愛犬と花の中を散歩する国営ひたち海浜公園

ひたち 海浜 公園 犬
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茨城県ひたちなか市にある国営ひたち海浜公園は、愛犬が無料で入園できる公園で、リード着用で愛犬と一緒に、ひたち海浜公園内を散策することができます。

毎年ゴールデンウィークのころは、青いじゅうたんのようなネモフィラの花が咲く丘が人気で、多くの観光客が訪れる全国的に人気の高いスポットです。

 

愛犬と入場できる国営ひたち海浜公園とは?

水戸市の東、太平洋に面した359haもの広大な敷地の国営公園で、太平洋戦争前は「帝国陸軍水戸飛行場」でした。

戦後、アメリカ軍に接収され水戸射爆場として射撃訓練場として使われていました。

1973年3月に返還され、「首都圏整備計画」の一環で、海浜公園として1991年に開業しその後も拡張が続いています。

 

ひたち海浜公園にはどんな施設があるの?

広大な敷地に7つのエリアがあり、各エリアをつなぐサイクリングコースが整備されているほか、園内移動用のシャトルバス「シーサイドドトレイン」があります。

 

みはらしエリア

この公園を有名にした、ネモフィラが咲き乱れる「みはらしの丘」があるエリアです。

25年の歳月をかけて人工的に造成され、丘の3つの頂上からは園内と太平洋が一望できます。

エリアには、ほかに次の施設があります。

  • 里の家:再現された古民家を見学できる
  • みはらしの里:ナノハナ、レンゲソウ、ヒマワリ、ジニア、ソバの畑が広がる

 

西口エリア

西口ゲートがあるここには、公園管理センターや貸し出し自転車があるサイクルセンターなどのほか、さまざまな施設やガーデンがあります。

  • スイセンガーデン:「プリンセス・キコ」ほか100万本のスイセン
  • たまごの森フラワーガーデン:約200種25万本のチューリップ
  • 記念の森散策路:雑木林で花や野鳥を観ながら散策を楽しむ
  • たまごの森:松林に9つのカラフルな卵の形の子ども用遊具
  • 水のステージ:1万人収容可能な野外ステージでイベントが開催される
  • 記念の森レストハウス:創作ラテやケーキが楽しめ公園の歴史ギャラリーが併設
  • 西池:西口正面の噴水付き人工池で、カルガモなどの野鳥観察ができる
  • レイクサイドカフェ:西池のほとりにありテイクアウトと、お土産も販売

 

樹木エリア

アカマツやクロマツの「ひたちなか自然の森」で、コケ類などを観察できる池があります。

また、自然の湧き水「沢田湧水地」では「沢田湧水ネイチャーハウス」を拠点として、希少な生態系を学べます。

 

大草原エリア

約9haの芝生の大草原は自由に遊べる多目的広場です。

「大草原フラワーガーデン」を散策して、「林間広場アスレチック広場」や「ディスクゴルフコース」で遊び、海に近い「バーベキュー広場」で食事ができます。

 

砂丘エリア

公園内の海沿いエリアで「大砂丘」から海を一望でき、海浜口サイクルセンター、学習施設の「グリーン棟」や「陶芸棟」などがあります。

「砂と海の林」、「サンドガーデン」、「ロックガーデン」では海浜植物を観察しながら、海の見える丘からは眺望を楽しみながら愛犬と散歩ができます。

また「香りの谷」ではさまざまなハーブの香りを楽しめ、ガラス張りのカフェで太平洋を眺めながらコーヒーや軽食を味わう「グラスハウス」があります。

 

南口エリア

公園の南口アリアにはサイクルセンターのほか、噴水のある「泉の広場」や夏にヒマワリが群生する「泉の広場フラワーガーデン」があります。

遊園地のある「プレジャーガーデン」につながる、「メタセコイアの並木道」は秋にレンガ色に染まります。

 

プレジャーガーデンエリア

公園の中央口で、中央サイクルセンター、観覧車のある遊園地や、さまざまなアトラクションがあって子供たちが喜びます。

また、「ガーデンレストラン」などの多数の飲食店ここに集中していて、「ショップサンサン」でお土産を購入できます。

 

ネモフィラってどんな花?

ムラサキ科ネモフィラ属(Nemophila)の植物で、丈夫で花壇・鉢植え・プランター植えなどに向く人気のお花です。

澄んだ青空のようなブルーの花で、約530万本が群生する「みはらしの丘」では、丘と空と海が青いコントラストを描く絶景のパノラマが広がります。

 

1年中花が咲き乱れるひたち海浜公園

広い公園内には「みはらしの丘」のほかに多くのフラワーガーデンがあり、四季折々さまざまな花と愛犬との映え写真撮影を楽しめます。

  • 春:ナノハナ・ネモフィラ・スイセン・チューリップ・ポピー・バラなど
  • 夏:ラベンダー・ユリ・ジニア・ヒマワリなど
  • 秋:コスモス・コキア・ハマギク・リュウキュウハギ・バラなど
  • 冬:アイスチューチップ・ロウバイ・フクジュソウ・ウメなど

 

ひたち海浜公園を犬連れで楽しむ際の注意点

愛犬にはリード(短いもの)を着用して、写真撮影中も手から離さないようにしましょう。

ワンちゃんを連れて入れないエリアがあるので、マップや表示をよく見て確認してくださいね。

そして、愛犬のウンチは必ず持ち帰り、オシッコにはペットボトルの水をかけることをお忘れなく。

なお、シーサイドトレイン(園内周遊バス)や、プレジャーガーデンの遊園地にある遊戯施設については、ペット同伴でのご利用は出来ません。

 

愛犬と花の中を散歩する国営ひたち海浜公園・まとめ

国営ひたち海浜公園は、愛犬と散歩や撮影を楽しめる公園ですが、たくさんの観光客が訪れる人気スポットなので、マナーを守って楽しんでくださいね。

園内に愛犬と入れる飲食店がないので、ひたち海浜公園にはフードやオヤツを持って入園するようにしましょう。

また、お花がきれいな時期の休日などは、ラッシュ時通勤なみに混み合うことがあります。

人込みが苦手な愛犬をひたち海浜公園に連れて行く際は、ストレスを感じているか様子をよく観察しながら楽しんでくださいね。

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