家族の一員となった子犬が環境に慣れてイタズラする姿はかわいいけど、いつまでもやんちゃだと家の中がメチャクチャになりそうで困りますよね。
でも、犬も人と同じように成長して、ある程度の年齢になると大人しくなるのです。
犬が大人しくなるとされる年齢には個体差があるので一概に何歳とは言えませんが、おおよその目安はあります。
また体格の違いや犬種による性格の違いなどのほか、生活環境によっても差が出るとされていて、ここでは犬が落ち着かなくなる原因についてもご紹介します。
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犬が大人しくなる年齢は体の大きさで違うってホント?
動いてる時が多いのでなかなかシャッターチャンスがないんですよね💦
なので寝てる写真が一番多かったり…(笑)トイプードルに限らず落ち着きないのは小型犬あるあるですね😅 pic.twitter.com/dWRMeaGG0V
— k (@kkk01498266) July 1, 2021
年の取り方は、体の大きさが関係しているとされています。
一般的には体の小さなワンちゃんは成長が早いのに比べて老化がゆっくりで、大型のワンちゃんは成長がゆっくりだけど老化が早いのです。
犬の性格は1歳か2歳で変わるの?
うちにソルさんが来て2ヶ月。
歯が生え替わってきて体もがっしりとしてきている。成長期だね!
まいにち歯磨きと爪研ぎの練習をしてるんだけど、ほんとにちょっとずつだけど大人しくしていられる時間が増えてきた☺️一日一秒ずつとかそんな感じだけど、始めたばかりの頃から比べると確実に進歩してる! pic.twitter.com/2x3zxfW8Ao— PON (@PONPOG) July 30, 2021
年齢を人の年齢に換算する際にも体の大きさで違いがあって、人では「成人」となる18歳に当たる年齢は、小型のワンちゃん(体重で25kgくらいまで)なら1歳ごろがそれに該当します。
また、それ以上の大きなワンちゃんでは1歳から2歳になるころがそれに当たるため、子犬から成犬へとしての性格に代わり始めるのは1歳から2歳ごろとされているのです。
犬が落ち着いて大人しくなったと感じる年齢は?
もうすぐ鉄郎とトチローの3歳の誕生日
『3歳すぎればおとなしくなる』の言葉を信じてここまできた☺️今まで比較的穏やかな大型犬複数としか暮らしてこなかったのらいぬ家、初めてのやんちゃ中型犬に四苦八苦してきました
さあ、来い!穏やかな3年目 pic.twitter.com/NS19Dn3YVq
— のらいぬ (@norain_u) December 2, 2020
人では18歳から成人として扱われますが、その性格や行動にはまだまだ子供のころのやんちゃな面が残っているでしょう。
ワンちゃんも同じで、1歳から2歳くらいではまだ時々、子犬のようなしぐさを見せることが多いようです。
しかし、成長がゆっくりとされる大型のワンちゃんでも、3歳くらいになると人であれば30代前半くらいに当たり、大人しくなって落ち着きを見せるようになります。
犬の性格は飼い主の性格や環境で変わるってホント?
シベリアンハスキー6歳♀つばきです!
おてんばガールで子犬みたいに四六時中遊び回ってます💦落ち着きないー!趣味は家のドックランにでて外を眺めたり通学中の子供たちや散歩中のわんちゃんに挨拶すること🌷 pic.twitter.com/GZvLGnqnxC— まっちゃん家 (@tsubakiyuzukiku) January 9, 2021
大人しくなる年齢には個体差があることをここまででご紹介しました。
しかし、3歳を過ぎても相変わらずやんちゃなワンちゃんがいれば、10歳に近づいても老化するどころか子犬のようなワンちゃんもいます。
心の成長に大切な要素は、性格や年齢だけでなく家庭の環境やしつけのやり方、そして飼い主さんの性格や日ごろの接し方が大きいのです。
いつまでもやんちゃな犬は落ち着くことを知らない
飼い主さんの間に信頼関係ができていれば、ワンちゃんは成長する過程のしつけによって「してはいけない」ことを学び、善悪の判断がつくようになって大人しくなります。
ところが飼い主さんがズボラな性格で、「かわいいから」となんでもやり放題にしておくと、興奮したままになってやんちゃを止めなくなるのです。
やんちゃな愛犬を落ち着きのある犬にするには?
ここまでご紹介したようにワンちゃんが落ち着くようになるには、個々の性格・環境・飼い主の性格などがさまざまな要素が絡みます。
しつけをしっかりしておく
おおむね生後4カ月くらいから社会性を持つようになり、このあたりからしつけを始めるのがよいとされています。
とくに「してはいけないこと」をしっかり教えておくことで、1歳ごろから落ち着きが出てくるようです。
しつけの時の声のトーンに注意する
しつけをする際の大切なことに飼い主さんの声のトーンがあります。
「してはいけないこと」を教える時にかわいさいいからと優しい声で叱ると、叱られているのかほめられているのかを理解できません。
止めさせたいことを注意する時には、「これはいけないことなのだ」と理解できるように、声のトーンを下げて「だめ!」などの短い言葉で注意するようにしましょう。
そしていうことを聞くようになったら、優しいトーンで褒めてあげることをお忘れなく。
家庭内の刺激を減らす
家庭内でいつも次のような刺激を受け続けているような場合、いつまでも落ち着きがないままになることが多いようです。
- 小さい子供がいていつも甲高い声ではしゃぐ
- 窓から外の車や通行人が丸見え
- 来客が多く、いつも人が出入りしている
いずれもワンちゃんが常に刺激を受けているために、興奮が持続してハイテンションのままになってしまいます。
子供と離して落ち着かせる時間を作ったり、居場所を窓から離して外を見えないようにしたり、来客がある時は応接間などの音が聞こえない部屋で待機させましょう。
それらが難しいようなら、興奮をしずめるように叱ることも必要です。
欲求不満を解消してあげる
雨が続いて散歩に行けないなど、欲求不満の時に落ち着かなくなることも多いです。
ワンちゃんの適切な運動量を探って毎日しっかり運動をさせるほか、家庭内では思い切り遊んであげるなどして欲求不満を解消してあげるとよいでしょう。
犬が大人しくなる年齢は何歳?大きさや犬種で違うの?まとめ
最近この子が落ち着きないんだけど発情期か?⸜( ⌓̈ )⸝
おとなの階段のーぼるー🎶
まあまだ子犬だからないか。笑 pic.twitter.com/ikM6RjjAfk— ともちん@team ABC (@yasu_t_16) May 24, 2019
犬は社会性が強く学習能力が高いので、飼い主さんがしっかり信頼関係を築いたうえでしつけをすることで、子犬のころはやんちゃだった愛犬も年齢とともに次第に大人しくなるとされています。
また、成犬になってもやんちゃなのは、飼い主さんの性格や家庭環境に問題があるかもしれません。
大人しくなるはずの年齢なのにやんちゃな愛犬は、性格や環境をチェックしてみましょう。