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愛犬がふりかけしないと食べない!
食べてくれた‼️😭😭😭たくさん、お食べ😊💕石なくなーれ🎵
犬用のふりかけ、おやつを砕いて混ぜたら、やっと食べました‼️ pic.twitter.com/zky59fpd39— eiko (@cocolulu666) September 3, 2018
「ふりかけしないと食べない」うちの愛犬もある時期から、「ふりかけ頼り」になりました。飼い主さんであれば、このような経験があるのではないでしょうか?
「ふりかけかけないと食べない」って、なんか子供みたいでいい印象ないですよね。しかし、ふりかけはただの嗜好品ではなく、飼い主さんの「愛犬の心配事」を解決できるものになります!
この記事では、「犬用ふりかけで愛犬の健康を守る!」内容を紹介していきます。
愛犬の食いつきが悪い。ふりかけをかける前に
食事の好みや食べる量は、犬の種類や年齢により変わります。いつもより「ドッグフードを食べなくなった」というときは、ふりかけを与えて、食べさせようとする前にいくつか確認してみてください。
病気
ドッグフードを食べない、水も飲まない、ぐったりしているなどの時は、体に何らかの異常があるかもしれません。動物病院で受診・相談しましょう。
運動不足
犬にとって食べることは、成長するための栄養と、活動するエネルギーの摂取です。活動によるエネルギー消費が少なく、栄養が満たされていると、必要以上に食事を摂りすぎないような機能が備わっています。
家でずっと寝ていたり、散歩や運動が不足していると、消費エネルギーが少なくなり、食べる必要が無くなってしまいます。また運動が不足していると、基礎代謝量が落ちて病気にかかりやすくなってしまいます。散歩や家の中でのボール遊びなどで、運動不足を解消しましょう。
基礎代謝量とは
じっとしていても、消費するエネルギーのこと。年齢と共に低下していきます。そのため年齢に応じた食事量の増減も大切です。
おやつのあげすぎ
ついつい与えてしまうのがおやつです。少しくらいなら問題ありませんが、おやつの与えすぎにより、肥満・病気の原因にもなります。家族それぞれが少しずつ与えて、結果的にドッグフードが食べられないほどになっていないか、確認してみてください。
「食べる」ことは、「生きる」ために必要なこと
愛犬が、体調も良さそう、運動不足も無い、おやつも与え過ぎていないなら、犬種・年齢に適した量のドッグフードを食べさせる工夫が必要です。
なぜならドッグフードには、犬の成長や、健康でいるために必要な栄養素が含まれているからです。飼い主さんが、愛犬と長い時間過ごすためにも、主食であるドッグフードを食べさせる工夫をしましょう。
愛犬の食いつきアップ以外のふりかけ効果
愛犬にドッグフードを食べさせる工夫として、種類を変えることも手段の一つですが、なかなか愛犬にピッタリ合うものを見つけるのは、時間がかかってしまいます。そこで、今食べているドッグフードに、ふりかけをかけて試してみてください。
犬用ふりかけを与えるメリット
ドッグフードにふりかけを与えるメリットを挙げてみます。
- 食いつきが良くなり、ドッグフードを食べることで、必要な栄養素の摂ることができる。
- ドッグフードで不足する栄養素を、ふりかけで補うことができる。
- デンタルケア効果のあるふりかけなど、病気の予防になる。
ふりかけをかけて、食いつきが良くなると、愛犬にとっても飼い主さんにとっても、うれしいことですよね。
犬用ふりかけを与えるデメリット
では、ドッグフードにふりかけをかけて食べさせるデメリットは何でしょうか?次のようなものが挙げられます。
- ふりかけを購入するため、毎月の出費が増える。
- 市販されている犬用ふりかけは塩分が多いので、塩分の摂りすぎによる、健康上の不安がある。
犬用ふりかけ、手作りをしてみよう
デメリットについては、市販されている犬用ふりかけではなく、ふりかけを手作りすることで、解消できます。手作りというと、大変そうと思われますが、簡単に手作りできるふりかけを紹介します。
ただし、デンタルケアなど病気予防のためのふりかけは、手作りでは難しいので、市販されているもので、比較検討してみてください。愛犬の健康状態や、目的に合った成分を含んでいるかなど、知識を得て、少しずつ効果を試しながら、与えていきましょう。
犬用ふりかけ手作りレシピ紹介
ささみふりかけ、ふりかけだけを先に舐めます(´・ω・`) #柴犬 pic.twitter.com/WmAqvr4pRe
— 赤いきつね柴 みためはたぬき (@V3q9Kd6jmP5sb9t) January 19, 2021
私が市販ふりかけから、手作りふりかけにしてみて一番良かったと感じたことは、愛犬の食事について考えるきっかけになったことです。周りの飼い主さんでは、手作りふりかけがきっかけで、手作りフードを始めた方もいらっしゃいます。
与えるときは、ドッグフードによく混ぜましょう。ふりかけだけを食べてしまいますので…。
手作りふりかけの特徴
・調理時間は、完成まで30分くらい。
手間と時間がかからないような、簡単なレシピをご紹介します。
・使用する食材は一つだけ。
食材の量が少ない方が消化に優しく、食品アレルギーの有無も分かりやすいです。
与えるときは、まず少量からふりかけてください。レシピは、魚、肉、野菜からそれぞれ一つずつ紹介していきます。栄養素を補えるよう、偏りが無いように、魚、肉、野菜と食材をローテーションして与えるように気を付けましょう。
犬用手作りふりかけレシピ【魚】鮭
魚に含まれる主な栄養素はEPAと、DHAです。ふりかけで使用する食材は、鮭です。鮭に含まれるアスタキサンチンは、がん予防の効果も期待できます。
EPA
動脈硬化の予防、アレルギーの軽減や改善、中性脂肪の減少が期待できます。
DHA
血液をサラサラにし、血中の脂質濃度軽減、目の粘膜の活性化、脳の活性化が期待できます。
材料
鮭切り身(骨なしを選ぶと楽) 1切れ(約100g)
材料原価
150円~200円くらい/100g
作り方
- 耐熱容器に鮭を並べる。
- ラップをふんわりかける。
- 電子レンジ500Wで、1分20秒加熱する。
- 身をほぐして、皮と骨を取り除く。
- 再度ラップをして、30秒加熱して完成。
- 冷めたら、ジップロックなど保存容器に入れて、冷凍保存する。
- 保存期間は、冷凍で約1カ月。
犬用手作りふりかけレシピ【肉】鶏ササミ
肉に含まれる主な栄養素は、なんといっても豊富なタンパク質です。タンパク質は、血・骨・筋肉・皮膚・被毛を作る大切な成分です。
タンパク質の大切さは、犬が必要なたんぱく質の量って?の記事で詳しく紹介しています。
使用する食材は、鶏ササミを使います。肉の中でも、鶏ササミは高タンパク低カロリーで、愛犬の体作りには最適です。
作るときはできるだけ新鮮な食材を選びましょう。また愛犬の体調や年齢によって、消化不良の不安がある場合は、しっかり火を通しましょう。
犬にとっての生肉については、犬にとって生食って危険?でメリット、デメリットを解説していますので、こちらも参考にしてください。
材料
鶏ササミ 2本(約100g)
材料原価
100円~150円くらい/100g
作り方
- あらかじめフォークで肉を刺して、破裂防止を行う。
- 耐熱容器に鶏ササミ並べる。
- ラップをふんわりかける。
- 電子レンジ500Wで、1分20秒加熱する。
- レンジから取り出し、2分ほど余熱で火を通す。
- フォークなどで身をほぐす。
- 冷めたら、ジップロックなど保存容器に入れて、冷凍保存する。
- 保存期間は、鮭と同じく冷凍で約1カ月。
犬用手作りふりかけレシピ【野菜】さつまいも
野菜に含まれる主な栄養素は、ビタミンやミネラルなどです。使用する食材は、さつまいもでビタミンのとても豊富です。ビタミンは、老化防止・皮膚を守る役割があります。他には炭水化物、食物繊維などが含まれていますが、カロリーが高めなので、与えすぎには注意が必要です。
材料
さつまいも 1/2本
材料原価
100円/1本
作り方
- 皮の部分を水洗いする。
- 両端を切り落とし、スライサーでスライスする 。
※さつまいもは固いので、手を切らないよう気を付ける。 - あく抜きをする
スライスしたさつまいもを、10分程水に浸す。
途中で3回ほど、水を変える。
白いのがあくなので、水が白くならなければ、あく抜き完了。 - 水切りをする 。
- キッチンペーパーに並べて、水分を拭き取る。
- クッキングシートに重ならないように並べる。
- 電子レンジ600Wで、2分加熱する。
※薄さなどで、焦げる場合もあります。時間調整をする。 - 裏返して、同じく1分半加熱する。
- 細かく砕いて、でき上がり。
- 常温であれば約1週間、冷凍であれば1カ月ほどが保存期間。
犬用ふりかけで歯磨き効果、歯石予防になる?
犬の歯は歯石が溜まりやすいもの。歯周病の原因にもなるので、適度な歯磨きが必要です。市販の犬用歯ブラシやシートなどで丁寧に。口の中を触られるのがイヤな犬もいるので、ムリしすぎず徐々に慣れていくようにしましょう。#いぬとねこの家づくり工房 #愛犬家住宅 #犬のいる暮らし #犬 #歯磨き pic.twitter.com/goDlqYGnDT
— おの設計(小野紀章)@福島県桑折町で家づくり&まちづくり (@koori_onosekkei) August 19, 2020
食後には、犬も歯磨きをしなければいけません。犬の世話の中で、結構大変なことが「歯磨き」ですよね。毎日歯磨きをしないといけないのは、わかっていますが嫌がる犬が多いです。うちの愛犬は、歯磨きをしようとすると、歯をむき出しにして、怒ります。
歯石とは
食事をした後、口の中や歯についた食べ残しと、ミネラルなどの成分がくっつき、石みたいなもの(石灰化という)がに歯に付着してきます。これを歯石といい、歯周病など色々な病気の原因になってしまいます。
人にも歯石はできますが、約20日くらいでできるのに対し、犬の歯石は2~3日で、できてしまいます。歯石ができてから取り除くのは大変なので、歯石予防が大切です。歯磨きを嫌がる愛犬に、かんたんにできるものを紹介します。
デンタルガム
デンタルガムをおやつとして、毎日与え続けると、歯石の付着が約70%減少するといわれています。特に嫌がらることなく食べてくれるので、歯石予防の第一歩としておすすめです。
マウスクリーナー
マウスクリーナーは、飲み水に入れて、愛犬が飲むだけでデンタルケアができるというものです。マウスクリーナーに入っている亜鉛の成分が菌を減らす役割をして、口の中をきれいにしてくれます。
犬用の歯石予防ふりかけ
歯石予防効果のある犬用ふりかけを食べると、効果が得られるというものです。中に入っている成分により、体の中から口をきれいにしてくれます。
犬用ふりかけ、手作りレシピ・歯石予防 まとめ
犬用ふりかけを与えることで、飼い主さんの大きな悩みである、
- 食いつきが悪いことによる、栄養不足の解消
- デンタルケアなどの歯石予防
などの効果が期待できます。
また経済的な面や、手作りフードの第一歩として、手作りふりかけに挑戦することもおすすめします。犬に手作り食は大丈夫?の記事も参考にしてください。
食べることは、毎日続いていく大切なことなので、無理のない範囲で、
「自分で作ったご飯を愛犬が食べる」
という喜びをかみしめ、愛犬とHappy lifeを楽しみましょう!