マルチーズはどんな犬?可愛いくても気が強い!そのルーツに迫る

マルチーズ
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マルチーズの歴史は紀元前1500年頃、古代フェニキアの船乗りがマルタ島に持ち込んだのが始まりとされている。

古代ギリシャ時代にはマルチーズに対する愛情が嵩じ、壺や皿などにマルチーズの描絵されたものや、墓標まで建てられていたというほどだ。

 

日本にマルチーズがやってきたのは、第二次世界大戦以降の1950年代。

その白色被毛が特徴のマルチーズは、日本人にも好まれる存在となり、1968年~1984年までの実に16年もの間、国内での飼育頭数ナンバーワンの座を守り今でも根強い人気を誇っている。

今回はそんなマルチーズにスポットをあて、どんな犬種なのか詳しく紹介していこう。

 

 

マルチーズの性格

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マルチーズ、飼い主に対して従順でベッタリ甘えるのが得意である。

従順な性格ゆえ、しつけやすいので初心者でも飼いやすい犬種である。また、マルチーズは賢いため問題行動も少なく、トイレもスムーズに覚えることができるため、初めて犬を飼う人にはオススメな犬種である。

 

他の小型犬、超小型犬に比べてみても、そうそう活発な性格とは言い難い面もあるが、好奇心旺盛で気の強い面もある。散歩中などに、自分よりも大きな犬と出くわしても、怯まずに立ち向かっていくような怖いもの知らずなところもあるのだ

 

一方、マルチーズは、その甘えたがりな性格と賢さゆえ、悪知恵がつかないよう注意が必要である。飼い主の気をひくため無駄吠えしやすい犬種であるとも言われているため、甘やかさないようしつける必要がある。

 

ペットショップでの金額の相場

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マルチーズの値段の相場は、平均5万円~25万円と言われている。

金額の幅が大きいように思えるが、子犬、成犬、血統書付きなどの理由により、マルチーズの値段が大きく変わってしまうのだ。また、体形が小さいほど高くなる傾向があり、オスよりもメスのほうが値段は高くなる。

 

ペットショップ購入の場合、成長してきた子犬に関しては家族が見つかるまで、少しづつ値下げが行われるのも特徴である。犬を最低限しっかりと管理するシステムも整っているので、安心して購入することはできるだろう。

ただ、大きいペットショップとはいえど、店舗ごとによって対応が異なるケースがあることは知っておきたいところ。いかに管理システムが整っていても、それを実行できているかは店舗レベルで異なるといえる。

 

ブリーダーから購入すると安い?

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ペットとして販売する動物を繁殖している「ブリーダー」から購入する場合は、ペットショップや仲介業者が入らないため比較的安い値段になる場合が多いという。

 

ブリーダーから譲り受けるメリットは、育った環境でもある犬舎を直接見学できるため、親犬を見て将来の姿をイメージしやすいのも利点だ。

また、専門知識を兼ね備えたブリーダーから、子犬の健康状態をしっかり確認したうえで譲り受けることができる。

 

とはいえ、ブリーダーは所在を探したり訪問時間を調整するなどの手間が掛かかってしまうのが難点。また、犬を飼うのに必要な用具もそこでは揃えにくいデメリットもある。

 

里親としての選択肢

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里親とは、動物保護団体や他の飼い主から無償で譲り受けることを指す。

捨てられた犬、保健所から引き取られた犬、何かしらの事情があって里親に出されていることが多い。そのため、子犬でない場合がほとんどである。

里親としてマルチーズを譲り受ける場合も同様、しつけや飼い方が難しいケースもあるが、保護団体の掲げる条件を満たしていれば、手続きを経て犬を譲り受けることができる。

 

マルチーズの飼い方は他の犬種と大体一緒だと思うが鳴き声が大きいためなるべく大きな声が出ても迷惑にならない家で飼うことが良いのではないかと感じる

しつけは何度も何度もこうするんだよと教えるのがコツ。マルチーズは頭が良いのですぐに覚えてくれるのだ

 

さいごに

マルチーズ

お隣韓国ではペットを、「愛玩動物」や「ペット」ではなく、「伴侶動物」と呼ぶという。伴侶動物とは「一緒に生きる家族と同じ存在」という意味である。

 

マルチーズは目がクリクリしており、体もわたあめのように真っ白でホワホワしていている。1つ1つの仕草がとても愛くるしく、見ていても飽きない犬種だ。その愛らしさから、一目惚れして購入する方も多いかと思う。

 

購入する際は値段も大切なポイントではあるが、決断前には直接マルチーズとふれ合い、健康状態はもちろん最後まで責任を持って育てていけるかも重要なポイントである。

 

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