犬のふけの原因は?乾燥対策と保湿対策をご紹介

犬 ふけ
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最近忙しくてあんまり愛犬に構ってあげられていなかったけど、久しぶりの連休。

たまにはシャンプーするかと気合いをいれたところで

『あれ? なんか耳の後ろに変な粉が・・・』

よく見てみると、他の場所にもかさぶたがあって。

『え? この粉ってもしかして、ふけ?』

犬も人間と同じようにふけが出ます。

人間の場合は白っぽい粉状ですが、犬の場合は毛の根本にカサカサ塊が付いていたり体の一部に斑点のように現れたり一見ふけに見えない出方もするんですよ。

 

犬のふけや抜け毛の原因は?

 

犬のふけの原因ってどんなものがあると思いますか?

人間のふけで考えてみるとまず真っ先に思い浮かぶのは乾燥やアトピー、アレルギーなどではないでしょうか。

もちろん犬の場合もこれらの原因は共通します。

その他の原因としてはダニやカビなど菌へ感染していることも考えられ、ふけと併せて抜け毛の原因になっていることもあります。

 

犬のフケの原因は乾燥やストレス!?

ふけの原因でダントツに多いのは乾燥によるもの。

最近は室内で飼い主さんと一緒に生活をする犬が増えてきて、部屋の中の温度が24時間常に一定に保たれていたり、ホットカーペットやこたつで暖をとる犬も。

それはそれでいいのですが、長時間の暖房は同時に湿度も下がっていってしまうので充分な加湿も忘れずに!

湿度は50~60%以上が理想的で、ウィンターシーズンは保湿剤などもじょうずに取り入れて愛犬を乾燥から守ってあげましょう。

ふけの意外な原因としてストレスからきている場合もあります。

何らかの原因でストレスを強く感じると平静を保とうとして血管が収縮し免疫力が下がり、病気のリスクが上がることがあります。

免疫力が下がるということは当然、皮膚炎やアレルギーなどを発症してしまうこともあるということ。

犬の皮膚は通常20日ほどで生まれ変わりますが、ターンオーバーのサイクルが乱れ急にふけがたくさん出てしまうことがあるのです。

ストレスが原因の場合は乾燥の時と同様、ストレスの要因を取り除いてあげることが必要です。

ふけが急に出た時にどんなことが起こっていたかよく観察してみると『こんな時にストレスを感じやすいんだな』という愛犬のストレスを感じやすいポイントが見えてきますよ。

 

一時的なストレスによるものだったら、そのまま放っといても大丈夫?

 

何かに強く興奮したりストレスを感じてふけが出た場合は、今後同じようなストレスを感じさせないような配慮が必要です。

原因が一過性のものであればそのまま様子を見ていても大丈夫ですが、しばらくしても症状が治まらない場合は獣医師さんに相談してみましょう。

ふけ自体は病気じゃないからなんて放置してしまうと、皮膚が気になってペロペロ舐めすぎてしまい、それが原因で皮膚炎になってしまうというケースもありますので楽観視はNGです。

 

アレルギーが原因でフケの症状が出ることも!

ふけは皮膚が生まれ変わる時に古い角質が外に押し出されることで発生する老廃物で、健康な犬もふけは出ます。

気を付けなければいけないのは、やたらとふけが増えてきた時。

原因はいくつかあり、乾燥やストレスが原因なのだとしたら、その原因を取り除いてあげればいいのですが、もしかしたら病気にかかって体が異常を訴えているのかもしれません。

 

急にふけが出始めて病院で調べてもらったら、実はアレルギーになっていたなんて診断されるケースも多いんだって!

 

アレルギーにかかってしまうと・・・

アレルギーの原因であるアレルゲンが体内に入った時に、撃退しようとして特殊な化学物質が放出されます。

この物質はアレルゲンをやっつける代わりに副作用のような形でかゆみを引き起こしてしまうので、かゆみを感じた犬が皮膚をかく → 肌が荒れる → フケが出る という悪循環を起こしてしまうのです。

アレルギーが原因でふけが出る場合は、アレルギーそのものの治療が大前提です。

シャンプーや保湿クリーム・かゆみ止めなどどの角度からの対策が必要か、獣医師さんとよく相談して正しいケアをしてあげましょう。

 

フケが出やすい犬種ってあるの? 子犬や老犬は?

ふけが出やすい犬種は主に体の毛が長い犬種。

毛が長いということはそれだけ汚れや皮膚炎を起こす原因が溜まりやすいということなので、ブラッシングやシャンプーなど定期的にきちんとケアしてあげることが重要です。

毛の長くない犬種でも子犬やシルバー犬の場合は免疫力があまり強くないので、何かの拍子にふけが出てしまうこともしばしば。

シーズーやウェストハイランドホワイトテリア、フレンチブルドッグはアトピーを発症するリスクが高いので、病気を発症していなくても子犬の段階でふけ対策や乾燥・保湿対策をしっかり行っておくと成犬になってからも安心ですね。

 

犬のふけを抑えるポイントは乾燥対策と保湿対策

 

犬のふけを抑えるには乾燥対策・保湿対策と併せて適度なシャンプーとブラッシングに尽きると言っても過言ではありません。

ふけの原因については先ほど説明しましたが、心因的原因やストレスからきている場合にも優しく声を掛けながら丁寧にシャンプーやブラッシングをすることで愛犬もリラックスでき、一石二鳥です。

『ふけが出ないようにシャンプーしなきゃ!』ではなく、愛犬に寄り添ってケアしてあげることが大切ですね。

 

犬のフケを抑えるシャンプー方法や頻度

シャンプーなんて何を使っても大差ないだろうなんて思っている飼い主さん!

犬のふけを抑えるのにシャンプー選びはとっても重要なポイントなんですよ。

まさかとは思いますが、そんなに頻繁に犬をお風呂に入れるわけじゃないから・・・なんて飼い主さんのシャンプーを併用したりしてないですよね?

犬の肌って人間の1/6くらいの厚さしかなく、ものすごくデリケートなんです。

その上人間と違って弱アルカリ性なので、できれば無添加で人工的な香料や着色料が入っていない物を選び、月1回程度でいいのででやさしく丁寧に洗ってあげましょう。

いくら犬に優しいシャンプーだからといって、シャンプーを使いすぎると皮膚への刺激が強まってしまうので適量を意識しましょう。

月に2回以上シャンプーするようであれば少し少なめでも大丈夫ですよ。

 

正しいシャンプー方法

  1. 犬の体を濡らす前にしっかりとブラッシングをしておく
  2. 体温と同じくらいのぬるま湯でしっかりと体中を濡らして表面の汚れを取る
  3. 犬用のシャンプーをしっかりと泡立てる
  4. 力を入れすぎず優しく優しく全身を洗う
  5. 泡が残っていることの無い様よく洗い流す
  6. ドライヤーをかける時間が短く済む様、しっかりとタオルで水気を吸い取る
  7. ドライヤーの熱で皮膚が暖まりすぎない様、肌から離して乾かす

 

ドライヤーをかける時間は極力短いに越したことはないですが、急ぎすぎて半乾きだった場合、カビが付いてふけが悪化してしまうことがあるので、『素早く、でもしっかり!』を心掛けましょう。

 

シャンプーってたくさんありすぎてどれを選んだらいいのか分からない!

 

少し大きなペットショップに行って注意深くシャンプーコーナーを見てみると、たくさんの種類が売られています。

ふけを抑える効果のある『角質溶解性シャンプー』や乾燥を防いで保温効果のある『保温性』シャンプー、他にも『抗菌性シャンプー』『抗真菌性シャンプー『抗脂漏性シャンプー』『止痒性シャンプー』・・・

それぞれ成分や目的が違うので、愛犬のふけの原因がなんなのかしっかりと把握したうえで、その症状に合ったシャンプーを選ぶことが何よりも重要になってきます。

インターネットであがっている情報を元に『こんな症状だからアトピーかな』とか、『犬友は暖房の付けすぎで乾燥してるって言っていたからうちの犬の乾燥が原因かな』とか憶測で判断せず、きちんと動物病院で診断してもらうことをおすすめします。

誤ったシャンプーを使い続けることで皮膚トラブルが悪化すると愛犬の今後に大きな悪影響を及ぼしてしまいますよ。

 

フケ対策にはブラッシングもおすすめ

ブラッシングもふけ対策には重要な対処方法のひとつで、表面についた汚れを取り除いてくれますが、ただ単にブラッシングと言っても、愛犬に合ったブラシを使っているかどうかで効果が大きく変わってきます。

シャンプーは月に1回程度で大丈夫ですが、ブラッシングは2、3日に1回くらいのペースがおすすめ。

毛足の短い犬にはイノシシなど獣の毛で作られたブラシを、毛足の長い犬には巣リッカーを使用することで抜け毛も絡めとりやすくなります。

ピンブラシは肌を適度にマッサージしてくれ、皮膚も活性化や愛犬とのコミュニケーションにも効果的なので積極的に利用していきたいアイテムです。

 

犬のフケが気になったら まとめ

 

ふけってシャンプーがご無沙汰だったから出るわけじゃなく、いろいろな要因から来ているものなんですね。

ペットを飼う人が増えて、大好きな愛犬にかわいいおもちゃや洋服をたくさん与えたり、犬と素敵な写真が撮れるスポットが話題になっていたり・・・

でも、それって本当に犬の為になってますか?

犬だって一人になりたい時もあるし、過度にストレスを感じるとふけが出ることもあります。

SNS映えなんて犬にとってはどうでもいいことですし、そんなことよりも飼い主さんとたくさん遊んで、お散歩して、ブラッシングしてもらって普通の毎日を過ごせることこそが、実はなによりの健康法なんですよ!

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