犬の無駄吠えをどうにかしたい!って思ったことはありませんか?
インターホンが鳴ったり、郵便屋さんが配達に来たり。
掃除機をかけると興奮して大暴れして吠えて、追っかけたり、逃げたり。
ここでは、そんな愛犬のムダ吠えを治すために、自分の体験もふまえて「治す方法」をご紹介していきたいと思います。
Contents
まず、犬はなぜ吠えるのか?
まず犬が吠える原因は主に3つ考えられます。
警戒
インターホンが鳴って、誰か来ると吠えますよね。それって、犬の縄張り意識が強いからなんです。
飼い主さんに「なんだ?誰か来たよ!」って、伝えてくれます。犬は学習して予測する動物なので、インターホンが鳴る前に、足音なんか聞こえただけでも「誰か来た!」っと、分かっちゃうんですね。
自分の縄張りを守ろうと、自己防衛による行動、家族を守ろうとする行動の表れなんですね。
警戒して吠えるには、飼い主さんへ知らせる、犬も不安や恐れをかき消すために吠えると考えられます。
試しに、愛犬だけでお留守番している時に、コッソリ鳴らしてみました。(^^)
結果は同じく吠えます。…が、やや吠えるトーンが控えめでした。いつもの勢いはどうしたのー(笑)
ストレス
人間と同じく、犬も当然ストレスは溜まります。
運動不足が原因で些細な物音に敏感になり、ムダ吠えにつながってしまうこともあります。
他には、ストレスが原因で体毛が抜け落ちる症状の「ストレス脱毛症」やストレス性の下痢や血便などといった症状も現れます。
ストレスは万病の元ともいわれているので、注意したいところです。
興奮
犬の聴力は人間の4倍、可聴域は人間が20~20000ヘルツであるのに対し、犬の可聴域は40~65000と言われています。
※可聴域 (かちょういき=聞き取れる音の範囲)
こうした犬の広い可聴域は、野生の小動物が発する鳴き声を聞き取り、獲物の場所をいち早く発見するために発達したと考えられています。
小動物なんかを素早く察知する役割の反面、高い音に対して人間より強い不快感を感じてしまいます。
掃除機を使うと吠える、なんて経験ありませんか?犬にとってはとても高い音に聞こえてるハズです。
我が家では、まれに誰もいない方向に向かって吠えたりすることがります(-_-;)
「なんでそんなトコ向いて吠えてんの??」ってくらい(笑)。オバケじゃない!って思うようにしてますケド(笑)
ムダ吠えを治していく
吠える理由が分かってくると、愛犬の立場も少し分かってきますよね。
それでは、ムダ吠えを治していく方法をご紹介します。
インターホンや来客があると吠える場合
インターホンに吠える場合は、「お座り」を教える。我が家ではこれです。
鳴って吠えたら、「お座り!」、できたら、ご褒美をあげてよく褒めてあげます。これだけ(笑)
ただ、ぶっつけ本番でやると教える余裕がないと思うので、家族か友人にインターホンを押してもらって、練習するのがおススメです。
来客者に吠える場合も同じです。「お座り」&「できたらご褒美」作戦です。愛犬に「できたら褒めてもらえる事」を理解してもらうのが一番重要かと思います。
抱っこして一緒に行くと吠えませんが、荷物が届いたときは受取りとサインが必要なので、お座りして待っててもらうといいですね。
ストレスが原因でのムダ吠え予防策
これはムダ吠えにつながらないために、必要な運動量を毎日こなし発散させます。
もう、てっとり早いのが、お散歩ですよね(^^)
お散歩することによって、好奇心が刺激されて五感も刺激されます。
お外にでて色んな匂いを嗅いだり、季節ごとに景色の変化も感じ取れたり。いつものコースを今日は変えてみたりなんかも愛犬にとっては、いい刺激になります。
そうして五感も刺激されれば脳の働きも活性化されていきます。
治す以前に、運動が足りないことが原因でストレスが溜まらないように心掛けたいですね。(^^)
掃除機をして吠えた場合
犬からしてみれば、掃除機はかなりの強敵なんでしょうね(笑)
我が家では間違って吸い込んだことがあり、それ以降、掃除機を見ただけ興奮状態でした(-_-;)
これには少し時間がかかりましたが、掃除機も同じことで、我が家では「お座り」&「できたらご褒美」作戦です。
掃除機が終わるまでイスの上で「お座り」、待っていられたら「ご褒美をあげて褒める」です。
最初はイスからすぐ降りたがりますが、根気よくその音がなんともないことを理解してもらうことが重要です。
ときには「大丈夫だよ。」って声をかけてあげてください。
他にもスプレーで「しつけ」を教える方法もあって試してみました。
結果、確かに効き目はある…。ただ、私の個人的な意見ですが、スプレーしたときに一瞬「目つぶって嫌だよー」って首を振る光景が脳裏に焼き付いてしまったのでもう使わなくなりました(^_^;)
まとめ
いかがでしたか?
ここでご紹介したのは2つだけですが、「吠える」理由を知れば、愛犬との接し方も少しは変わってくるのではないでしょうか?
吠えることは、犬にとってみれば本能的なことですので止めることはできません。しかし、吠えてほしくない場面である程度は抑制することは可能だと思います。
みなさんも、ぜひ「お座り」&「できたらご褒美」作戦、やってみてください。