犬の粉薬の飲ませ方は?はちみつやマヨネーズが効果大!

犬 粉薬 飲ませ方
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人だって苦いものは苦手なのに、言葉がわからないワンちゃんにとっては、何でこんな不味いものを口にしなくてはならないのか納得できないことでしょう。

早く元気になって欲しいから内服させるのに、嫌がって暴れられてしまうと泣きたくなることでしょう。

愛犬への粉薬の飲ませ方は、頭を悩ませるポイントなのではないでしょうか?

そんな同じ悩みを持った方々が、犬に粉薬を内服させることに成功した飲ませ方の記録がネット上にたくさん上げられています。

ここではワンちゃんが好むものに混ぜるなど、内服させるためのさまざまな方法を紹介します。

 

犬の内服剤の形状とは?

人と同じで、大きく分けて錠剤、カプセル、散剤、液剤があります。

 

錠剤

有効成分を添加物などと一緒に固めたものです。

ワンちゃんが好むように甘くコーティングされたものや、内服した後に少しずつ成分が放出される徐放性のものなどもあります。

 

カプセル

ゼラチンから作られたカプセルで粉や液が溶け出す時間を調節しています。

例えば腸に成分を届けたい場合は胃で溶けないように作られています。

まれに食道に貼り付くことがあるので、必ず水とともに内服させてもください。

 

散剤

これが一般に言う粉薬で、ツブの大きな細粒や顆粒もこの仲間として含まれます。

成分の量を細かく調整することができるために、超小型犬などにも適正な量を調節することができます。

 

液剤

水(精製水)などの液体に成分が溶かし込まれていて、吸収が早いので効き目が早く見られます。

ワンちゃんが内服しやすい甘味がつけられたシロップはこの仲間です。

 

犬が内服を嫌がる理由は?

人なら苦くても我慢できますが、ワンちゃんは苦くて臭いものは大嫌いで我慢ができないのです。

大嫌いだから口にしたくない、それだけのわかりやすくて明白な理由ですね。

  • 味が苦くて嫌い
  • 嫌な匂いがするから嫌い
  • お腹がいっぱい

直接的にはこれらが薬を嫌がる理由です。

お腹がいっぱいで嫌がるのなら空腹のときに与えれば良いのでは?

いえ、それはちょっと待ってください。

食後に内服しなくてはならないものもあってそれは守らなければなりません。

また、決められた量を内服しないと効かない場合もあるので、嫌がるから半分にするなどと勝手に量を調節するのも止めてください。

なお、ワンちゃんは意外と人の挙動を見ています。

挙動不審な表情や言動で与えようとするとたちまち見破られてしまうでしょう。

内服させる際にはあまり意気込まず、どちらもリラックスして平常心の自然体で向き合ってください。

 

どのように内服させればいいの?

先に紹介したいろいろなものはメーカーが気まぐれで作っているのではなく、有効成分を効かせたいところに確実に運ぶために考えられたものなのです。

ですから、勝手にカプセルを外して内服させるなどということをしては、効果がなくなるかもしれないだけでなく、おかしな副作用が起こってしまうかもしれません。

ワンちゃんに処方出してもらったら、まずはそのままで内服させることができるかどうか試してみてください。

ワンちゃんがおとなしく口にしてくれるのであれば、普通に内服させるのが一番の方法です。

どうしても嫌がるような時に、あの手この手で工夫するようにしてくださいね。

 

粉薬(散剤、細粒、顆粒)

これらをワンちゃんに内服させるには以下の手順でのませてください。

  1. 口を閉じたらその端に指を入れ、外側の頬を引っ張って歯と頬の間にすき間を作る
  2. 水で湿らせた指に粉を付け、それを歯と頬の間の粘膜に塗り込むようにする
  3. 塗り終わったら頬の外側から揉んで唾液と混ぜて飲み込ませる

強い苦味や嫌な匂いが少なければこれで大丈夫なはずです。

終わるまでおとなしくしていたら、思い切り褒めてあげてくださいね。

もちろん大好きなオヤツもあげてください(ただし一緒に与えて良いかを獣医さんに確認しておくことを忘れない様にお願いします)。

 

それでも内服することができなかったら

苦味や匂いを嫌がって、塗ろうとしても暴れたりするようならば、フードやオヤツにまぶしたり混ぜたりしてみましょう。

ただし、苦味や匂いが強過ぎるとワンちゃんに気づかれて口にしなくなるばかりでなく、フードやオヤツそのものを口にしなくなってしまうことがあります。

そのような場合は別の方法を考えることをおすすめします。

 

錠剤やカプセル

どちらもそのまま内服させた時はすぐに水で胃に流し込んでください。

食道に貼り付いてしまうと効果がなくなるほか、食道で炎症を起こしたりします。

  1. 両手で上下のアゴを押さえたら上アゴを持ち上げるようにして口を開かせる
  2. 喉の奥にいれたら口を閉じる
  3. 吐き出さないように押さえてマズル(鼻口部:口の周りから鼻先)を上に向ける
  4. すんなり飲み込めるように喉元をなでてやる
  5. 水を与えるか、スポイトなどで水を流し込む

 

嫌がってどうしても内服してくれない時は

フードなどに埋め込んで一緒に食べさせてください。

錠でのコツはワンちゃんが一口で飲み込める大きさにカットすることです。

ただし、細かく砕いて良いかどうかは獣医さんに確認しておいてくださいね。

また、カプセルを外して中身だけを与えるのは絶対に止めてください。

どうしても嫌がって口にしない時はやはり獣医さんに相談して対策を考えてください。

 

液剤やシロップ剤

  1. マズルを上向きにして口を開けさせる
  2. スポイトやシリンジ(注射器)に薬液を入れて犬歯の後ろ辺りに差し込む
  3. 液を少しずつ流し込む(一気にいれるとむせるので気をつけましょう)

注入が終わったらしばらくマズルをやや上むきに保持して飲み込むのを待ちます。

マズルを直角に上げてしますとワンちゃんがむせてしまうので、やや上向きにしてあげましょう。

 

食べものと一緒に与える時はどうするの?

ドッグフードにそのまま混ぜるだけではすぐに感づかれて、ドッグフードも口にしなくなってしまうかもしれません。

そこでおすすめの方法は、ワンちゃんが大好きなカボチャ、サツマイモ、ジャガイモを蒸して丸めて、その中に隠すと良いですよ。

  1. 蒸したカボチャ、サツマイモ、ジャガイモだけを丸めたものをあげる
  2. 同じように丸めた中に粉や錠剤などを入れてあげる
  3. 吐き戻していないか、口の中に残っていないかを確認する

この時のポイントは丸める大きさを一口で飲み込めるくらいにすることです。

また、団子を作る手に匂いをつけないようしないと、鼻の良いワンちゃんにはすぐバレますので、気をつけましょう。

 

野菜のほかに使える食品とは?

以下のものであれば、ワンちゃんが好んで口にしてくれるでしょう。

  • ハチミツ
  • 練乳
  • マヨネーズ
  • チーズ
  • 魚肉ソーセージ

ハチミツや練乳は糖分、マヨネーズは油を摂り過ぎないように少量にしてくださいね。

ただし、アレルギーがないことを確認することと、混ぜて良いかどうかを獣医さんに確認してからにしてください。

そのほかに、オブラートに包むのも良いですね。

ワンちゃん用にほんのり甘味がついたものが市販されています。

甘いものが好きなワンちゃんですから、オヤツのような感覚で喜んでもらえるでしょう。

 

内服補助用オヤツとはどんなもの?

いくら内服させるためとは言っても、人が口にするものを使うのはちょっと心配があるかもしれませんよね。

最近ではワンちゃんのために考えられた、内服補助用のオヤツがたくさん売られていて、オヤツをあげるように内服させることができるのです。

 

中に入れることができる一口サイズの固形タイプ

チーズ味、ビーフ味、ササミ味、さかな味などワンちゃんの好みに合わせて選べます。

柔らかい造りになっていて錠やカプセルを簡単に包み込むことができます。

 

混ぜ込めるペースト状タイプ

混ぜ込みやすいペーストタイプで、甘い味やチーズ味のものなどがあります。

チュールのようなものやゼリータイプの者も選ぶことができます。

これらには補助としてだけでなく、ミネラル分を多く含んだ補助食品のようなものなど、用途によって使い分けることができます。

食が細くなったシニアのワンちゃんにカロリー補給ができるように高カロリーのものもあります。

 

犬の粉薬の飲ませ方は?はちみつやマヨネーズが効果大!まとめ

愛犬に薬を飲ませなければ元気にならないとわかっていても、嫌がるのを無理矢理飲ませるのは飼い主さんにも大きな心の負担になってしまうことと思います。

また、愛犬だって大好きな飼い主さんが何でこんな酷いことするのだろうと、傷ついてストレスを溜めてしまうことになるかもしれません。

ここまで、犬用の粉薬や錠剤、カプセルなどを愛犬に飲ませる際の飲ませ方にはいろいろな方法があることを紹介してきました。

普通に口を開けさせ、放り込んで飲ませる正攻法と、次善の手段としてご飯に混ぜる、オヤツに隠す、投薬補助オヤツを使う方法も紹介しました。

しかしこれらの方法を実施する際には注意すべきことがあります

それは、粉薬などを仕込む飲ませ方で仕込むところを愛犬には見せないことです。

犬はとても勘が鋭い動物ですので、飼い主さんのいつもとは違う表情や動作を読み取ることができます。

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