犬がティッシュを食べた?犬はティッシュが好き!・誤飲しない方法も紹介

犬 ティッシュを食べた
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部屋中にゴミが散乱!傍らには得意満面にティッシュを噛んでいる犬。

犬を飼っている方はよく見る光景なのではないでしょうか。

そんな光景を目にしたときは後始末にイライラしながらも愛犬が変なものを誤飲していないか不安になりますよね。

今回の記事ではもともと何かを噛んだりするのが好きな犬がなぜあえてティッシュを食べたがるのかそもそもなぜ犬はティッシュが好きなのか等犬とティッシュの関係を探っていきます。

記事の後半ではティッシュを食べたり誤飲したりしない方法も紹介しますので最後までぜひ見てください。

 

犬がティッシュを食べた 大丈夫?! 

犬を散歩させているとよく道端に落ちている落ち葉やゴミに興味を示して食べようとしますよね。

そのたびに「ダメ!」と注意しつつリードを引っ張ったりすると思います。

室内にいてもゴミ箱に口を突っ込んでまるまったティッシュをひっぱってきては遊んだり噛んだりと困ったものです。

そんないたずらっ子の犬の様子はよく見る光景かとは思いますが実は放っておくと怖いのです!

 

ティッシュを食べたことによる危険性

水に溶けるトイレットペーパーならまだしもティッシュは水に溶けません。

そういった性質のティッシュを食べてしまうとお腹の中にそのまま消化されずに残ってしまいます。

食べてしまったのが少量であればウンチと一緒に出てくる期待も持てますが大量に食べてしまうとお腹に消化されずに溜まってしまう可能性があるのです。

最悪の場合腸閉塞(ちょうへいそく)を引き起こす危険性があります。

腸閉塞(ちょうへいそく)とは腸が完全にふさがってしまった状態もしくは腸の内部で深刻な通過障害が起こっている状態をいい命を落とす危険すらある病気です。

その初期症状として嘔吐・食欲不振・元気がないなどが挙げられます。

ティッシュくらい大丈夫だろうと油断せず愛犬に上記のような様子が見られたら躊躇せず動物病院に相談しましょう。

 

ティッシュを食べてしまったときの対処法

まずは少しの間しっかり様子をみましょう。

その際便の様子を確認するとよいでしょう。

便にティッシュが混じっていれば排泄されたと判断でき安心材料となるはずです。

様子をみている中で特に何も変わったところがなければそのまま過ごしてよいでしょう。

元気がなかったり嘔吐や欲不振などいつもと変わった様子が見られたら動物病院へ相談しましょう。

間違っても掃除機のホースを口の中に入れて吸い出したり等素人が安易に判断するのはかえって危険です。

また犬がティッシュを食べたことがわかってもそれがいつなのかまたどのくらいの量を食べたのかは正確にはわからないと思います。

その場合発覚当初の散らかり具合や発覚前後のゴミ箱の様子などからある程度予測を立てることが重要になります。

動物病院へ連れて行った際の貴重な情報になるからです。

 

犬はなぜティッシュが好きなのか?

食べてしまうと危険を伴うティッシュ。

そんな危険があるのにも関わらず犬はなぜこんなにもティッシュに心惹かれるのでしょうか。

大まかに4つの理由が考えられます。

 

退屈

ただ単に退屈しのぎにティッシュを見つけて遊んでいるというパターンです。

一人で留守番なんかしているときは基本的に退屈です。

若い犬は元気が有り余っているのでそんな退屈な時に目の前にひらひらと白い柔らかそうな物体を見つけたら退屈しのぎの良いおもちゃと思うのでしょう。

 

好奇心から

犬に限らず人間の赤ちゃんも初めて見る物は興味をもってじっと観察したりしますよね。

そんな好奇心が高まると気になったものを口の中に入れたりするのも人間の赤ちゃんと同じ行動です。

ティッシュは犬のそんな好奇心をくすぐる対象なのでしょう。

 

もし仮に毎日の食事の献立が同じだと飽きますよね。

健康に悪いとわかっていても甘~いデザートや脂っこいラーメンもたまには食べたくなると思います。

犬も毎日同じドッグフードを食べている中でふと目の前のティッシュから甘い匂いが漂ってきたら食欲をそそられてしまうのでしょう。

 

ストレス(不安)

犬は独りぼっちでいる不安感やストレスから何かを口の中に入れるといった行動にでるようです。

ティッシュを噛んだり引き裂いたりして不安な気持ちと戦っているのでしょう。

ティッシュ以外にも硬いものを噛んだりする行動が見られる場合は犬にとってストレスや不安が強いのかもしれません。

そんな時は犬をとりまく生活環境を見直してみましょう。

 

犬がティッシュを噛む?大好きなティッシュのわけとは?

同じティッシュでも犬の好きなティッシュがあります。

大まかに2つ紹介します。

 

味のついたもの

食べ物をこぼしたときティッシュでふき取ることはよくあると思います。

そういったものを犬は好みます。

ドッグフードは犬の健康を考えてか人間の食事に比べると薄味に作られています。

そんなドッグフードを毎日食べている中で人間の食べ物をふき取ったティッシュが目の前にあったらおいしそうな食べ物と認識してしまうのでしょう。

 

匂いのついたもの

食べ物同様薬であったり化粧品であったりとそういったものをこぼしてもティッシュでふき取ることはありますよね。

これも犬は大好物です。

犬は人間よりも嗅覚が発達しています。

ほのかな匂いのついたティッシュでも感じ取って興味をもってしまうのでしょう。

 

まずはおさえておきたい!ティッシュを扱う注意点

食べてしまうと危険なティッシュですが人間にとっては生活必需品といっても過言ではありません。

犬と共生していくにはその取扱いを注意したいところです。

ティッシュを取り扱う上での注意点を3点紹介します。

 

手の届かないところにティッシュを置く

犬の目の届かない物理的に届かないような高い場所に置くのが即効性のある最善の解決策でしょう。

引き出しの中に置くのも良いかもしれません。

ティッシュをゴミ箱に捨てる時も蓋つきのゴミ箱に捨てることを徹底するなどとにかく犬とティッシュの接触する可能性を排除していきましょう。

生活は少し不便になるかもしれませんが万が一誤飲して動物病院に連れていくことを考えたら万全を期すに越したことはありません。

 

しつけ

普段の散歩の時から道端に落ちている異物を犬よりも飼い主がいち早く発見し極力触れさせない習慣をつけるのが大事です。

犬に先にティッシュを発見された場合も近づいてクンクンしだしたら犬の目を見て「ダメ!」と強く言って教え込みましょう。

家にいる時もゴミ箱をあさってティッシュを食べようとしたら大好物のおやつで注意を引いてみましょう。

この時呼びかけに応じておすわり等の指示に従ったらおやつをあげて目いっぱい褒めてあげましょう。

こうすることでティッシュを我慢したから大好きなおやつを食べられたというある種の成功体験を植え付けることができます。

 

留守中はケージサークルへ

外出するときは短時間でも油断せずケージやサークルに入れるなどティッシュとの隔離を徹底しましょう。

根本的な解決とはならないかもしれませんがティッシュとの接触機会を物理的に奪っておけば誤飲の心配は不要となります。

ただケージに入れておく時も注意が必要です。

留守のたびに無理やり入れておくと孤独のストレスからペットシーツを嚙みちぎって食べてしまう危険性もあります。

ケージ=安心する場所という認識を日頃から持たせるトレーニングを行いケージの中は布製のペットシーツを使うなど工夫しましょう。

 

犬が好きなティッシュの特徴食べたときの対処法食べないための対策まとめ

この記事のまとめです。

・犬がティッシュを食べることの危険性その際の対処法

・犬が好きなティッシュの特徴

・犬がティッシュを食べないための対策

この記事では犬がティッシュを食べることの危険性食べてしまった場合の対処法食べないための対策等を紹介しました。

ティッシュは水に溶けないので誤飲してしまうと腸閉塞(ちょうへいそく)の危険性があります。

腸閉塞(ちょうへいそく)は命を落としかねない危険な病気です。

愛犬も家族同様です。

苦しむ姿を見るのはツライですよね?

少しでも普段と違う様子が見られたら躊躇せず動物病院へ連れていきましょう。

犬の好きなティッシュの特徴として味やにおいがついたものがあげられます。

犬は関心のあるものを噛む性質のある動物です。

味やにおいのついたティッシュな真っ先に狙われます。

食べこぼし等をふき取ったらそのまま放置せず食べ物と勘違いされて噛みつかれる前にすぐに蓋つきのゴミ箱に捨てる等犬の手の届くところにおかない工夫も大事です。

日頃からティッシュを食べないためのしつけも重要です。

ティッシュを食べるのを我慢したら大好きなおやつをあげるなど目いっぱい褒めてあげて成功体験を積み重ねましょう。

そうすれば飼い主にとっても犬の誤飲防止につながり犬にとっても大好きなおやつを食べられてお互いうれしいですよね。

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