マルヨーキーと呼ばれる、マルチーズとヨークシャテリアのミックス犬をご存じででしょうか?
元となる犬のマルチーズとヨークシャテリアはとっても人気のある犬種なので、両犬種とも一度は見かけたことがあるのではないでしょうか。
マルチーズもヨークシャテリアも可愛い見た目をしてるので、ミックスの仔犬がとってもかわいいのは約束されたようなもの。
人気急上昇のこのマルチーズとヨークシャテリアのミックス犬、マルヨーキーの魅力をお伝えしたいと思います。
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スマホのフォトメモリー見てたら、ぬぁんと!
去年の今日、初めてももに会った日でした😆同じわんこに見えますか😂
ももが我が子になって、もうすぐ1年になるんだなぁ😍 pic.twitter.com/chmg6Dm6rz— マルヨーキー🐾ももちゃん🐕 (@2019momo1110) March 15, 2021
マルヨーキーとよばれるマルチーズとヨークシャテリアのミックス犬ですが、まずは親となるマルチーズを簡単にご紹介しますね。
マルチーズは古代からヨーロッパで可愛がられていたとても歴史のある犬。
日本でもとても人気のある犬種で、お散歩している姿をよく見かけるのではないしょうか。
長い歴史の中で好ましい個体を残してきた過程から、人と暮らすのにとても適した性質をしています。
しかし、同様の理由で先天的な病気も多くみられる犬種。
単色の絹のような長い毛は、トリミングでいろんなスタイルを楽しめます。
続いてヨーキーと呼ばれて親しまれているヨークシャテリアのご紹介です。
イギリス原産の小型犬で、日本でも愛好家がたくさん居ます。
成長とともに変わる毛色は、絹のようになめらかで「動く宝石」といわれるほど。
若い犬ほど黒味が強く、成長とともに銀色に輝く毛色に変化します。
とても見栄えがするので、ドッグショーでもとても人気のある犬種なんですよ。
顔回りの毛を汚れたり擦り切れないように、ペーパーで包んでまとめるスタイルは良く見かけるんじゃないしょうか。
サマーカットですっきりさせるスタイルも可愛く見えるのでとっても人気。
色々なスタイルを楽しめるトリミング犬種なので、トリマーさんは腕の見せ所ですね。
忠実で勇敢な性質で、テリアといわれるだけありとてもスタミナがあり活発で気難しい一面も持ち合わせています。
長い歴史の中でかわいがられた愛玩犬のマルチーズとヨークシャテリアのミックス犬のマルヨーキー。
両親のどちらに似ているかは、兄弟でも違うほどの多様性があります。
マルチーズのような真っ白な犬になったり、ヨークシャテリアの毛色をうけついだりさまざま。
もちろん性格もそれぞれ受け継ぐでしょうから、その個体にあわせたしつけが必要になってきます。
今日はお休みだったからおけけカットした•。•✂︎✨
ちょっと胸辺り切り残しちゃったけど、服着ちゃうから分からんおっけけぇ•。•👌#マルヨーキー #ミックス犬 pic.twitter.com/M8YXb7hEcf— ぷんしゅ@まぼ (@mabo615) March 11, 2021
犬のマルヨーキーと呼ばれる、マルチーズとヨークシャテリアのミックス犬は両親がともに小型犬で長毛種、外での飼育には全くむかないので、室内で飼育するようにしましょう。
マルヨーキーの食事量は、フードの袋などに体重や成長ステージにあわせた給餌量が記載されているのでそれを参考にあたえましょう。
小型犬用のフードなどが各メーカーから販売されているので利用するといいですね。
少ないのでついついサービスしてしまいがちですが、少量のフードに上乗せは結構なカロリーアップです。
また、かわいいのでついつい与えるおやつですが、与えすぎは厳禁。
こまめに体重を測定してしっかりベスト体重を維持しましょう。
小型犬は室内を動き回るだけでも、十分な運動量となります。
ですが、テリアの血を引くマルヨーキー小さな体をしていますがスタミナ抜群。
家の中だけではストレスがたまって好ましくない行動をするようになります。
床を掘られたり壁を齧られたり甚大な被害を出さないためにも、気分転換やストレス発散のために外に連れ出してあげましょう。
どの小型犬にも共通していえる事ですが、仔犬の頃から様々な環境や人にならしてあげてください。
音や匂い、光やほかの動物や人に小さいころから慣らす事で社会化がなされます。
また、すぐに歯を当てる犬にならないように、小さいうちから遊びを通して服従する事を教えてあげるといいでしょう。
小さくても牙を持つ動物です。
力で抑え込む方法より、知恵を使って関係性を教え込むようにしてあげて。
迷ったり困ったらしつけのプロ、訓練士さんに相談するといいですよ。
警察犬の訓練所というと、大きな犬の訓練してるんじゃないの?と思いがちですが、小さな犬もたくさん訓練がんばっています。
お風呂入れると「あれ?どなたですか?」てなる子居ますよね🥰
はい。みく男がそうです。
今日もお疲れ様でした〜✨#マルヨーキー #多頭飼い pic.twitter.com/fkofaHMxJY
— 転妻すみれ (@55sumireeeee) February 10, 2021
両親となるマルチーズとマルヨーキーと同じような先天性疾患に気を付ける必要があります。
共通した先天的な疾患としては膝蓋骨脱臼、皮膚炎、眼科疾患など。
膝蓋骨の脱臼は繰り返しおこるので獣医師と相談しながら治療するようにしましょう。
また、長毛種なので、マラセチア感染を伴う皮膚炎を患うことも。
強烈な痒みを伴うので早めに獣医師に相談しましょう。
先天的に失明を伴う眼科疾患の遺伝要因を持っていることがあるので、注意してあげて。
長く美しい被毛のマルヨーキーという犬はお手入れを怠ると毛が汚れで固まったりして、大変な事になることも。
日ごろからブラッシングを習慣化して、綺麗に保つように心がけてあげて。
ブラッシングやシャンプーの際、お肌に赤みやじくじくが出来ていないかのチェックもしてあげると良いですよ。
皮膚炎でも早めの対処でマラセチアの二次感染を予防できることも。
また、平均してマルチーズもマルヨーキーもとても長生きする犬種です。
若いうちから歯のお手入れをしっかりとしてあげて、将来に備えておきましょう。
一日一回の歯磨き習慣で、歯垢が歯石になる確率はぐんとへります。
口が臭いとか、ドライフードを食べたがらないなどのお口のトラブルが起こってからだと、なかなか歯磨きさせてくれないので、仔犬の頃から習慣にしておくと抵抗なくお口の手入れが出来るようになりますよ。
ルイくん(マルヨーキー)#ミックス犬 pic.twitter.com/ZUtG5Vzcln
— nori_aqua (@aqua_nori) September 10, 2020
マルチーズとマルヨーキーの可愛さをそのままそっくり受け継いで、しかも個性的な魅力もプラスされているマルヨーキーという犬。
ちっちゃい体で走り回る姿も可愛い。
見上げる姿も可愛い。
何をしても可愛いづくしのこのマルヨーキーですが、マルヨーキーに限らずマルチーズもマルヨーキーでも小さいころからキチンと社会化させて、人を信頼している姿だからこそです。
しつけずに放任で育ててしまえば小さな獣に育ってしまいまいます。
トリミングルームから出禁を言い渡されてしまったり、かわいいですねと話しかけてきた人に「噛むので近寄らないでください」と言わなければいけない犬になったり。
10年以上問題を抱えて暮らすのは、犬にも飼い主にもとても不幸な事です。
小さなマルヨーキーという犬の事をよく理解して、仔犬の頃からきちんと飼育するようにしてくださいね。