犬は生後20~40日くらいまでの間、母親の母乳のみで育ちます。
母親が母乳を与えたがらなくなるのは、子犬に「歯」が生え始めてから。
この時期の成長スピードは、犬種によっても個体によっても差がありますが、徐々に離乳食に変わっていきます。
ここでは、離乳食を始める時期と基本的なフード選びについて解説していきます。
離乳食を始める時期
離乳食を始める時期は、子犬に歯が生え始める、母犬が授乳を嫌がる、子犬が親犬の食事に口を突っ込み始める、などが目安になります。
購入した子犬の場合は、基本的には離乳時期が過ぎてから家に来ることになります。
私はそんなことは知らずに、すぐ連れて帰れると思ってました(笑)
離乳食をあげる時間やワクチン接種があったりと…結局、お店のかたに少しの間、お世話してもらってから、お迎えしました。基本そうですよね…(*_*;
お家に迎えてから最初の1週間
お家に来たばかりの子犬は緊張ぎみです。環境が変わるだけでもストレスなので、食事は以前に何を与えてたのか聞いておいて、同じものを与えて様子をみます。
私はお店からの購入でしたが、店員さんが親切に教えてくれたのを今でも覚えています。
1週間分を小分けにして渡してくれたり、ありがたかったですね。
それと、お家に迎えた日から1週間くらいはビックリさせないようにしましょう。これもストレスの原因になるので注意したいところです。
家に慣れてきたら
子犬の成長状態がよく、皮膚や耳の中に異常がなく、体臭もない、便の状態も良ければ、このころから、ドックフード選びを始めていきます。ワクワクしますよね。
さて、お店に行くと、ズラッと並んだドックフード( ゚Д゚)いざ選ぶとなると種類は豊富だし値段もいろいろだし、どれにしていいか迷ってしまう。
私は飼っている犬と同じパッケージのものを選んでました(笑)シニア犬用とも知らず。。。
子犬の時期のドックフードは基本的にパピー用を選びます。
市販のものはパッケージに、「子犬用」や「パピー」と書いてあるものがそうです。
一般的な分類として
- 子犬用・・・子犬期(パッケージには、パピー又はジュニアの表示)
- 成犬用・・・いわば大人の犬。
- シニア用・・・高齢犬にあったフード
などに分けられます。
ではなぜ、それぞれの成長段階に分かれているのかご存知ですか?
それは、それぞれの成長段階にあった栄養素やカロリーを考えて作られているからなのです。
例えば、子犬用は成長期(骨格や筋肉の成長など)に必要なタンパク質が多く含まれています。
逆に成犬になってから子犬用を与えるとカロリー摂取過多になり肥満を誘発することもあるんです。
私たち人間と同じですね。(^^)
まとめ
母犬から引き離されて飼い主さんの元にやってくる子犬は、最初は不安でいっぱいだったハズです。
私の愛犬は段ボール箱に入れられて引き渡されました。車で家路に帰る途中も、「クンクウゥ~ン」っと、泣いていて、不安なんだろうな…と思うほど、今でも覚えてます。
お家に迎え入れて環境が変化する中で、「まずは慣れてもらう。」これがまず一番最初ですよね。
そのあと、子犬の状態をよく観察して、調子もよく、好んで食べてるものをよーく選んで、愛犬にあったフードを選んでいく。最初はみんな何がいいかなんて分かんないと思います。
自分の愛犬にあったフード選びをぜひ!楽しいですよ。(^^)v