犬にささみジャーキーは大丈夫?ささみジャーキーの効能に違いやダメなあげ方も紹介!

犬 ささみ ジャーキー
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犬にとってささみジャーキーは最高のご褒美です。

袋を開ける前からささみジャーキーの香りに誘われてよだれが止まらなくなってしまう犬もいるくらいです。

ささみジャーキーなどのおやつは犬とのコミニュケーションを取る上で上手に活用することで非常に役に立つものです。

そんなささみジャーキーですが、高タンパク低カロリーで体にいいからたくさんあげても大丈夫だと思っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

健康食材と言われているささみジャーキーも与え方を間違えてしまうと体調を崩してしまう可能性があり、アレルギー反応を示す犬もいます。

今回は犬のご褒美であるささみジャーキーの効能や与え方の注意点などわかりやすく解説していきます。

ぜひ、正しく与えて犬と楽しく健康的な生活を送れるよう参考にしていただければと思います。

 

犬にささみジャーキーを与えても大丈夫?

犬 ささみ ジャーキー

犬にささみジャーキーはー与えてもいいのでしょうか?

結論から言うと与えても大丈夫です。

ささみジャーキーの原料である鶏のささみは健康食材として犬に与えたい食材のひとつです。。

低脂肪、低カロリーでありながらたんぱく質を豊富に含んでいます。ダイエット中のご褒美としてささみジャーキーを与えることもあると思います。

ささみジャーキーに含まれるたんぱく質は体を作るのに非常に大切な栄養素で、犬種や年齢関係なく摂取したい栄養素です。

また、体の中で作ることのできない必須アミノ酸という栄養素も豊富に含んでいます。必須アミノ酸は食べ物からしか摂取することができないので、積極的にささみジャーキーから摂取したい栄養素です。

 

犬にささみジャーキーを与えるとどうなる?

犬 ささみ ジャーキー

ささみジャーキーにはたんぱく質や必須アミノ酸が多く含まれているとお話ししましたが、それ以外にも健康を維持するための栄養素がたくさん含まれています。

<ビタミンB群>

ささみジャーキーにはビタミンB群が多く含まれています。

このビタミンB群は糖や脂質の代謝を促す作用を持っています。代謝を促すことによって血行が良くなります。血行がよくなると体温が上がり健康的な体を保つことができます。

病気がちな犬は血行が悪く体温が低いとも言われています。

体温をあげてくれる働きをする栄養素が犬の大好物であるささみジャーキーから摂取できるのはとても嬉しいことですね。

さらに、皮膚の粘膜を強化してくれる働きもあるので粘膜が弱い犬には積極的に与えていきたいおやつです。

<ミネラル>

ささみジャーキーにはミネラルも豊富に含まれています。

ミネラルは体が酸化していくのを抑える抗酸化作用があり、老化や疲労を改善してくれます。また、老廃物の排出を促し、体の中を綺麗に保ってくれます。

その他にも、ガンの抑制にも効果があると言われています。

 

薬膳の観点からもささみジャーキーは食事に取り入れるべき食材だった!

薬膳は中国発祥の健康で長生きするために考えられた食事のことを言います。

この薬膳の考え方ではすべての食材には何かしらの効能が存在し、その効能をバランス良く取り入れることが大切だと言われています。

食材の効能は大きく3つに分類できます。その分類は体を温める温熱性、体温を維持する平性、体温を下げる寒涼性の3つです。この3つの効能の食材をバランス良くとる必要があります。

およそ温熱性:平性:寒涼性を2:6:2の割合で取ることが推奨されています。

ささみジャーキーには体を温める温熱性の効果があるので普段の食事に少し加えることでバランスをとりやすくなりますよ。

ちなみにドッグフードなどは主に体の体温を維持する働きだと言われています。

ぜひ、薬膳の考えも犬のごはんに取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

ささみジャーキーの与え方には注意が必要!

犬 ささみ ジャーキー

犬にとって嬉しい栄養素がたくさんは含まれているささみジャーキーですが、与え方に注意しなくてはいけないことがあります。

 

与え過ぎは禁物!

どんなに健康に良い食材であっても与え過ぎはよくありません。

いくら高タンパク低脂肪であっても与え過ぎは肥満につながります。肥満は心臓に大きな負担がかかってしまったり、様々な疾患の引き金となります。

ささみジャーキーはあくまでおやつですので主食の10〜20%程度与えるのにとどめておきましょう。

また、ささみジャーキーを与え過ぎたことによって普段のドッグフードを食べなくなってしまったなんてこともよくあります。偏食を起こさないためにも与える量には注意する必要があります。

ささみジャーキーの過剰摂取によって骨粗鬆症を引き起こすこともあります。

ささみジャーキーにはリンが含まれています。このリンはカルシウムと結合する性質がありますが、ささみジャーキーを過剰に摂取することでリンが余ってしまい骨からカルシウムを奪うようになります。

この結果、骨のカルシウム量が減ってしまい骨粗鬆症に陥ってしまうのです。

健康のために与えていたささみジャーキーが体を壊すようなことになってしまったら意味がありません。与え方をきちんと理解し、正しい量を与えることが大切です。

 

疾患のある犬は注意する

犬にささみジャーキーを与える際、疾患がある場合には注意が必要です。

特に腎臓病や尿路結石がある犬には与える前に注意が必要です。

ささみジャーキーはたんぱく質が豊富に含まれているとお話ししましたが、このたんぱく質も大量に摂取すると代謝をするのに内臓に大きな負担がかかります。この負担がかかる臓器として腎臓があげられるのです。

また、ささみジャーキーに含まれるリンとミネラルのマグネシウムは尿路結石の原因であるストラバイト結石を作りやすくします。そのため尿路結石を悪化させてしまう可能性がありますので注意が必要です。

疾患のある犬にささみジャーキーを与える際には必ず担当の獣医師さんに相談してから与えるようにしてください。

 

アレルギーにも注意が必要

ささみジャーキーは時にアレルギーを引き起こすことがあります。

初めてささみジャーキーを与える際には一気に与えるのではなく少量にしましょう。

ささみジャーキーを食べた後に体が痒そうであったり、目が赤く充血していたら与えるのを控えたほうがいいかもしれません。

重症になると嘔吐や下痢を引き起こすこともありますので注意が必要です。

 

まずはおさえておきたい!ささみジャーキーを扱う注意点

犬 ささみ ジャーキー

犬の大好物ささみジャーキーですが、保管の仕方などの扱いにも注意が必要です。

 

市販のささみジャーキーの扱い方

市販のささみジャーキーの場合、様々な添加物などである程度保存が効くようになっています。

また、乾燥剤やジッパー付きの袋で湿気を防ぐようになっているものがほとんどです。だからと言って古いものを犬に与えるのは良くありません。

市販のささみジャーキーであってもなるべく早く与え切るようにすることが大切です。

また、高温であったり直射日光の当たる場所は避けて保管するようにしてください。

また、湿気防止の乾燥剤を過って食べてしまわないように犬の届かないところに保管しておくのが大切かと思います。

 

手作りの場合

ささみジャーキーは簡単に手作りすることができます。添加剤などが入っていないので安心して与えられるのも手作りのいいところです。

しかし、手作りのものは保存が効かないため一週間以内に与え切ることが大切です。

また、保管は冷蔵庫などで行うことをおすすめします。

古くなったささみジャーキーには感染症を引き起こす菌が繁殖する可能性もありますのできちんとした方法で管理することが大切です。

手作りする際にはしっかりと熱を通して、生の部分がないか確認してあげるようにしてください。生のささみにも菌が潜んでいるので注意が必要です。

 

まとめ

犬 ささみ ジャーキー

いかがでしたでしょうか?

ささみジャーキーの効能やダメな与え方について紹介していきました。どんなにヘルシーで体にいいと言われている食材でも与え方を間違えてしまうと健康を損なう可能性があります。

特に疾患のある犬に与える際には注意が必要です。疾患を悪化させないためにもささみジャーキーを与えて良いかの確認を必ず行うようにしてください。

また、これから犬にあげてみようと考えている方はアレルギーなどに注意してよく観察してあげることが重要です。

ささみジャーキーは犬にとって最高のご褒美で、正しく与えることによって飼い主とのコミニュケーションを楽しく取るツールとしても活用ができます。

この記事を読んで正しい与え方を理解し、犬と楽しく健康的な生活が送れるようになっていただけたら嬉しいです。