【専門家監修】犬の拾い食い防止方法とは?原因と吐かせる方法のご紹介

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あなたの愛犬は拾い食いをしますか?

散歩道には意外と色々なものが落ちているので注意して歩いている人は多いと思います。

犬が毒物を食べて死亡した例もあるので拾い食いはやめせたいですね。

【専門家監修】添野暁子

専門家 監修
2歳から犬と育ち、現在は4代目の愛犬と暮らすWebライター。愛玩動物飼養管理士1級の資格を持ち、犬について日々研究している。

なぜ拾い食いをするの?

 

犬の先祖は食べられそうなものを見つけたら食べ、獲物を見つけたら狩りをして生きていました。

動くものを見つけたら捕まえてみる、という習性は狩猟犬として改良された犬に特に強く残っています。

人間の赤ちゃんも見つけたものをすぐ口に入れて調べようとするので気をつけるように言われていますね。

習性だけでなく、ごはんの量が少なくて空腹だから、拾い食いをすると飼い主に構ってもらえるからという理由でやっている犬もいます。

 

拾い食いをやめさせるには?

散歩を見直す

まずはリードを短く持つ、ゴミが落ちている場所に行かない、夜の散歩では照明を持つといった簡単な対策から始めてください。

犬は他の犬や動物のニオイに反応して草むらに行きたがりますが、行かせない方が良いとよく動物病院では指導されます。

犬によっては他のウンチを食べるだけでなく、ノミ・ダニが寄生して病気の原因にもなります。

また引っ張り癖を直すことが拾い食いの防止に繋がります。

飼い主と触れ合う時間を増やしてアイコンタクトの習慣がつけば、自然と顔を上げる機会が多くなるので、拾い食いも減ります。

 

おやつを使った訓練

  1. 家の中で散歩と同じようにリードをつける
  2. 名前を呼んでおやつを与える
  3. 慣れてきたら家の中を歩きながら繰り返す
  4. 床の上におやつをばら撒き、リードをつけて歩かせる
  5. 犬が床のものを食べようとしたら名前を呼び、手からおやつを与える

犬はわざわざ落ちているものを食べなくても、飼い主からおやつがもらえると理解します。

良い場所があれば屋外でも練習してみてください。

手間のかかる方法ですが、アイコンタクトの習慣がついたり引っ張り癖が減ったりとメリットはあります。

 

ドッグスポーツをさせる

犬の拾い食い防止方法とは?原因と吐かせる方法のご紹介

ドッグスポーツをするのもおすすめです。

ボールやディスクを使うスポーツでは咥えたものを離す場面がたくさんあります。

咥えたものを離す習慣がつけば事故は起きません。

スポーツは飼い主の指示に従って動くことが多くなるので、犬との主従関係も良くなるでしょう。

 

口輪をする

口輪をして強制的に拾い食いできないようにするのも対策です。

呼吸をしたり水を飲んだりできるように穴が開いていますが、大きなものは咥えられなくなります。

犬の拾い食い防止方法とは?原因と吐かせる方法のご紹介

しかし夏につけていると熱中症になるかもしれません。

口輪をすると猛犬に見えてしまいますが、最近は種類が豊富でアヒル型のかわいいものや顔があまり隠れないものがあります。

 

スプレーを使う

犬猫よけスプレーを使うという方法もあります。

外壁などのオシッコをしてほしくない場所にかけるのが本来の使い方です。

犬よけというより虫よけスプレーに近いもので、天然ハーブが使われています。

植物にかけると枯れてしまうことがあり、散歩道全部にかけるわけにもいかないのであまりおすすめしません。

 

犬が危険なものを食べてしまったら?

犬が誤飲したときの症状

  • 嘔吐
  • よだれが出る
  • 食欲不振
  • 下痢
  • 呼吸の異常
  • ぐったりする

犬が危険なものを食べたかもと気づいたらすぐに動物病院に行きましょう。

誤飲して1時間以内であれば病院では吐かせるという処置をします。

しかし1時間を経過してしまうと消化吸収が始まっているため、吐かせることは難しくなり、手術が必要になることがあります。

 

犬が食べると危険なもの

  • タバコ
  • ネギ・ニラ類
  • 化粧品・洗剤・薬品
  • 農薬・除草剤
  • 楊枝・串
  • チューリップ・スズラン・スイセンなどの植物

犬は体に合わないものを食べたらあえて草を食べ、吐き出す習性があります。

そのため草を食べることは異常ではありませんが、除草剤等が撒かれていないか注意しましょう。

タバコのように水を飲ませると危険性が高まるものもあるので、自分で吐かせないでください。

洗剤や薬品のボトルなどは取り除いても含まれている物質が有害なので、更に治療が必要になることがあります。

小型犬よりも大型犬は器官も大きいので飲み込めてしまえば排泄されて害がないこともあります。

しかし念のため動物病院に行きましょう。

 

 

 

まとめ

犬が狭いところにいたらかわいそうだからと、自由にしすぎる人がいますね。

自由にして危険なものを食べてしまってはかえってかわいそうなことになります。

外はもちろん危険ですが、家の中でも床に食材が落ちていて食べてしまうといった事故があるので安全とは言えません。

身近にある文房具や裁縫道具など、人間が作り出したものは危険なものばかりです。

犬を飼ったら部屋を片付けておいたり危険な場所に入れないようにしたりと、犬が住みやすい家になるように整えましょう。