【専門家監修】犬の警戒吠えやめさせる方法って?正しい対処方法のご紹介

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犬を飼っていると吠え声はどうしても気になります。

同じように犬を飼っている人なら大目に見てくれますが、世の中には犬嫌いな人はいるもの。

吠え声からご近所トラブルにならないようにしつけたいですね。

【専門家監修】添野暁子

専門家 監修
2歳から犬と育ち、現在は4代目の愛犬と暮らすWebライター。愛玩動物飼養管理士1級の資格を持ち、犬について日々研究している。

犬はなぜ吠えるの?

犬は人間と暮らし始めた原始時代、番犬をしていました。

侵入者が来た、他の動物が来た、という情報を吠えて人間に知らせます。

吠えることを求められて生きてきたので、現代人には迷惑でも犬には自然な行動なのです。

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犬は生後半年頃から警戒心がつき、吠えるようになります。

生まれてすぐは親犬に守られているので警戒する必要はありません。

ところが成長して行動範囲が広がると危険なものが増え、自分で身を守ることになり吠えるようになるのです。

 

警戒吠えとは?

犬の吠え方はいくつか種類がありますが、大きくわけると要求と威嚇の2つになります。

要求吠えとはごはんが欲しい、ハウスから出してほしいなど要求があるときの吠えです。

警戒吠えとは身の危険を感じたときや仲間を守るための吠えです。

 

人間が言葉を話すように犬は吠えることで意思表示をしています。

インターホンが鳴ったときや誰かが家の前を通ったときに吠える犬がいますね。

犬は「近づくな!」と対象に向かって吠え、吠え続けるとたいていいなくなるので、自分が家を守ったと学習してしまいます。

犬は吠えるのをますますやめられなくなってしまいます。

 

警戒吠えをやめさせるには?

インターホン吠えの場合

犬の悩み相談でインターホン吠えはかなり多いと思います。

来客が親しい人であれば犬に会い、撫でてもらったりおやつをもらったりして怪しい人ではないと犬に教えてあげてください。

そうでない場合は音に慣れさせましょう。

 

これは来客がいないときに練習しなくてはいけませんが、インターホンを鳴らして吠える前におやつを与えて犬の気を逸らします。

犬には音が鳴ればおやつが貰えると記憶させる方法です。

とは言え毎回おやつをあげるわけにもいかないので、慣れてきたらおすわりやふせをさせて精神的に安定させるという対処に切り替えます。

また犬を飼うときにハウスを与えない人がいますが、ハウスはあった方が犬が安心して吠えにくくなります。

自分だけのスペースがあると犬は精神的に落ち着くので、音が鳴ったらそこに行かせることで吠えるのをやめる可能性があります。

他の犬に吠える場合

散歩中他の犬に吠えてしまうとき、最初のうちはおやつを与えて気を逸らします。

しかしおやつを食べすぎないためにもこれは応急処置のつもりで、何度か繰り返したら他の犬を遠くから見て観察します。

飼い主だけで声をかけるようにして交流し、相手は危険でないと覚えさせましょう。

遠くからでもおすわりやふせをすることで犬は落ち着きます。

相手の飼い主が友好的であれば遊んでもらい、警戒心をなくしましょう。

小型犬の場合抱っこしてやり過ごしてしまうことがありますが、これでは吠え癖は治りません。

犬の足が浮いて不安定になるのと、飼い主が守ってくれると勘違いしてしまいます。

 

どんな犬が吠えやすいの?

しつけや育て方で吠えにくくすることはできますが、吠えるように改良されてきた犬種はやめさせるのが難しいです。

吠えやすい小型犬

  • チワワ
  • ミニチュアダックスフント
  • ビーグル
  • 柴犬

小さいから飼いやすいと思いがちですが、狩猟犬として働いていた犬は吠えやすく、声もよく響きます。

近年柴犬が人気ですが、日本犬は主人に忠実なので吠えやすく、しつけが楽ではありません。

 

吠えにくい小型犬

  • パグ
  • フレンチブルドッグ
  • シーズー

いわゆる鼻ペチャ犬が多く、吠えにくいというより声が響かない犬種です。

 

吠えやすい中・大型犬

  • 甲斐犬
  • ボーダーコリー
  • 秋田犬
  • シベリアンハスキー

大きい犬は穏やかなイメージがありますが、護衛犬として働いていた犬は吠えやすいです。

メスは穏やかでもオスは吠えやすかったりと個体差があります。

体力のある大型犬の場合、警戒吠えはしなくても遊んでほしくて要求吠えをすることが多いです。

犬自身は何かを言いたくておしゃべりしているつもりなのでしょう。

しかし体が大きいと声量もあるので簡単に騒音になってしまいます。

 

吠えにくい中・大型犬

  • ゴールデンレトリーバー
  • ラブラドールレトリーバー
  • バーニーズ・マウンテン・ドッグ

大型犬は敵が少ないので警戒心から吠えることは少ないです。

大型犬は声が大きいので吠えにくい犬となると扱いやすい犬種になってきます。

 

吠えない犬に育てるには?

なぜ警戒吠えをするのかと言うと怖いから。

つまり警戒心・恐怖心がなければ吠えません。

多頭飼育崩壊などで保護される犬は怯えているか攻撃的になっていることが多いですね。

狭い空間に閉じ込められて育った犬は、外にはどんな生き物がいて自分に危害を加えるものとそうでないものの違いがわからないのです。

そのため音に敏感になってしまい、ちょっとした音でもすぐ吠えます。

保護犬でなくても近年は集合住宅で暮らす犬が増えました。

家の中で家族としかつきあわないと外の世界を知らず、少し音がしただけでも吠えやすくなってしまいます。

子犬のうちに他の犬と交流すると社会性が身につくと言いますが、メリットはそれだけではありません。

他の犬と遊ぶために外に出ると同時に車やサイレンなどの様々な音を聞きます。

たくさんの音に晒されることで落ち着いた物怖じしない犬に育つのです。

犬の警戒吠えやめさせる方法って?正しい対処方法のご紹介

 

まとめ

犬が吠えるのを完全にやめさせることはできません。

しかし本当に家に不審者が入ってきたときに吠えないのも困りますね。

外にはどんな危険なものや楽しいものがあるのか、区別がついて社会性のある犬になるように、散歩やお出かけに積極的に連れていってあげましょう。

 

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