犬の繁殖期とは?何歳まで?発情期のオスがうるさい

犬 繁殖期
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オスの愛犬が急に攻撃的になって、やたらとマーキングをするようになることがあります。

また、それまでしなかったマウンティングをするようになり、興奮するとみさかいなく飼い主さんの腕や足に抱きついて腰をふったりすることもあります。

性成熟した犬が発情期となることで、繁殖期を迎えることになります。

ブリーダーにとっては重要ですが、一般の飼い主さんを困らせる行動が現れるのが犬の繁殖期です。

ここでは犬の発情にまつわる情報をお伝えして、対策などについてご紹介します。

 

犬の繁殖期の季節とは?オスとメスの発情期の違いと特徴

ワンちゃんには特に決まった繁殖期はなく、メスのワンちゃんが発情すると、それに刺激を受けたオスが発情して興奮するようになるのです。

メスは生後半年以降に生理(ヒート)が始まるようになりますが、おおよそ春と秋の年2回で、6カ月から10カ月の周期とされています。

ただ、ワンちゃんごとに差が大きく年に1度のこともあり、室内のワンちゃんでは季節に関係なく発情することもあるとされています。

オスのワンちゃんは、ヒート中のメスと出会うことなどで発情し、時には遠くにいるメスのフェロモンを嗅ぎつけて騒ぎ出します。

それぞれ、以下のような行動の変化が見られるようになるので気をつけておきましょう。

 

発情期のメスは体調変化に注意

発情周期は4つに分けられ2カ月ほどとされ、以下の変化が見られます。

  • 陰部から出血するなどして、気にしたりなめたりする
  • 食欲に変化がみられることがある(増減どちらもあり)
  • そわそわして落ち着かなくなる
  • オシッコの回数が増える
  • 高めの体温が続く

 

発情期のオスは攻撃的になる

ヒート中のメスに近寄ろうとしたり、飼い主さんの言うことを聞かなくなるほか、次のような行動をとります。

  • やたらとマウンティングをするようになる
  • 散歩だけでなく室内でもマーキングの回数が増える
  • 攻撃性が強くなりオス同士でケンカするようになる
  • 落ち着きがなくなりやたらと吠えてうるさい

 

犬の交尾の仕組みとは?何歳まで交配できる?

メスのワンちゃんのヒートは以下のように進み、厳密に言えば人間とは異なります。

  1. 排卵前に子宮が発達して出血が起こる
  2. 出血が見られてから9~10日ごろに排卵が始まる
  3. 排卵から2~4日間が受精可能な期間となる

ワンちゃんは人間と違って閉経がありませんから、一生交尾することが可能となります。

しかし、メスの高齢出産は体への負担が大きく危険が伴い、また1歳前の妊娠ではお母さんの成長によくないとされています。

交配に最適な年齢は、メスが2歳から5歳で高くとも6歳まで、オスなら1歳から8歳までがよいと言われています。

 

犬の交配回数って決まっているの?

生物学的に何回までとの制限はありませんが、メスのワンちゃんをヒートのたびに妊娠させていては体がガタガタになって寿命を縮めてしまいます。

閉経がないことを利用して、多数のワンちゃんを狭い劣悪な環境で飼育して産ませるだけ産ませる、虐待に近い悪質な業者がいて社会問題になりました。

そこで、動物愛護の観点から2021年6月に、ワンちゃんの生涯出産回数の上限を6歳6回までとするほか、飼育頭数やケージの広さを規定する省令が環境省から施行されました。

ですので、交配回数は省令の上では決められていることになります。

 

オス犬による発情期のマウンティングはやめさせた方がいい?

ヒート中のメスの存在を察知したオスのワンちゃんは、もう興奮してしまいそのことしか考えられなくなるとされています。

急に走り出したり、うるさいくらい吠えたりしますが、困るのが節操のないマウンティングですよね。

散歩中に出会ったワンちゃんにオスメスのみさかいなくしてしまうようになると、思わぬトラブルになることもあるのです。

見た目にもよい行動とは思えませんので、習慣になってしまう前に、やめさせることをおすすめします。

とはいえ、本能による行動ですのですぐにやめさせることは難しく根気が必要となります。

とにかく見つけたらリードを着けてつなぐなどしてでもやめさせてください。

その際に大きな声で叱らなくともよいので、飼い主さんが不快で怒っているとわかるように圧力をかけましょう。

このことを根気よく続けているうちに、やがてやらなくなるようになるはずです。

 

犬を繁殖させない飼い主さんの選択肢とは

ワンちゃんを増やすことが目的でないのであれば、トラブルの元になることが多い発情期を避けるために避妊や去勢の手術を受けさせることも選択肢です。

これらには性器に関する命にかかわる疾患を、未然に防ぐことができるメリットがあります。

メスの場合はお腹を開かなくてはならないので、体への負担などに配慮しなければなりませんが、オスは負担が少ないので去勢することが望ましいとされています。

いずれにしてもデメリットもありますので、かかりつけの獣医さんとよく相談してください。

 

犬の繁殖期とは?何歳まで?発情期のオスがうるさい・まとめ

子犬をかわいがっているうちに、いつの間にか発情期を迎えて驚かされる飼い主さんは多いことと思います。

成長して繁殖期を迎えた愛犬の発情期の行動には悩まされることが多いでしょう。

特にオス犬ではTPOをわきまえないマウンティングや、うるさく吠えたり攻撃的になったりするので周囲にも迷惑をかけることが困りものですよね。

ヒート中のメスを妊娠させてしまう前に、繁殖期を迎えたオス犬を去勢しておくことも考えておいた方がよいかもしれません。

去勢手術はデメリットもありますがメリットの方が大きいと言われているので、獣医さんに相談することをおすすめします。

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