犬は拗ねるとふて寝する!?いじける仕草がかわいい

犬 すねる
Pocket

愛犬が拗ねている姿を見たことある飼い主さんは多いと思います。

ペットのしつけ専門家の中には、あれは拗ねているのではないとする声もあるようですが、しょんぼりした姿を見ると、拗ねているとしか見えませんよね。

いずれにしても、犬はその希望がかなえられないと、飼い主さんの呼びかけに反応しなくなることがあります。

ここではそれを拗ねているということにして、どのような仕草が見られてどのように解決したらよいのかをご紹介しましょう。

 

犬が拗ねるのはどんな時?かまってくれない時や留守番

ワンちゃんが拗ねるのは、いつもどおりの時間にご飯をもらえないとか、散歩に連れて行ってもらえないとか、あまり込み入った話ではなく単純なことが多いとされています。

願いがかなわない時、ワンちゃんは飼い主さんの都合があることを理解できないので、自分の願いは聞いてもらえないのだとガッカリしてシュンとしてしまうのです。

また、叱られてしまうことも拗ねる原因ですし、自分以外に注目が集まって存在がスルーされてヤキモチをやくようなことでもいじけます。

主にワンちゃんは次のように感じた時、拗ねるような態度を見せます。

  • 飼い主さんも誰も自分をかまってくれない
  • いつも留守番ばかりで寂しくてつまらない
  • 雨の日が続いたりして散歩に行けない
  • ゆっくり散歩したいのに時間がいつもより短い
  • オモチャで遊んで欲しいのに無視される
  • 甘噛みを強く噛み過ぎて叱られた
  • 一緒に暮らすほかのワンちゃんばかりかわいがる
  • お家に赤ちゃんがきて飼い主さんがかまってくれなくなった

 

犬が拗ねる態度とは?ご飯食べない、目をそらす、隠れるなど

ワンちゃんが拗ねてふてくされている時は、次にあげるような仕草や態度を見せます。

 

飼い主さんと視線を合わさず無視をする

少しな離れた場所に行き、目を合わせようとせずに無視したままふて寝します。

名前を呼んでも聞こえないふりをしていますが、耳がピクピク動いたり、尾がゆっくり動いていたりするので、飼い主さんの言動に注意していることがわかります。

 

居間などから離れた場所に移動してふて寝をする

少し離れた場所や、クレートやケージに入ってそのまま出てこなくなることがあり、いじけ方がひどい時には直ぐには見つからないような場所に隠れてしまうこともあります。

そのような時はご飯をあげてもプイっとそっぽを向いて食べないこともあって、少し心配になりますね。

ただ、時間が経つとお腹が空いてご飯の皿が空になっていたりしますし、オヤツを見せると何もなかったかのように出てきてねだるようになりますよ。

 

部屋にあるものにやつあたりしたりイタズラしたりする

スリッパやティッシュなど目につくものを手あたり次第、噛みついて振り回してメチャメチャに壊して散らかします。

ここまで悪さをすることはあまり見られませんが、ほかのことでストレスを溜めているなどしているとやらかすことがあります。

このようなケースでは、ストレスの原因を探って対処しないと何度も繰り返すでしょう。

 

無駄吠えをするようになる

ふてくされがさらに強くなって攻撃的になると、無駄吠えをするようになることがあります。

これは自分の要求を飼い主さんにのませようとする行為なので、上下関係のしつけが必要です。

対応を間違えると無駄吠えが治らなくなるばかりか、歯を剥いて言うことを聞かなくなるでしょう。

 

はあはあと息使いが荒くなる、手足や身体を舐め続ける

これらもまたストレスからくる行動と言えます。

体毛が抜けるほど手足や身体を舐め続けてしまうこともあり、皮膚炎などを起こすこともあるのです。

自分の尾を追い回しグルグル回り続ける動きをみせるケースもあり、注意が必要です。

 

いじける犬が拗ねる時の対応とは?

いつも明るく癒してくれるワンちゃんが、拗ねてふてくされた態度見せると驚いてしまい、どうしたらよいかわからなくなってしまいますよね。

拗ねるワンちゃんへの対応を3つほどご紹介しますので、ご参考にしてください。

 

拗ねて無視していたらそのまま放置

ワンちゃんが拗ねてしまって呼んでも無視していたら、しばらく放っておきましょう。

気持ちが落ち着いて、飼い主さんのご機嫌を伺うように近くに寄ってくるようになったら、普通に接してあげてくださいね。

ふてくされてない様子だったらオヤツをあげて褒めてあげてもよいですね。

 

コミュニケーションをしっかりとる

放っておく間も、ワンちゃんの様子はきちっとチェックしておきましょう。

見た時に目を合わせてくるようになっていたら、名前を呼んでみてください。

嬉しそうに近寄ってきたら、冷戦は終了にしてあげましょう。

ふてくされなければ、飼い主さんはいつものままで接してくれることを学習できればよいですね。

これを繰り返していれば、この先多少の不満があってもいじけなくなるでしょう。

 

散歩と運動でスッキリ

ワンちゃんにふてくされた感じがまだ残っていようなら、散歩につれていくとよいですね。

やはり、ワンちゃんも身体を動かしてモヤモヤを発散させてあげるとスッキリするようです。

出かけるのが難しければ、部屋の中で思いきり遊んであげても喜びますよ。

 

犬が拗ねるとふて寝する!?いじける仕草がかわいい・まとめ

愛犬がいじけて拗ねている姿はかわいいものですよね。

ついつい甘やかしてしまいそうになりますが、ほどほどにしておきましょう。

ふて寝していても、離れたところでふてくされていても、拗ねる愛犬を甘やかしてわがままに育ててしまうとあとが大変です。

拗ねた愛犬のしつけは無視が基本です。

ただし、ストレスを溜め過ぎてしまうことがないように、様子を見てコミュニケーションを取っていきましょう。

>>合わせて読みたい!犬だって不満はあるよ!飼い主に不満があるときに見せる4つの行動。