世界中から食いつきのよい犬の餌として評価が高い「ブッチ(Butch)」はニュージーランド産のフードです。
ニュージーランドでは1963年から売られていて、日本では2009年から販売されています。
安全安心で犬が喜んで食べる餌として注目されている「ブッチ」について、詳しくご紹介します。
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世界で600万本以上売れている犬の餌「ブッチ」とは?
病院の先生のオススメでブッチと言う少しお高めな犬の餌に手を出してしまった😅
2kgの肉塊って結構でかいのね💦
冷凍保存も出来るようなので小分けにして使います😊 pic.twitter.com/1dVnBRrrj8— Mitaka@犬キャン△子育て中⛺️ (@Miritaka_camp) May 31, 2020
日本では珍しいチルドタイプの餌で、ニュージーランドではシェアが高く、スーパーなどで販売されています。
直径7.0㎝で長さ25㎝の800gある太いソーセージのような外見で、ドッグロールやミートロールとも呼ばれていて、肉や魚などの配合が異なる次の3種類が販売されています。
- ブラックレーベル:ビーフ33%・ラム25%・チキン18.5%(計76.5%)
- ホワイトレーベル:チキン80%
- ブルーレーベル:チキン67%・サバやマグロなど25%(計92%)
切った断面を見ると人用のハムやソーセージなどと同じ外観で、ニンジン・エンドウ豆・コーン・大豆・ココナッツ・米・海藻類などの具材が含まれていて、栄養価が高いフードです。
また、これだけの肉や魚を使用していながら、カロリーは一般的ドライフードの3分の1程度とされています。
ウェットタイプは添加物が多いのでは?
ウェットなものは水分が多いために防腐剤などが心配されますが、「ブッチ」には防腐剤はもちろん人工保存料・人工調味料・着色料・合成香料なども使用されていません。
また、アレルゲンとなってアレルギーを起こしやすい小麦・グルテン・イーストなども含まれていないので、アレルギー体質のワンちゃんに安心して食べさせることができます。
肉類をはじめ原材料には、育成環境の規制が世界一厳しいとされるニュージーランド産のものが使われているので安心です。
犬に「ブッチ」を食べさせる際の与え方は?
けっけっ!犬の餌なんて食べないワンね!
本物のご飯でてこいワンね~~!!(ブッチ混ぜたやつも3日で飽きた) pic.twitter.com/A7ckn5L0lJ— 陸とソラ (@GUGaknp) September 9, 2021
1回分の量を切り取って、食べやすいように小口切りにしてお皿に入れて食べさせます。
お皿に適量をいれるだけのドライフードよりは手間がかかりますが、1回分を小分けして冷凍しておけば小分けする際の手間だけで、後はレンチン(500Wで30秒)するだけです。
ドライフードと併せてもいいの?
栄誉バランスが良いので「ブッチ」だけをメインのご飯として与えている飼い主さんは多くいます。
また、カリカリと併せて食べさせているケースも多く、食いつきがよいのでトッピング的に与えている飼い主さんも多いとされています。
「ブッチ」のデメリットとして値段が高いことがあり、コスパがよくないため、安い餌と併用する飼い主さんもいて、併用の際はそれぞれの適量をしっかり計算する必要があります。
ウェットフードは歯石がつきやすいというけどホント?
ブッチ食ってご満悦の犬
猫にはちゅーる犬にはブッチや pic.twitter.com/Mrin7gFgQS— デカ乳首マン【公式】 (@ImGreatHero) October 27, 2021
ウェットタイプが歯に付きやすいと言われることがありますが、むしろワンコの口の中ではドライの方が、口の中の水分をうばうために食べカスが残りやすくなるのです。
水分が多い「ブッチ」なら口の中の水分をうばいませんので、口の中が乾燥せず口臭などにもよい効果があります。
とはいえ、ワンコの食後に歯磨きが必要なのはドライもウェットも同じですから、しっかり磨いてきれいにしてあげてくださいね。
「ブッチ」が尿路結石などに良いというのはホント?
オススメのブッチを購入しました。
ちょっとお高いけど、我が家のシュナウザーは水をあまり飲まない。
ブッチは足りない水分も入っていてこれなら安心です。尿道結石になりやすい犬種はいいかもです✨
トライアルセットはお得なので試してみるのもありですよ。
情報ありがとうございました✨ https://t.co/8oBkglQT9t pic.twitter.com/HdU9rrMrwU— #ルイ★西洋占星術で自分を知り、タロットで今を知る (@RUI_HOSHIURANAI) September 29, 2022
水分含有量が約75%なので、そのように言われていますが研究データなどは発表されていません。
ただ水分を摂ることをサポートしますので、ドライのものよりは有利と考えられています。
フードを食べない老犬が「ブッチ」なら食べるの?
ブッチ、ちょい切り分けが面倒くさいかもしれないけど魚肉ソーセージくらいのやわらかさで老犬でも食べやすい。喜んで食べてくれて嬉しいなー。 pic.twitter.com/vPu7xh03NB
— 昭乃音(あきのね) (@yorunotobari510) January 7, 2023
シニアになると食欲が低下して、あまり食べなくなりますが、「ブッチ」のようなウェットなものはしっとりして食べやすいこともあり食いつきがよくなるようです。
食欲が落ちると体のさまざまな機能が低下するだけでなく免疫力なども低下してしまうので、あまり食べなくなったら試してみてはいかがでしょうか?
「ブッチ」だけを与えると月にいくらかかるの?
最近犬心さんの食い付きが悪いからブッチと混ぜていざ!!!
……ブッチだけ食べて犬心をペッペッする暴挙にでた😭😭😭
まだ1.5袋あるんだよ〜😭!食べて〜😭! pic.twitter.com/zvvmW4zoIi— ひなた🐶 (@_hinataaaaaaa) September 20, 2022
2023年2月15日時点の通常価格は1本当たり800gが1,430円、2kgが2,860円(それぞれ税込)です。
ワンコの体の大きさや食欲などさまざまな要素が考えられるので一概には計算できませんが、「ブッチ」だけをご飯とする場合には毎月、おおよそで次の金額がかかるとされています。
- 小型犬(10kg以下):5,400円~18,000円
- 中型犬(11kg~25kg):20,000円~40,000円
- 大型犬(25kg以上):40,000円~63,000円
ドライタイプよりは高額になりますが、それと組み合わせてコストを抑えている飼い主さんもいます。
「ブッチ」はどこで買えるの?定期購入なら安いの?
インターネットから公式通販や通販サイトで購入できるほか、一部のペットショップやペットサロンなどでも取り扱われています。
初回ならワンコの好みを探るのに使える「トライアルセット(3種類3本入り)」が3,000円(税・送料込)で購入できておすすめです。
また定期購入するのであれば、自動発注してもらえる「定期コース」が10%オフでお得です。
なお、これらも2023年2月15日時点の情報ですので、購入を検討される際には公式サイトなどでご確認ください。
評判の犬の餌「ブッチ」とは?どんなドッグフード?まとめ
バレンタイン用にお試しブッチを購入。箱を開けるまでは怪しんで吠えていたものの、開けた瞬間覗き込んでずっと嗅いでいた三毛犬。
段ボールを片付けた後も、段ボールを置いてある玄関に行ったり寝室に頭だけ突っ込んで嗅いでみたりとしばらくブッチを探してました。 pic.twitter.com/g1A3AMSnMy— 三毛犬と野良くろ (@kiri_maro) February 4, 2023
インターネット上の口コミや評判をみる限り、ほとんどの犬が喜んで食べる餌というのが「ブッチ」の評価です。
これまでの餌への食いつきが悪くなったとお悩みならば、一度試してみてはいかがでしょうか?
ウェットタイプなので保存を心配する声がありますが、小分けにして2ヶ月ほど冷凍保存することができます。
コストが高いことはネックですが、愛犬が元気でいられるなら餌に投資する飼い主さんには「ブッチ」がおすすめです。