ダブルリードで愛犬を守ろう!

ダブルリード 犬
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散歩の時にリードや首輪、ハーネスが外れてしまったことがありませんか?

そんな時、愛犬が車道に飛び出せば交通事故につながるほか、そのまま迷子になってしまうこともあります。

そんな散歩中の不意の事故を防ぐために、ダブルリードの着用がすすめられているのです。

音や刺激が苦手な愛犬は、ダブルリードで守ってあげる事が大切です。

なお、1本のリードに2頭をつなぐ「多頭リード」もダブルリードとされていますが、ここでご紹介するのは1頭に2つのリードを装着するものです。

 

なぜ犬にはダブルリードがいいの?

ワンちゃんとのお出かけの際は、リードを着用するのがマナーですよね。

首輪のフックに直接取り付けるシングルリードが一般的ですが、首輪とリードをつなぐ金具がしっかり装着されてなかったり、破損したりして外れてしまうことがあるのです。

また、引っ張りグセのあるワンちゃんでは首が閉まって苦しそうだとして、胴体に装着するハーネスも多く使われています。

しかし、ハーネスは引っ張られても首や体を締め付けませんが、ワンちゃんが何かに驚いて後ずさりなどした際に、体がスポッと抜けてしまうことがあります。

そのため、飼い主さんとワンちゃんを2ヶ所でつなぐことで、どちらかが外れてもワンちゃんをコントロールできるダブルリードが安全とされているのです。

 

ダブルリードで飛び出しの防止と迷子の防止

ワンちゃんが何かの刺激で興奮状態になった際にリードが外れ、制止を聞かずに道路に飛び出してしまい車と衝突する事故が絶えません。

また、興奮して分別がつかない状態では、周囲にいる人を傷つけるおそれもあります。

あるいは自由になったことが嬉しくて走り出し、飼い主さんの視界から見えなくなれば、GPSチップを埋め込まれていないワンちゃんは、間違いなく迷子となるでしょう。

ダブルリードにすることで、これらのトラブルを避けることができるのです。

 

とくにダブルリードの使用がすすられる犬たち

万が一のリスクを考えるならワンちゃんの種類や性格にかかわらず、ダブルリードの装着が望ましいとされています。

とくにおすすめしたいのは次のワンちゃんたちです。

  • 中型以上の大きな体で引っ張る力が強い
  • ちょっとしたことで急にはしゃいだり、クルクル回りだしたりする
  • 雷など、大きな音が聞こえるとパニックになる
  • 猫や鳥、車・電車・バイク・自転車などを見ると反応して、急に走り出す
  • 首輪が抜けやすい頭や耳をもつ、またはハーネスが抜けやすい体形をしている

 

犬に装着するダブルリードとは?

ネット通販などで「ダブルリード」と検索すると、シングルリードの先が二股に分かれたリードが出てきますが、これは1本のリードで2頭を同時に連れて歩くためのものです。

その2つのフックを1頭の首輪とハーネスに付けることをダブルリードとして紹介すブログもありますが、ハーネスの抜け防止に意味があっても危機回避にはなりません。

その理由は、飼い主さん手元側のリード部分が切れた時や、うっかり手を放した時はシングルリードの場合と同じだからです。

首輪につなげたリードと、ハーネスにつなげたリードの2本のリードを持つ方法が、ここでおすすめしている「ダブルリード」です。

 

ダブルリードで犬をコントロールするやり方

2本のリードを両手に持つやり方や、どちらか片方を手に持ち、もう片方を飼い主さんの肩にかけたり腰に巻いたりするやり方があります。

どちらを選ぶかは飼い主さんのお好みと、ワンちゃんの性格や行動などで決めるとよいですね。

 

ダブルリードを両手に持つ

この場合、ワンちゃんを左側に歩かせるため左手に胴体ハーネスのリードを持ち、右手の首輪のリードでワンちゃんに方向を教えてあげるやり方がよいとされています。

デメリットは両手がふさがっていることで、ウンチを拾ったりする際にリードを手放さないよう注意が必要です。

 

ハーネスのリードを肩か腰に、首輪のリードを片手に持つ

首輪のリードをメインとして片手に持ち、もう1本に肩かけタイプや腰に巻けるリード付きハーネスを使えば、片手が空くので便利です。

ハーネスをもしもの備えとしておけば安心ですし、そのリード少しを長めにしておけばワンちゃんも自由に動けるので喜ぶでしょう。

ほかに、家族で散歩なら大人がハーネスのリードを持ち、首輪のリードを子どもが持ってもよいですね。

 

ダブルリードで愛犬を守ろう!まとめ

外出するたびに、愛犬にダブルリードを装着するのは面倒かもしれません。

愛犬もまた、首と体を締め付けられることを嫌がるかもしれません。

でも、もしシングルリードが壊れて外れたら、ハーネスから抜け出てしまったら、あるいは1本しかないリードを手がすべって放してしまったら、愛犬に思わぬ危険が迫るのです。

ダブルリードは、愛犬を思わぬ事故や迷子から守ってあげるものです。

面倒でも装着する習慣を、飼い主さんも愛犬も身につけておきましょう。

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