいね。

 

犬が透明なものを吐いたら要注意!? 食後の嘔吐は大丈夫?

普段あまり吐かない愛犬が吐くと、慣れないうちはその都度びっくりして不安になるものです。

嘔吐物が透明や白っぽい場合はごはんの食べすぎや水の飲みすぎ・早食いが原因で胃がびっくりしてしまっただけなので、その他に変わった様子もなく落ち着いているようであれば問題ありません。

ガツガツ食べて吐いてしまうこと自体は緊急事態ではありませんが、それが毎回となるとやはり犬の体にとってあまりいい状況とは言えませんよね。

早食いはよく噛まずに物を飲み込むということなので、それだけ腸閉塞のリスクも高まってしまいます。

よく噛んで食べられる様に少しずつ与えたり、知育玩具を利用してゆっくり食べる練習をすることで腸閉塞のリスクも軽減できますよ。

人間も犬も早食いは ”百害あって一利なし” ですね。

 

犬が誤飲してしまった時、症状が出るまでの時間は?

 

犬が誤飲した場合、焦っているからこそ『1時間様子を見てみて嘔吐しなければ大丈夫』とか『瞳孔が開いてなければ安心』なんて安心できる答えが欲しいものです。

しかし残念ながらそんなものはなく、誤飲した”物”や”犬種”によって嘔吐するまでの時間も変わってきますし、中毒症状の現れ方や嘔吐するまでの時間もまちまち。

よくSNSなどで『犬種は〇〇で1歳です。〇〇を大量に食べてしまったんですが大丈夫でしょうか?』のような書き込みを見かけますが、愛犬のことを想うのであれば、まずは動物病院に連れて行き専門知識を持っている獣医師にアドバイスを求めましょう。

 

犬が誤飲した時、もしも腸閉塞だったらどんな症状?

誤飲をした際は冷静な判断をしたいところですが、一刻も早く病院に連れて行かなければならないシチュエーションは【中毒】や【腸閉塞】の疑いがある時です。

中毒性の疑いがある食物に関してはほとんどの飼い主さんが愛犬が食べてしまうことのないように普段から注意深く気を付けているものですが、腸閉塞の場合は普段ふつうに食べている食べ物でさえ要因となってしまいます。

 

どんなものを飲み込むと腸閉塞になるの?

 

よく言われているのは

  • 食べ物 → 動物の骨や歯磨きガムを大きいまま・固いまま飲み込んでしまう
  • 大好きなおもちゃ → 大好きすぎて口の中に入れて遊んでるうちに誤飲してしまう
  • 自分の匂いのするものや皮製品 → 首輪など皮製品の皮の味が好きな犬も多い
  • 飼い主さんの匂いのするもの → 手袋や靴下など口に入る大きさのものを誤飲

 

その他にも飼い主さんの気付かないところで誤飲されている物には、使い終わった乾電池や保冷剤、輪ゴムや髪をまとめるヘアゴムなどがあります。

乾電池を入れ替えた時ってうっかり古い乾電池をその辺にぽんと置いて忘れてしまったりしますよね。

保冷剤やヘアゴムだってそうです。

人間のおやつとか中毒性のある食べ物に関しては『ここに置いておいたら食べちゃうかもしれない』と気を付けますが、使い終わった乾電池に保冷剤にゴムですよ!

こんなもの、まさか愛犬が食べてしまうなんて思いもしないですもんね。

これらは食べ物ではないので誤飲してしまった場合、胃に運ばれてからももちろん消化せず大きな形のまま腸に居座ってしまい腸閉塞を引き起こしてしまいます。

こうなるとフラフラしていて元気がなかったり、おなかがぽこっと膨らんでいたり、苦しそうにするなどの症状が現れます。

 

ヘアピンやカミソリの刃、iPadなどのタッチペンや家の鍵を飲み込んでしまったこともあるよ!

 

先ほど揚げた誤飲してしまう物たちはほんの一例ですが、つまり実際には『これが危ない』という事ではなく、なんだって誤飲してしまう可能性があるという事です。

シチュエーションで見ると床やソファーに落ちているものを飲み込んでしまうことが多いですが、『なるほど! 乾電池やヘアゴムの置き場所を気を付けよう!』ではなく、家の中を常に整頓して犬が安全に過ごせる空間に保つことが大切です。

 

愛犬がビニールを食べた!?

ビニールって食べ物を小分けにしたり、ビニール紐で雑誌をまとめてゴミに出したり、私たちにはただの便利な道具やゴミでしかないですが、犬には私たちが思っているよりもはるかに魅惑的な存在として映っているのです!

ロープや雑巾など引っぱり遊びがだいすきな犬はビニール紐も恰好のおもちゃだと思ってしまいますし、あのシャカシャカという音がなんだか妙に好奇心を掻き立てたり、エアパッキンのプチプチ触感が病みつきだったり、食べ物の匂いが付いていたり・・・

犬は『だいすき♪』と思うとその物に異常に反応してしまいます。

『だめ! 危ないから返して!』なんて叱ってもなかなか口から離してくれないなんて経験ありませんか?

 

ビニールだけでも楽しいおもちゃなのに、肉汁が付いてたりするとおやつかなって思って飲み込んじゃうことがあるんだ!

 

想像しただけで恐ろしいですね。

とりあえずスーパーで買った冷凍の物だけでも急いでしまおうなんて格闘しているうちに愛犬がこっそりビニールをくわえて持って行ってしまうこともあるので、充分に注意しましょう。

 

犬が誤飲してしまったら まとめ

 

誤飲はいくら気を付けていても思わぬ瞬間に起こってしまうもので、どんな愛犬家でも誤飲のリスクを完全に防げるかと言われればそれはとても難しいはずです。

しかし、『こんな事も起こりえるんだ!』と知っているかいないかで普段の注意の仕方も変わり、結果、誤飲のリスクを減らすことができますよね。

嘔吐に関しても要因はたくさんありますが、嘔吐した前後の様子をきちんと観察できているかいないかが肝心なのです。

だいすきな愛犬だからこそ、かわいがるだけでなく愛犬の行動や嗜好をよく観察して誤飲の可能性をできる限り減らしてあげたいものですね。

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