犬にネームタグ(迷子札)をつけておこう!

ネームタグ 犬
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なにかの拍子に家を飛び出したり、遠くにお出かけしている時にリードが外れたりして、迷子なって保護されるペットが増えています。

そんな迷子の愛犬の首輪にネームタグがあれば、すぐに連絡してもらえます。

最近では迷子札としてだけではなく、愛犬のアクセサリーとしてもよい、おしゃれなネームタグが販売されています。

 

犬のネームタグやネームプレートは迷子札

「おとなしいし、散歩以外にお家の外に出さないから、迷子札がなくても大丈夫」と思っていませんか?

ふだんおとなしいワンちゃんでも、驚いたり興奮したりすると思わぬ行動を取ることがあります。

「来客が来て、扉を開けたとたんに飛び出した」などのほかに、「車に乗せていたら、ドアを開けた瞬間に飛び出した」との話もよく耳にします。

あるいは大きな災害時に、避難中にはぐれてしまうことがあるかもしれません。

災害や事故はいつ起こるか誰にもわかりませんから、ふだんから備えておく事をおすすめします。

 

なぜ犬の鑑札ではなくネームタグが必要なの?

「鑑札をいつも首輪につけているから大丈夫」という飼い主さんもおられます。

鑑札をもらう際には住所や名前を登録しますから、ワンちゃんを保護した人が警察や保健所に届けてくれていれば、問い合わせるとすぐに引き取ることができます。

ただ、警察や保健所からわざわざ連絡はありませんので、こちらから連絡する必要があります。

これらに加えて電話番号を書いておいたネームタグがあると、保護してくれた人が連絡をくれることがあり、すぐにワンちゃんを引き取れるので、ネームの装着がおすすめなのです。

 

犬のネームタグにはどんな種類があるの?

さまざまな種類がありますが、大きく分けて3タイプあります。

 

リングなどで首輪やチョーカーに取り付けるタイプ

手軽で、さまざまな形やデザインと材質があり、印字するスペースを大きく取れるので、名前や電話番号だけでなく住所やワンちゃんの性格など、ほかの情報を印字しておけます。

ワンちゃんの性格によってはぶら下がっていることを嫌い、かじり取ってしまう子もいるので初めてつけたときはしばらく様子をみてください。

また、つけているうちにリングが壊れて落ちることがあるので、こまめにチェックしておきましょう。

 

首輪やチョーカーに直接装着するタイプ

両端が輪っかになっていて首輪を通す造りになっているものや、巻きつけるものなどがあります。

首輪と一体なので落ちにくく、運動大好きなワンちゃんやぶら下がっているものを気にするワンちゃんにおすすめです。

首輪に合わせる形になるので、デザインのバリエーションは少ないです。

 

首輪やチョーカーがそのままネームタグになっているタイプ

首輪にネームプレートを埋め込むタイプのほか、首輪そのものに印字するものもあります。

これらは首輪をつけておきさえすればタグがついているので安心ですが、お値段がやや高めです。

また、首輪はすぐに劣化するので交換することが多いグッズですが、その際にはネームタグも新たに購入しなければならないのがデメリットです。

なお、お散歩にハーネスを使っている場合に首輪を外すと、ハーネスが外れて迷子になった時に困りますし、そのままつけ忘れることもあるので、できるだけ外さないようにしましょう。

 

犬のネームタグをオーダーメードで楽しもう!

ペットショップや、レザークラフト専門店などのアクセサリー系ショップなどで、市販品やオリジナル品などさまざまなプレートや首輪に印字してもらえ、ほとんどはネット通販で購入が可能です。

また、オーダーメードで世界に一つだけのネームタグを作ってもらえるお店が増えています。

市販のありきたりのものでなく、大好きな愛犬のかわいさを引き立てるような、おしゃれなタグをつけてあげたいと思う飼い主さんにおすすめします。

 

100均アイテムでおしゃれな犬のネームタグを手作りしよう!

お金をかけたオーダーメードもよいですが、手近にある100均のアイテムで、おしゃれでかわいいネームタグを手作りすることもできますよ!

材料だけでなく道具なども100均で揃えられるので、上の動画をご参考に、以下のものを揃て作成してみてはいかがでしょうか?

  • 材料:フェイクレザー・フェルト・布・ネームワッペン・ネームテープなど
  • 金具類:カラビナ・リング・ひも・ワンタッチホックなど
  • 道具:ハサミ・目打ち・手芸用ボンド・両面テープなど

 

犬にネームタグ(迷子札)をつけておこう!まとめ

言葉がしゃべれない愛犬がもし迷子になった時、自分のことを伝える大切なアイテムですが、ご紹介したように犬のネームタグはおしゃれとして楽しむこともできます。

オーダーメードでいくつもかわいいネームタグを用意して、おしゃれ感覚で付け替えを楽しむのもよいでしょう。

ただし、ネームの字体を凝り過ぎてしまい、迷子になった時に保護した人がそれを模様と間違えて、なかなかお家に帰れなかったなんて笑い話もあります。

犬のネームタグは、ひと目で連絡先だとわかるようにしておくようにしておくことが大切です。

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