犬の辞典|警察犬ってどんな種類があるの?小型犬や、アメリカの警察犬もご紹介

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テレビの警察シリーズに登場し、刑事役のヒロインと大活躍する警察犬を見た事があると思います。

もちろんドラマの中の警察犬は本物ではなくタレント犬なのですが(中には本物の警察犬を使う場合もあります)、犯人を追っていく場面や犯罪を解決する姿にドキドキしたり、感動したりしてテレビを見ていた人もいるのではないでしょうか。

では本物の警察犬ってどんな犬なのでしょう?どんな種類の犬達が警察犬に選ばれるの?本当に犯罪を解決するのでしょうか?警察犬になる為の訓練って?警察犬への興味がどんどん湧いてきます。

日本の警察犬

 

警察犬の種類

ひと口に警察犬と言ってもその活動範囲は広く、用途によって訓練方法や所属する部署にも違いがあります。

<直轄警察犬>

東京都の警視庁をはじめに各主要都市25ヵ所の警察本部の鑑識課が飼育、訓練、管理している犬でハンドラー(指導者)は警察官です。

<嘱託警察犬>

民間訓練所でトレーンングした犬や個人の犬で、嘱託警察犬審査会で合格した犬を民間の訓練士やドッグオーナーがハンドラーになります。

<歩哨犬と警備犬>

警視庁と千葉県警だけに配属されている犬で、重要施設の警備や要人警護、テロリストや爆発物の発見など危険な仕事を任されています。

<皇居警察犬>
皇居内や御用邸を警備する犬です。

日本の警察犬の歴史

日本では最初の警察犬は1912年にイギリスから導入されたコリー犬と、ラブラドールレトリバーが採用されたのが始まりです。

昭和27年には麻薬、覚醒剤、銃器、地域捜索などに本格的に警察犬が活躍するようになりました。

人の4000倍以上もある犬の臭覚能力を更に訓練によって高めて、足跡や匂いから犯罪を犯した犯人の捜査活動をしていきます。

日本には「日本警察犬協会」という公益社団法人があり、警察犬の登録、犬種の指定、競技会の開催など警察犬に関係するさまざまな管理をする組織があります。

 

警察犬種の性格や特徴

世界中の各国が認めている警察犬の種類はチワワやトイプードルのように小型犬とされる犬から大きなドーベルマンやゴールデンレトリバーまで多種ありますが、日本警察犬協会では次の7種類が警察犬指定犬種として認定しています。

それぞれの犬は性格、特技、体型も異なるのでどのような状況下でも対応できるようにその犬に合ったトレーニングをしていきます。

<シャーマンシェパードドッグ> 

ドイツ生まれでとても頑健で逞しい体型と、忠誠心が高く信頼のおけるタイプの犬で一般家庭で飼育されても愛すべきパートナーとなります。

<ドーベルマン>

20世紀になってドイツで作られた比較的に新しい犬種で、敏感な感覚と優れた臭覚で番犬に最適な犬種です。特徴ある直線的な体型と段耳、断尾された美しい姿に惹かれ人気のある犬です。

<エアデールテリア>

家庭犬としての理想的な資質を持ち、忍耐強く温和で聡明、従順な性格で子供に対しても良い遊び相手にもなります。

<コリー>

牧羊犬として長く活躍していたコリー犬ですが、現在は人に献身的で温和で明朗な家庭圏でもあります。

<ボクサー>

作業意欲が旺盛で忠実で勇敢、とても忍耐強くその容姿同様強い犬なので警察犬、軍用犬として活躍しています。

<ラブラトリーレトリバー>

警察犬、盲導犬、麻薬捜査犬として社会に役立っていますが、性格があまりに温和なのでガード犬や番犬には不向きな犬種で家庭犬として女性や子供にも手名づけやすい優しい犬です。

<ゴールデンレトリバー>

従順な性格、優れた収穫で盲導犬や麻薬探査犬として能力を発揮しますが、どちらかというと家庭犬、愛玩犬として飼われています。

 

警察犬の訓練

 

あなたの愛犬も警察犬になれるチャンスが!

日本警察犬協会認定の警察犬訓練女は北海道から沖縄県までに120ヶ所以上もあります。

他にも個人が運営しているしつけ教室や訓練所を入れるともっと多くの警察犬育英に力を注いでいる訓練所があります。

一般家庭で飼育された犬でも警察犬になるチャンスがあり、各地の訓練所では相談や受け入れをしてくれるので希望なら成長期前までに適性検査をしてみるといいですよ。

 

訓練の内容

警察犬になる為の訓練には、停座 伏臥 脚側停座 脚側行進 休止 招呼 立止 持来 障害飛越といった基本の訓練があり、それを終えた犬達が更に高度な訓練に臨みます。

高度な訓練には、服従訓練 追及訓練 臭気選別訓練があり初級、上級、特別上級の検定試験を受けなければなりません。

多くの訓練や試験を受けて合格したら更に能力や特性に合わせて犯罪現場で役立てるように応用訓練というのがあります。

数々の訓練や試験を終わらせるには1年から2年かかり、個人の飼い犬を警察犬にするには毎年試験を受けなければなりません。

気の遠くなるような長い期間を訓練に費やして警察犬は私達の暮らしを守ってくれているのですね。

アメリカの警察犬

 

 

アメリカの警察犬の種類

もともと日本の警察犬のシステムはアメリカからの影響を受けているので、基本の警察犬の種類は日本の認定7種類と変わりません。

その上でプラスするとすれば最近ではピットブルを訓練して、警察犬にするのが主流のようです。

ピットブルというと、その容貌から凶暴で危険と思われがちですがピットブルは本来我慢強くて、飼い主に対する忠誠心や服従心が旺盛な犬種なので訓練次第で充分立派な警察犬になルのです。

他に秀でた臭覚を持つビーグル犬も警察犬、麻薬探知犬として人気があります。

 

映画でも人気のK9

アメリカの警察犬は通称「K9」と呼ばれています。

K9とは犬と言う意味のcanineからきているアメリカ警察犬の呼称になります。

命懸けで犯人を追い、ハンドラーである警察官を守る勇敢な犬たちです。

 

心優しい警察犬

警察犬と聞くと攻撃的で気性の荒い犬を想像しますが、実は警察犬はとても人懐っこく、人間が大好きな平和的な犬達です。

危険な犯罪現場や被災地に向かい活躍するのですから、ハンドラーとの信頼関係がとても大切で普段から訓練の合間には一緒にとことん遊んであげるそうです。

立派な警察犬になる為に犬も訓練する人も本当に多くの忍耐と努力が必要で大変でしょうが、頑張って毎日の平和の為に活躍してもらえればと思います。

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