犬のトイレのしつけは成犬になっても大丈夫?外でしかしない場合等

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トイレトレーニングは犬を迎え一番最初に行うしつけだと言われています。

あちこちに粗相をしないように、決めた場所にするよう教えてあげるには来て最初の一週間が肝心なのだそう。

子犬の頃が一番吸収してくれる時期だと言われていますが、成犬になってもトイレのしつけはできるのでしょうか?

 

成犬になってからのトイレのしつけは?

しつけに何歳からという縛りはありません。

もちろん成犬でしつけを行うことは可能です。

しかし、子犬の頃よりも根気のいる作業になってきますのであきらめず教えていきましょう。

成犬のトイレトレーニング

トイレトレーニングに限りませんが、基本的に失敗をしたから叱るということはNG。

何度失敗しても根気強く教え、成功体験を覚えさせてあげることが大切です。

まず排泄をしやすいタイミングを狙うといいです。

たとえば朝起きた瞬間や食後など。

そのタイミングで、決めた場所にシートを敷き詰めそこへ連れていきます。

そこからは排泄するまで待ってあげましょう。

そして排泄したらたくさん褒めてごほうびを上げてください。

それを繰り返すことによって、犬はその場所でトイレをすればいいことがあると学習してくれるのだそう。

引っ越し先でのトレーニング

突然の引っ越しによって、今までできていたトイレができなくなることがあります。

犬も人間と同じで、新しい環境には緊張するもの。

新しいところでは、トイレの場所も寝床もなにもかもが変わってしまいます。

そんな時は、なるべく前の住居と同じような環境を作ってあげること。

例えば、タンスのすぐ横に愛犬のトイレを置いていたのなら、新居も同じようにしてあげましょう。

また、前の家で使っていたものを、引っ越しを機に新しく!というのもできればやめてください。

新しい環境に慣れるまでとてもストレスを感じています。

それなのに、いつも使っていて自分の臭いがしていたものが変わっていたら余計不安を感じてしまいます。

犬が新しい環境になれてから、新しく交換してあげるといいでしょう。

外でしかしないときのトレーニング

お散歩時にしかしないという子は結構いますよね。

外ですることは犬にとってはいいことかもしれません。

けれど、台風や大雨の時、飼い主さんが体調不良で動けないときなど。

お散歩に行けない場面は多々あります。

そんな時家の中でできたら、大雨の中お散歩にでるなんてことがなくなります。

是非、今後の為にも中でできるようにしてあげましょう。

外と近い環境でおしっこをさせるという方法があります。

たとえば、ベランダやお風呂などにおしっこシートをしきそこにさせることで覚えてくれるようになります。

あとは外でおしっこをした際、少しだけシートにそのおしっこを吸い取ってください。

それを家の中の排泄場所におくと、自分の排泄物のにおいでここは排泄をして大丈夫と認識してくれるのだそう。

どちらも、一度試してみてくださいね。

 

どうしても覚えてくれないときは?

どれだけ教えても覚えてくれないという子もいるでしょう。

成犬からになると、覚えるのに時間がかかってしまうこともあるかもしれません

しつけのプロに相談

そんな時はひとりで悩まず、しつけ教室などドッグトレーナーに相談するのも手です。

特に初めて犬を飼う方など、右も左もわからない!本に書いてあることとネットに書いてあることが全然違う!と混乱してしまうかもしれません。

正しい知識を身につけたり、その子にあったトレーニング方法を教室では教えてくれます。

しつけ教室は犬をしつけてもらう場所というイメージですが、実際は飼い主さんが犬のことについて学ぶ学校のようなもの。

これから犬と暮らしていく中で少しでも犬への負担や飼い主さんの負担も減らし、両者が快適に生活していく方法を学べる場所です。

まずはご自身の住んでいる都道府県でしつけ教室があるか探してみましょう。

中には出張でしつけ教室をしてくれる教室もありますし、リモートでというところもあるそうです。

是非利用してみてください。

きっとためになる情報をたくさん教えてくれるはずです。

完璧を求めない

どれだけ教えても、漏らしてしてしまう!という方は、愛犬に完璧を求めすぎていませんか?

うちの子はもう成犬なのにまったくトイレでしてくれない!なんでしてくれないんだろう。

そう思ってしまうことってありますよね。

心に余裕がないとき、イライラして怒ってしまう。

そんな日があるかもしれません。

けれど、犬にも人間と同じように個性があります。

得意なこと、不得意なことも必ずしも存在しているはずです。

私たちにも、苦手なことがありますよね?

その中で、決められた場所に排泄をすることが不得意な犬もいるかもしれません。

そんな子にトイレを完璧にというのは酷な話。

ですので、5回中、3回はできるようにするという想いでいれば、飼い主さんも犬もお互い余裕をもってトレーニングに励めるでしょう。

 

まとめ

トイレトレーニングは成犬になっても問題なく行えます。

犬を飼うと必ずしもついてくるトイレ問題。

少しでも、粗相がなくなるといいですよね!

私もトイレの教え方には苦労したひとり。

何度も何度も、色んな所で粗相をしてそれを追いかけ片づけるのを繰り返していました。

そんな我が家の愛犬も、1歳になりました。

やはり今でも、ごくたまにですが粗相をすることがあります。
犬にも個性があるため、100%完璧にできる子もいれば、できない子もいます。

我が家の愛犬も子犬の頃に比べ随分と粗相が少なくなりました。

完璧にできないことも個性のひとつだと思って、過ごしていっています。

皆さんも、是非お互いストレスなく楽しむ気持ちでトレーニングに励んでくださいね。

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