ワンちゃんを新しい家族として迎える際に、室内飼育であればトイレが必要になります。
いろいろなタイプがありますが、よくあるフラットなものでは、足を上げてする男の子の場合にとびちりが気になります。
そんな悩みをもつ飼い主さんのため、とびちり防止機能をもつ犬用トイレが売られているのをご存知でしょうか?
また、犬のオシッコとびちり防止トイレは手作りすることも可能なので、それについても併せてご紹介します。
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そもそも家のなかに犬のトイレが必要なの?
トイレが間に合わなくて布団の上でおねしょをしてしまった犬。
寝ててもトイレが近くにあればトイレに行くので今回はうっかりしてしまった模様。可愛いので許される。 pic.twitter.com/9MplWLmMeQ— DAICHI (@ff_fuson) November 30, 2022
「散歩の時にさせるからいらない」としてお家の中にトイレを用意しないでいると、外に出られないほど天気が悪い日は散歩に連れて行けず、ワンちゃんはトイレを我慢しなければなりません。
お家のなかでもいつでもできるようにしておけば、我慢をさせて体調をくずすことがなくなります。
それに、トイレできちんとできるようにしつけをしておけば、旅行の時などトイレを持ち歩くことで粗相を防ぐこともできますよ。
犬のトイレの種類にはどんなものがあるの?
散歩に困る梅雨の季節。犬のトイレを新調. pic.twitter.com/jkEFlS5HO5
— コメットさん (@comet19625) June 10, 2018
形だけでなくて機能や素材など、それぞれ特徴があるトイレがたくさん販売されています。
細かな違いまでをここでお伝えすることはできませんが、代表的なスタイルをご紹介します。
手軽なフラットタイプ
平らなトレーにトイレシーツを敷いて使うシンプルなスタイルのトイレで、シーツの交換がしやすく、旅行などの際に持ち運びやすい形です。
女の子など、座ってオシッコするワンちゃんに向いていますが、足をあげてする男の子の場合はとびちりが心配です。
折りたためるL字タイプ
真ん中で折りたたむ形になっていて、ふたになる面は、シーツを敷く面に対して直角に立てて壁のようにしてセットします。
足を上げてオシッコする男の子に、壁に向けてオシッコするようにしつけておけば、お家の壁を汚す心配がなくなります。
とびちりを防ぐウォールタイプ
三方が壁になっていて、どちらを向いてオシッコをしてもとびちりを防ぐことができ、壁の高さや角度などがそれぞれ工夫されているので、ワンちゃんに合ったものを選べます。
ただ、大きいために洗いにくく、お出かけする際の持ち運びにはやや不便です。
犬のトイレの選び方、注意することは?
ももちゃんのおトイレ遍歴。
1番は単純に成長のため使用不可。2〜4はおちっこはみ出し😅5番はダイソーの水切りカゴ。おしっこが下に落ち切らない。そして今6番の犬用トイレだけど、💩は下に落ちないのでほうきで履き取ってあげることが必要。でもおちっこの飛び散りはなし。毎日替えればお手入れ簡単。 pic.twitter.com/ih0Z0dh1N7— ももᙏ̤̫りり@longévité (@MomoLily_05xx) February 23, 2021
形やデザインのほかに選ぶ際に気をつけたいのは、次に上げることなどです。
サイズが身体の大きさに合っている
ワンちゃんの身体より小さいトイレでは、ワンちゃんはきちんとトイレでしているつもりなのに、はみ出してしまうことがあります。
また、ワンちゃんは用を足す前にその場でクルクル回る習性があるので、少し大きめのサイズを選んであげるとよいでしょう。
表面にメッシュカバーがついている
しつけを始めた子犬などで、トイレシーツがなんだかわからずに誤食してしまうことがあります。
それを防ぐにはメッシュカバーがついているトイレがおすすめです。
また、このカバーによってシーツのズレを防げるので、ワンちゃんが安心してトイレを済ませられます。
ただ、メッシュの形状や粗さによってはワンちゃんの爪がひっかかり、思わぬケガをすることがあるので選ぶ際には気をつけましょう。
シーツ交換が楽で、丸洗いできるなど手入れをしやすい
ワンちゃんはきれい好きなので、シーツは毎日何度も交換しなくてはなりません。
その際に構造が複雑だったり、カバーなどが固く締まって取り外しにくかったりすると、飼い主さんにとって大きなストレスになるでしょう。
実際に交換作業を試してみてから購入することをおすすめします。
また、使用しているうちにどうしても汚れがたまり、放っておくと悪臭の元になってしまうので、定期的に全体を洗うことになります。
その際に、手軽に丸洗いできるトイレであれば面倒にならないでしょう。
とびちり防止機能をもつ犬のトイレとは?
ポールタイプのトイレか、囲いじゃなくて折り畳みタイプのトイレだとどうかな?
犬OK宿とかだと、大体左のタイプ置いてあるよ~ pic.twitter.com/iwRBRpMNMd— おつう🍪 (@MQLadyBTSJ) May 21, 2022
形状でいえば「L字タイプ」か「ウォールタイプ」がとびちりを防ぎます。
ウォールタイプには囲いが一体になっているタイプと、取り外せるタイプがあります。
また、とびちりを防ぐ方法として「オシッコポール」を取りつけられるものがあり、トイレの中に「目標」を作ってあげることでとびちりを防げます。
犬のとびちり防止トイレはプラダンで手作りがおすすめ!
プラダンで犬のトイレを作った。
さあ、足上げてじゃんじゃんやってくれ! pic.twitter.com/wY76HSJRMO— 石ちゃん (@le2aout) September 12, 2021
囲いの形が合わないなどの理由でとびちりを防げない場合に、プラダンを使った手作りのトイレで対応することができます。
プラダンとはプラスチック製のダンボールで、DITホームセンターやネット通販で購入可能です。
紙製より耐水性と耐久性が高く、ハサミやカッターで簡単に切れて、両面で―プやボンドなどで加工しやすいので、誰でも簡単にワンちゃんに合ったトイレを作れます。
ブログなどで作り方が紹介されているので、ご参考にされてはいかがでしょうか?
犬のトイレの選び方!とびちり防止の方法は?まとめ
プラダンで作った犬用トイレ🐕
歩きながら💩する子でも大丈夫だった╭( ・ㅂ・)و グッ ! pic.twitter.com/oU71Vfl6pU— 河原むぎちゃ (@mugicha345) August 6, 2019
愛犬のトイレをお家の中に用意することは、愛犬のストレスをためないだけではありません。
オシッコやウンチの色や量を毎日チェックすることで、愛犬の健康状態をチェックすることができるので、面倒がらずに用意してあげてくださいね。
その際トイレであれば何でもよいということではなく、ワンちゃんの体型やしぐさや性格に合ったものを選びましょう。
とくに愛犬が男の子であれば、周囲へのとびちりを防止する配慮が必要です。
たくさんの種類があるなかで愛犬に合うものがなければ、とびちりを防止できる犬のトイレを、プラダンなどで手作りするのもよいですね。