年末年始にお盆にゴールデンウィークなどでの旅行や、不意の用事で何日も家を留守にしなければならないことはよくあることです。
その際に愛犬を一緒に連れていければよいのですが、ペット同伴OKのホテルや旅館が増えたとはいえ、難しいのが実情です。
そうなると何日も留守番をさせられませんから、旅行の際には愛犬を預ける先が必要です。
信頼できる知人や実家が近くになければ、愛犬はペットホテルなどの施設に預けることになりますが、料金や設備などが気になりますよね。
さらに、なれない環境でストレスを感じさせないよう、注意することなども合わせてご紹介します。
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犬を預ける施設を紹介!料金はいくら?
うちのコミュ強犬、ペットホテルで撮ってもらう写真がいつも、めっちゃ楽しそうです。 pic.twitter.com/6OVYtgS9C2
— 近藤史恵 (@kondofumie) September 20, 2020
最近では、さまざまなタイプのペットホテルが増えていて、ニーズに合わせて選べます。
大きく分けて下記のようなタイプがあり、それぞれ特徴があって個性的なサービスがあります。
最近では家まで送迎サービスをしてくれるホテルも増えてきました。
年々便利に進化していて、どの経営形態のホテルでもトリミングや獣医さんの診察を受けられるようになり、その差がなくなりつつあります。
専門のペットホテル
ひと昔前まではペットホテルといえばケージが並んでいてその中に泊まるタイプのホテルが主流でしたが、最近は個室タイプで広いスペースのホテルもあります。
空調管理や感染症予防の対策がしっかりしているところや、24時間スタッフが常駐しているホテルならば安心です。
散歩につれていってもらえるホテルや、ドッグランが併設されていて遊ばせてもらえるホテルもあります。
宿泊予約の際には必ず動物取扱業として登録されているかを確認しておきましょう。
ペットショップやトリミングサロンに併設のペットホテル
ペットショップは販売をしている関係で、スタッフが常駐している施設が多く安心です。
トリミングサロンはシャンプーやトリミング料金がセットになったプランなどがあります。
動物病院に併設されたペットホテル
いつでも獣医さんが診察してくれる安心感があり、検診がセットになったプランがある施設もあります。
ほかの形態のホテルと同じように散歩してもらえますし、ドッグラン併設の移設もあります。
宿泊料金の目安
施設によって幅がありますが、相場としては1泊(素泊まり)あたり小型のワンちゃんが3,000円前後、大きなワンちゃんで5~6,000円が目安とされています。
犬をペットホテルに預ける際に必要なもの
ペットホテルでしゃぶるぬいぐるみを買ってもらった犬 pic.twitter.com/k4JzpHU02Q
— ホワイティいぬだ (@whity_inuda) March 10, 2021
ワンちゃんと一緒に預けるものがたくさありますが、どのホテルに泊まるにしても次にあげるものは必ず必要になるので忘れないようにしましょう。
- 狂犬病予防注射済票
- ワクチン接種証明書(ワクチンの種類や接種時期はホテルに確認しましょう)
ほかに事前に獣医さんにノミ・ダニのチェックをしてもらうことも必要となります。
ペットホテルではほかのワンちゃんと接することがあるので、集団感染を防ぐために必要なのです。
接種していない場合には、動物病院併設ホテルならチェックイン時に接種してもらえる施設もありますので、確認してください。
また飼い主さんに忘れずに持参してもらうものは以下のものです。
- 飼い主さんの身分証明書(運転免許証など)
- 印鑑
犬を預ける際に必要な身の回りのもの
まずフードやオヤツはいつも食べなれたものを用意して預けてください。
かわいそうだからといつもより高級なフードを用意しても、食べなれていないと口にしないかもしれません。
たいくつを紛らわすオモチャが必要なので、いつも遊んでいるものを持たせてください。
ケージタイプにしても個室タイプにしてもワンちゃんを安心させるために、いつも使っている敷物や毛布、タオルケットなどを持って行き敷いてもらいましょう。
家や飼い主さんの匂いに自分の匂いがついていれば安心して眠ることができます。
個室タイプであれば家で寝床にしているベッド、ケージ、クレートなども持参するとよいですね。
なお、飲んでいる薬があればそれも忘れずに持参してください。
それと、預ける2、3日前にシャンプーをしてきれいにしておきましょう。
犬を預けるペットシッターサービスとは?
ペットシッターさんに散歩をお願いしてみた 元気そうだけど「この人だれ…」という顔の犬画像が送られてくる pic.twitter.com/SVGq4QFSnh
— しめじ (@shimeji8686) December 21, 2019
自宅にワンちゃんの世話をしに来てもらえるペットシッターというサービスがあります。
ワンちゃんは自宅にいるので不安をあまり感じないというメリットがあります。
ただ、他人を家の中に入れることになるので、信用がおける団体や企業に依頼しましょう。
また、ワンちゃんとシッターとの相性によっては引き受けてもらえないことがあります。
なお、シッターの自宅で預かってもらえるサービスもあり、ワンちゃんが伸び伸び過ごせるとして依頼が増えています。
長期間預けることができる施設があるの?
ご報告。
ホイ爺、老犬ホームの方が里親として引き取りしてくれる事になりました。
数名の個人の方とお話をしていましたが、色々な方と相談した結果、個人の方よりも、ホイ爺の状況からして、プロの方にお任せするのが安心なのではないかということで、お願いすることになりました。 pic.twitter.com/phzokIaqIj— お花ちゃん (@Qoochan1107) April 22, 2021
老犬ホームや長期滞在型のペットホテルがあり、転勤や入院などで長期間ワンちゃんの世話ができなくなった飼い主さんの利用が増えているそうです。
これらの中には、ワンちゃんを引き取ってくれる里親を探してくれる施設や、生涯預かってもらえる施設もあります。
預ける犬のストレス対策
旅行で数日間ペットホテルにお預けしていた犬氏。ただいまー!会いたかったよ〜!!
帰っても体調崩すこともストレスで変な動きをすることもなく、びっくりするほど普通。お店の人も「毎日もりもりごはんたべてました」とのこと。お前意外とメンタル強いな。 pic.twitter.com/TqqzOASIIZ— まきんこ (@genshi_maki) July 15, 2019
初めての場所は緊張しますので、預けるまでに時間に余裕があれば、ホテルに何度か連れていって雰囲気やスタッフにならしておくとよいでしょう。
短時間のお泊りで練習しておくのもよいですし、スタッフからオヤツを与えてもらったりするとワンちゃんの不安を解消できます。
犬を預けることになった!どんな施設があるの?まとめ
うちのわんこすごい犬嫌いなんやけどペットホテルから送られてくる写真がいつも本当に鬱陶しそうで好き。 pic.twitter.com/D5qGGRLFj1
— 夏本あさみ (あしゃみん) (@natsumotoasami) September 19, 2020
以前のペットホテルは、夜間にスタッフがいないだけでなく、環境が劣悪で事故が起こることがありました。
しかし最近のペットホテルはスタッフや獣医さんが常駐していたりして、愛犬を安心して預けることができるホテルが増えているのです。
また、近年では愛犬を自宅で世話をしてもらう形で預けるペットシッターもいます。
旅行などに連れていけない場合の選択肢がたくさんあるので、ワンちゃんに会った方法を選んであげてくださいね。
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