犬にトイレを我慢させていませんか?トイレしないと病気になる!

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あなたの愛犬はおしっこをどの場所でしていますか?

「私の愛犬は外でしかしない」という方。

外出できない時、もしかしたらおしっこを我慢しているということはないですか?

犬がトイレを我慢することが、身体にどんな影響を与えるのか詳しく見ていきましょう。

 

どれだけトイレを我慢できる?

犬を屋外で飼っているのでしたらなにも問題はありません。

しかし室内飼いの犬が外に出られない場面は、必ずありますよね。

家を留守にする間や、外が大荒れで外出すると危険が伴う場合など。

そんな時、犬はおしっこができません。

成犬は長くて、12時間近く我慢できると言われているのだそう。

しかしあくまで❛長くて❜というだけで、必ずしもそれだけの時間を我慢するわけではないですよね。

その犬によって何時間おきにというのは違ってきますので注意して下さい

小さなころは、月齢に+1時間くらいしか我慢できないんだよ
子供のころはたくさんトイレにいってたな~

 

トイレを我慢するとどうなる?

おしっこをしたくてもできない状況って、その都度あるもの。

しかし犬も人間と一緒で、おしっこを我慢することでおきる病気があります。

  • 膀胱炎
  • 尿路結石

上記の病気が引き起りやすくなるそう。

なんらかの形で尿路や膀胱に、ウイルスなどが侵入します。

そのウイルス等を膀胱に長い間とどめておくことにより引き起ります。

膀胱炎は一度なると再発しやすいそうだよ!

尿路結石は、尿の中に含まれるミネラル同士がくっつき結晶化して結石になった状態をいいます。

酷い場合、結石が尿道に詰まって尿が出なくなることも。

尿路結石も1度なっちゃうと、再発しやすいよ!

もしも、長い間おしっこを我慢させなければならない場合は、愛犬の様子をこまめにチェックすることが大切です。

 

外でしかしない場合の対処法

お散歩時でしか排泄をしないとき、困るのは外にでられない時ですよね。

犬は本来、草むらや土の上で排泄をする習性があるのだとか。

そのため外でおしっこをすることを好むそうです。

けれど、雨の日や体調がすぐれない日など、毎日散歩にいくことが厳しい日もあるでしょう。

そんな時はどうすればいいのでしょうか。

 

雨天時の対応

雨が降っているから今日はお散歩は難しいという日は、屋外により近い場所に排泄場所を作ってみてください。

例えばベランダや、お風呂、少し屋根のある屋外等。

そこに連れていきおしっこをするのを待ってあげましょう。

根気が必要になってきます。

途中であきらめずに、できるまで待ってあげてくださいね。

雨の日こそ、中でおしっこをしてもらう練習にはうってつけだね
そうやって、少しずつ慣れていくってことだね!

 

室内でおしっこをさせるには?

一番安心なのは、室内でおしっこをすることに慣れてくれることですよね。

室内での排尿に慣れてもらうための方法を紹介していきたいと思います。

合図を出す

合図を出すことで、室内、室外関係なくおしっこをしてくれるようになります。

まずは、外のお散歩時から徐々に慣れさせて、室内にという流れで覚えてもらうのがいいでしょう。

犬はおしっこをする直前に、地面を嗅いでソワソワしだしますよね。

そのタイミングで「ワンツー・ワンツー」という風に合図をだしましょう。

掛け声は「ワンツー」じゃなく、わかりやすいもので大丈夫です。

声を掛けているときに、おしっこをしたらたくさん褒めてあげましょう。

これを繰り返すことで、犬は飼い主さんの言葉でおしっこをすることを覚えてくれます。

なので、万が一散歩に行けない日があっても、決めた合図一つでおしっこをしてくれるようになります。

 

ひたすら待つ

排泄しそうになったら、トイレシートのところに連れていきます。

そして、おしっこをするまでひたすら待ち、できたら褒めてあげること。

この際、失敗しても叱らずに優しくできるまで見守っていてあげることが大切です。

根気よく何度も繰り返していけばきっとできるようになりますので、愛犬を信じてあげましょう。

二人三脚でがんばろー!
うん!一緒ならできそう!

 

まとめ

近年では、犬を中で飼うということが多くなりました。

元々外で生活していたため、本能的に外で排泄をするものだと感じているのかもしれません。

突然私たちがトイレで排尿をしないでくれ、と言われたら困りますよね?

恐らく犬も同様な気持ちになります。

だからこそ、無理はせずその子その子のペースで、頑張って覚えて行ってもらいましょう。

そうすれば、事情でお散歩に行けない日や家を空ける日も、我慢せず快適に暮らしていけるのではないかと思います。

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