セントバーナードといえば、有名なアニメ「アルプスの少女ハイジ」のヨーゼフが有名ですよね。
セントバーナードという犬の種類は言えなくてもヨーゼフならわかる人も多いのではないでしょうか。
ハイジのお話の舞台、スイスでは長い間山岳救助犬として活躍しています。
首に樽をつけたセントバーナードの姿は有名ですよね。東京のハイパーレスキューのシンボルにもなっていますよ。
セントバーナードはスイス原産の超大型犬です。カテゴリーでは使役犬ですが、家庭犬としても優秀です。
そんなセントバーナードの魅力をご紹介していきましょう。
Contents
犬のセントバーナードの性格と特徴
大きいイッヌ
セントバーナードという超大型犬は
静かで穏やかな時間を求める人には
たいへんおすすめできる犬種です逆にイッヌとアクティブに遊んだり
日々の暮らしに賑やかさを求めるなら
超が付かないほうの大型犬がおすすめ pic.twitter.com/s7ZfjTdSZe— キシイーヌ (@kishidog) January 28, 2021
セントバーナードは我慢強く、おっとりとした性格の犬が多いようです。
従順な性格をしていますので、訓練も比較的やりやすい犬種。
その半面、自分で判断し考える能力もあるので訓練では少しコツが要るともいえます。
体が大きく力も強いので大人のセントバーナードを力で制御するのはとっても大変。
悪戯の被害も甚大!ですので、比較的体も小さく力の弱い仔犬の頃から毎日繰り返し教えていく事が大切です。
大きな体と大きな頭をもつセントバーナードは大人になると体高が70㎝ほどになる犬も。
体重は成人男性と変わらないほど。
もちろん個体差はありますが、とても大きくなる犬というのは間違いありません。
垂れ耳の大きな頭部をもつ体はちょっとずんぐりとした体形で、ダブルコートの被毛に被われています。
犬のセントバーナードの飼い方
福ちゃんファミリー
仲が良すぎて💞#那須 #セントバーナード #ふれあい #犬 #猫 #遊ぶ #観光 #公園 #動物 #レジャー #人気 #子犬 #仔犬 pic.twitter.com/QsJdS9IJvt— 那須おーくんふれあい牧場セントバーナード (@ohkunst) January 17, 2021
セントバーナードの食事は?
大きな体を作るため、成長期はタンパク質を中心とした食事が必要になってきます。
チワワなどの小型犬とは必要な栄養素が違うので、専用のフードをあげるなどして、しっかりと成長を支えてあげましょう。
成長ステージに合わせたフードが各メーカーから用意されていますよ。
また仔犬の頃は消化器官の発達も未熟ですので一日に必要な量を3回ほどにわけて食べさせてあげるようにしましょう。
大人になると動きも減り必要なカロリーも減っていきます。
気が付いたらびっくりするほど肥満していることも!
運動でダイエットさせるのはとても大変な事ですので、太らせないように食事量を調整してあげてください。
セントバーナードとの生活って?
セントバーナードは寒い国の犬です。
日本の夏のような高温多湿の環境はセントバーナードにとっては過酷。
室温の調整の出来る室内で飼育する事を考えてあげましょう。
室内環境で必要なスペースは確保できますか?
超大型のセントバーナードが入れるケージは最大級のXLサイズ(幅106×奥行69×高78cm程度)。
犬が寝そべってゆったりできるサイズを望むともう少し大きいものが必要になります。
留守番や来客時のためにも専用のスペースは確保してあると安心ですね。
また、獣医さんに連れていくなど、この大きな犬と移動する手段も確保しておきましょう。
セントバーナードのお手入れは?
セントバーナードはダブルコートの被毛を持つ犬です。
週に2~3回ブラッシングをしてあげましょう。
ヨダレの多い犬ですので、お口のまわりもふいてあげてくださいね。
良く体を触って、コミュニケーションをとりながら足の指の間や、足の付け根、顎などに皮膚炎が出来ていないか、できものやしこりが無いかを確認してあげるといいでしょう。
犬のセントバーナードのかかりやすい病気
山で遭難してずっと空腹…体温も落ちてきて死ぬかもしれない。そんな時にセントバーナードが現れて首の樽に入ってるスコッチを飲んだらそれが一番美味い酒なんじゃないかと思う。 pic.twitter.com/uJsvKm07bq
— りゃっきー (@ryakey) December 18, 2020
セントバーナードは先天的な疾患の股関節形成不全が多いといわれている犬です。
運動不足による肥満を防ぐためにも、関節を支える筋肉を鍛えるためにも毎日一時間ほどのお散歩をするようにしてあげてください。
また、滑る床は股関節に負担がかかるので、カーペットを敷くなどして、負担の少ない環境を整えてあげるといいでしょう。
セントバーナード犬はかわいい垂れ目ですが、眼瞼内反症やチェリーアイにもかかってしまうことがあります。
これはまつ毛が内側に向かってはえてきて眼球を刺激してしまったり、第三眼瞼といわれる瞬膜が出っぱなしになる状態。
充血して涙量が増えたりすることで気が付きます。
いずれにしても犬がいつもと違うなと感じたら早めに動物病院に相談するようにしましょう。
犬のセントバーナードの育て方まとめ
私は元々いっぬ派なんですがこの世で1番好きな犬種はセントバーナードです。定期的に土田牧場にもふりに行っています。 pic.twitter.com/7fm08Q4Gpw
— あきた芸者 紫乃 (@aktmik_shino) January 29, 2021
セントバーナードは大きな体と優しい見た目通りのとてもおだやかな犬です。
とても大きくなる犬ですので、セントバーナードを飼育するのは住宅事情など考慮する事も多いのも事実。
ですが、大きな犬とまったりと過ごす日常も悪くありません。
とても素晴らしい時間を犬と共有できますよ!