犬が突然鳴く!犬の鳴き方がおかしいのはなぜ?

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私たちのように「話す」ことができない犬は鳴くことによって感情をぶつけます。

突然なんの前触れもなく鳴きだしたり、悲鳴のような声をあげることはありませんか。

今回はそんな犬の鳴き方について見ていきたいと思います。

鳴き方に種類があるって本当?

 

一般的に犬の鳴き声は「ワンワン」ですよね。

それ以外にも「クゥーン」や「ヴー」などたくさんの声をあげます。

ワンワン

多くはこの鳴き方でしょう。

声のトーンに注意して聞いてみてください。

トーンが高いときは楽しかったり気分が上がっている状態。

逆に低いときは【警戒】や【怯え】だと言われています。

要求吠えや無駄吠えもこう鳴く場合が多いです。

ヴー

喉から低く唸るような声です。

人や物に威嚇をするときに出します。

見ず知らずの人や他の動物などを目の前にすると牙をむいてヴーという場合は安心できるような場所へ連れて行くなどの対応をしてみて下さい。

ただし、おもちゃで引っ張り合いこをして遊んでいる最中にヴーという声がでている時もありますのでそんな時は心配いりません。

クゥーン

甘えたり、何かをおねだりする時によく聞く鳴き方です。

けれど弱弱しい声で「クゥーン」と不安を覚えていることも。

その時はなるべく不安を取り除いてあげるといいかもしれません。

私の飼ってるわんこはよくこの声でなくよ!
ゲージから出して~!おやつちょーだい!
そんな声されると弱いんだよ~

他にも遠吠えなど声ひとつでたくさんの表現があります。

様子をよく観察し、なにを訴えているのか見てあげてください。

 

悲鳴のように鳴く意味って?

普段の生活の中で甲高い声を聞いたことはありませんか。

「キャン」と短く声をあげたり「キャインキャイン」とないたり少し長めに「キャイーン」と鳴くことも。

突然そんな声を上げると、どうしたのだろうかと不安になってしまいますよね。

大抵の場合、悲鳴のような甲高い鳴き声は反射的に出たということが多いです。

人間でいうとモノや人と接触した時などに「いたっ」や驚いて「わっ」と思わず言ってしまうことってありますよね?

愛犬達にとって「キャン」という声は人間の「いたっ」や「わっ」と同じような状態なのだそう。

キャンといった後にいつも通り元気そうにしていたらあまり心配はしなくても大丈夫。

他にも寂しいと感じたり助けをもとめるときなどにもそういった声をあげることがあるのだそう。

その都度あった接し方をしてあげるといいかもしれませんね。

尻尾を踏んじゃった時なんかもだね
だって痛いんだもん!気を付けてよ!

 

こんな時は病院に!

心理的なことや、驚いてしまってなどそういった原因で悲鳴のような声をする犬たち。

けれどすべてがそうだとは限りません。

悲鳴のような声のあと、歩き方が変だったり動くことを嫌がる仕草がある場合は注意が必要です。

すこしでもおかしいなと感じたらすぐに病院へ行って診てもらうことをおすすめします。

血の塊が血管に詰まりその場所に酸素や栄養が行かなくなる病気では突然の強い痛みが身体を襲います。

また椎間板ヘルニアも悲鳴を上げるほどの痛みがでるのだそう。

痛そうな表情で悲鳴のような声をあげる場合はそういった病気の可能性も充分ありえます。

どんな状況でもは言葉を話せないので鳴くことで飼い主さんに必死に知らせようとしています。

キャンと鳴いた後元気がなかったり様子がおかしかったらすぐに病院へつれていきましょう。

 

変な鳴き方をするときの対処法

鳴くことでなにかを訴えますが、それがあまりにもひどいとご近所トラブルの原因になってしまうかもしれません。

トラブルを防ぐために飼い主さんが責任をもってしつけを行うことで防いであげてください。

正しい知識をもってしつけをすれば、信頼関係が築けお互いが穏やかに暮らすことができます。

どうしても自分の力じゃ無理!と思う方はプロに任せることも考えてみてください。

また、部屋の窓を開けっぱなしにしない、防音仕様に部屋を変える等ちょっとした工夫でだいぶ鳴き声の伝わり方が違いますので是非一度お試しを。

 

犬の鳴き方まとめ

いかがだったでしょうか。

鳴くという行為はコミュニケーションのひとつです。

私たちは共通の言葉を持たない為、そうやって鳴き声で多くのことを知らせてくれます。

ワンというたった一声にたくさんの想いが詰まっていると思うと、とてもすごいことだと思います。

完璧に理解することは無理でも、少しでも何を伝えたいのかわかるヒントになればいいなと。

また、少しでも様子が変だと感じたらすぐに病院に連れて行って医師に診てもらうことをおススメします。

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