そら豆を犬にあげていいの?犬がそら豆を食べた時の効果や量・ダメな与え方も紹介

犬 そら豆
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初夏の季節が旬の美味しいおつまみといえば「そら豆」ですね。

塩ゆでのそら豆と、ビールとのマリアージュは最高で、ビールがいくらでも飲めます。

ところで、そら豆の香りは犬の肉球の香りといわれていますが、犬の肉球の香りを嗅いだことがないのでわかりません。

そら豆は塩ゆでのほかには、さやごと焼いたりしていただきますが、美味しそうに食べていると、おねだりする愛犬を見ているとつい食べさせたくなってしまいますね。

でも、ちょっと待ってください。

そら豆って、犬にあげても大丈夫なのでしょうか?

ここではそら豆の栄養素の解説から、犬にそら豆を与えるメリット、デメリット、適量や注意点などをご紹介します。

 

犬にそら豆を与えても大丈夫?

調理方法に気を付けることで、そら豆を犬に与えても大丈夫です。

そら豆には犬の健康を保つために必要とされている栄養素がたくさん含まれていて、特にタンパク質、ビタミン類、ミネラル類などが豊富です。

手作りご飯を食べさせている飼い主さんにとっては、栄養補給がしっかりできる食材といえますが、その際には犬がそら豆を消化しやすくしてあげることがなによりも大切になります。

生のままで与えることをせず、しっかり加熱してやわらかくすること、味付けをしないこと、食べ過ぎさせないことなどに気を付けることが大切です。

 

そら豆の栄養素と犬に与えるメリット・適量は?

そら豆の栄養成分について犬の身体へのメリットを紹介していきます。

 

カリウム

カリウムはバナナや青汁などにも多く含まれるミネラルですが、犬の身体の余分なナトリウムを排泄してくれて血圧を下げる作用があります。

そのほかにも身体のpHバランスの調節や心肺、筋肉機能などの調節にもかかわっているなど重要な働きをしていて、常に補給しておきたいミネラルの一つです。

 

リン・カルシウム・マグネシウム

これらのミネラルは健康な骨、歯を維持と、神経・筋肉の働きをサポートする作用があります。

特にカルシウムとリンは足りなくなると骨折しやすくなるほか骨の成長にも悪い影響が出てしまうため積極的に摂取を意識しておく必要があります。

また、マグネシウムにはカルシウムの機能コントロールの役割があり骨代謝には需要なミネラルです。

 

タンパク質

そら豆に豊富に含まれるタンパク質は犬の筋肉や骨、さらには内臓、血液、皮膚などの健康を維持するために必要な栄養素であることはご存知のとおりです。

また、この植物性タンパク質は犬にも消化吸収されやすいとされているだけでなく、低脂質でヘルシーに摂取できるのです。

また、そら豆のタンパク質には犬の必須アミノ酸10種が全て含まれています

体内で合成できない必須アミノ酸は食事で摂るよりほかにないので、それを手軽に摂ることが出来るのですからうれしいですね。

これのことから、手作り食を与えている飼い主さんにはとってはありがたい食材といえるでしょう。

 

ビタミン(B1・B2・葉酸)

B1は疲労回復と神経機能の調節、B2は成長促進と免疫力向上に重要な働きをするビタミンです。

また、葉酸は妊娠している母犬に必要なビタミンで、欠乏すると胎児の発育に影響出ることがあるほか、貧血になるなどの影響があるのでお腹に赤ちゃんがいる愛犬には必須です。

 

そのほかの栄養素

そのほか、体内で酸素を運ぶ赤血球の素となる鉄や、体毛を健康に保つ銅なども豊富に含まれています。

そして、犬の腸内環境を整えてウンチを増やして老廃物を排泄する食物繊維もたっぷり含まれています。

ただし、人に比べて犬は食物繊維の消化が苦手とされているので、その摂り方や摂り過ぎには注意が必要です。

 

犬にそら豆を与える際の適量

そら豆はカロリーが高めですので食べ過ぎは肥満につながります。

また、一度に大量に与えると中毒や消化不良を起こすおそれがありますので、あくまでオヤツ程度の量にしておくのが良いでしょう。

1度に与える量としては下記を参考にしてください(カッコ内は体重の目安です)。

  • 小型犬( 5kg):1粒
  • 中型犬(10kg):2粒
  • 大型犬(20kg):3~4粒

なお、これはドッグフードを主食としている場合での量なので、愛犬に手作り食を与えている飼い主さんは、ほかの食材の栄養素との兼ね合いで増量しても良いでしょう。

 

犬にそら豆を与えてはいけないケース・ダメな与え方も紹介

犬にそら豆を与えてはいけないケースもいくつかあるので注意してください。

カリウムは腎臓病など腎臓系の持病のある愛犬では排泄がされにくくなり、蓄積して高カリウム血症を起こすために摂取制限があります。

リンもまた、摂り過ぎると腎臓に負担がかかることが知られています。

カルシウムとリンは結石を作ることがありますので既往歴がある愛犬は要注意です。

胃腸の消化力が弱い愛犬には食物繊維が負担になるので与え過ぎてはいけません。

そしてアレルギーにも要注意で、初めてそら豆を犬に与える際は刻んで少量にすることでしばらく様子をみてください。

なお、アレルギーは遅れて発症することがありますから、2~3日は異変がないか様子を見ましょう。

もちろん、過去にそら豆でアレルギーを起こした愛犬には絶対に与えないでくださいね。

 

まずはおさえておきたい!そら豆を与える際の注意点

採れたてのそら豆は新鮮なものであっても、生のままでは下痢や消化不良を起こすことがあります。

そら豆を犬に食べさせるのは必ず長い時間火を通してやわらかくしてからにしてください。

なお、皮を食べさせると食物繊維の摂り過ぎとなる場合があり、思わぬ便秘などを起こすかもしれませんのでひかえた方が良いでしょう。

また、粒のまま与えると丸飲みしてしまうので、のどに詰まらせることがあります。

小型犬や幼犬、老犬には細かく刻んで食べさせるようにすると良いでしょう。

茹で方にも注意が必要です。

塩茹でしてしまうと塩分を摂り過ぎるおそれがあるので、面倒でも犬に食べさせるそら豆は塩なしで味付けせずに茹でるようにしましょう。

なお、そら豆中毒については、報告がそら豆が主食の外国のもので日本では報告がほとんどありませんが食べ過ぎて中毒を起こす可能性はゼロではありません。

念のために犬にそら豆を与える際は少量を与えるようにしてください。

 

犬にそら豆をあげていいの?まとめ

ここまでご紹介したように「そら豆」は栄養価が高く、犬の補助食品として有効です。

特に手作り食がメインの飼い主さんにはご飯に混ぜるのに最適な食材といえます。

そら豆を使った犬用の料理レシピがネット上にもたくさん上げられていますので、参考にしてはいかがでしょうか。

ほとんどの飼い主さんが、そら豆を細かく刻んでご飯に混ぜていたり、ミキサーでペースト状にしてソースのようにして使うなど工夫をされています。

さすがに手作り食をするだけあって、愛犬へのそら豆の食べさせ方をよく勉強しておられると感心します。

そして、その方々が共通に気を付けていることは、一度にたくさん食べさせ過ぎないことです。

そら豆も適量を与えるなら愛犬の健康維持に有効となることでしょう。

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