犬が嫌がる音とは?しつけに使える再生アプリなど

犬 嫌がる音
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ワンちゃんたちは、1km先で発生した音を聴き分けることができ、さらに広いレンジを聴き分けることができるとされています。

帰宅する飼い主さんをかなり遠くから察知して騒ぎ出すことからも、その耳のよさがわかりますよね。

ただ、耳がよいばかりに余計なノイズもたくさん拾ってしまうために、世の中にはさまざまな犬が嫌がる音が存在しています。

私たちはそれらから守ってあげなければならないのですが、犬が嫌がる音を利用してしつけをすることができるのです。

ここでは、彼らが苦痛に感じるノイズについて解説し、嫌がる音を再生するしつけ用のアプリなどをご紹介します。

 

犬の聴覚とは?嫌がる音とは?

ワンちゃんの耳を見ていると、何かが聞こえたときにピンと耳を立てたり後ろにしてみたり、よく動くことに感心しますよね。

彼らの耳の周りにはたくさんの筋肉があって、レーダーのように動かしてノイズを拾って察知することができるのです。

ワンちゃんは私たちが想像する以上に、日常生活の中でいろいろなノイズを聴き取っています。

それらの中で好まないノイズは大きく分けて3種類あります。

  • ワンちゃんが予測することができないノイズ
  • 以前に嫌な経験をした時に聞いたことがあるノイズ
  • 自然界にはない人工的なノイズ

具体的には次にあげるものがそれらに該当します。

 

雷が近づき落ちる

雷というものの存在を知らないのですから、空が突然ゴロゴロと鳴っただけでとても怖がります。

ゴロゴロ鳴っている時だけでなく、ガラガラドカンと落ちた時のノイズはさらに恐怖を感じて、パニック状態になるワンちゃんもいます。

怯えているようであれば、抱っこするかそばに寄り添って落ち着かせてあげましょう。

 

突然上がる大きな花火

花火を見たことがないワンちゃんは、近いと地響きを起こすかのようにドーンと鳴り響く花火を理解することができません。

もし見たことがあっても、いきなりピカッと明るく光りドーンと鳴り響くのを恐がるのは、雷と一緒ですね。

また、やはり断続的に爆発を繰り返すバクチクなども、ふだん聞き慣れていないため驚いて怯えてしまいます。

 

踏切の警報

カンカンと大きく鳴り渡り続ける踏切の警報は、耳のよいワンちゃんたちには耳障りとされていて、踏み切りに近づくことさえ嫌がるワンちゃんが多いと言われています。

また、踏切を通過する列車の走行ノイズも好まないことが多いとされています。

どうしても嫌がるワンちゃんは踏切に近づけないようにしてあげてください。

 

工事の現場のノイズ

工事現場は様々な大きなノイズがひっきりなしに発生するために、多くのワンちゃんたちが怖がる場所です。

近くを通るのを嫌がったりするほか、留守番の多いワンちゃんでは家の周りに工事現場ができるとストレスを溜めて問題行動を起こすことがあります。

工事現場近くを連れて歩かないようにするほか、留守番中の家の中では、工事期間中はテレビやラジオなどのボリュームを大きくして点けっ放しにしてあげて気を紛らわせてあげるとよいでしょう。

 

緊急自動車のサイレン

遠くから近づいてきて、通り過ぎていくパトカーや救急車、消防車のサイレンは、その正体を知らないワンちゃんたちには自分が攻撃されるように感じ、大きな脅威となるとされています。

それらが近づいてきてソワソワし出したら抱っこしてあげるか、あるいはオスワリなどをさせて落ち着かせ、そばに飼い主さんがいるので安心だと認識させてあげましょう。

 

掃除機

部屋中をブォーっと大きなノイズで騒ぎ立てながら動き回る掃除機は、ワンちゃんにとっては天敵のようなものなのかもしれませんね。

怖くなって助けてもらおうにも、飼い主さんは掃除機一緒に動いているので近寄ることができません。

怯えている様子が見られたら、時々掃除機を止めて声をかけてあげるとよいでしょう。

 

ドライヤー

家族が毎日のように使うドライヤーも、実はワンちゃんはとても苦手に感じています。

風が強く吹くようなノイズが不快のようで、シャンプー後に使われるのを嫌がるワンちゃんもいます。

使用する時はワンちゃんに優しく声かけてあげるようにして、我慢ができたら終わった後に褒めてオヤツをあげて慣れさせてあげましょう。

 

チャイム

これが鳴るとご主人が慌てて動き出し、ドアから知らない人が入ってくるので警戒するワンちゃんが多いとされています。

チャイムが鳴っても慌てて立ち上がらず、ゆっくり玄関に向かってワンちゃんを驚かせないようにしましょう。

また、チャイムが鳴ったらオヤツをあげるようにすると、ワンちゃんにとってチャイムがオヤツタイムとなって嬉しいイベントになるかもしれませんので試してみてください。

 

犬が嫌がるモスキート音とは?

一般的にワンちゃんは高いノイズは好まないと言われています。

「キーン」とかん高いモスキート(蚊)によるノイズは17,000~20,000Hzの周波数で、ワンちゃんが苦手なノイズなのです。

そのためにこのノイズを再生してしつけに利用できるスマホのアプリが作られています。

なお、このようなワンちゃんにしか聞こえないノイズを利用したものに犬笛があります。

この笛はワンちゃんにしか聞こえず、周りにわからないように遠くのワンちゃんを呼び寄せたり、吹き方や回数を変えて命令として覚えさせたりするのに使われています。

 

犬にしか聞こえない音の再生で、しつけができるアプリとは?

ワンちゃんの無駄吠えが止まらない時にやめさせるため、犬笛が使えます。

例えば、騒いでいたらこの笛を吹いてワンちゃんの注意をこちらに向けさせ、吠えるのをやめたら褒めてオヤツを与えます。

これを繰り返しているうちに、この笛で大人しくすると褒めてもらえると学習して騒がなくなります。

なお、吹いても反応せず吠えることをやめない場合は、違う笛を試すか、好まないノイズを発信するほかのアプリやグッズを使ってみてください。

スマホ用アプリは操作が簡単で設定をいろいろと変えることができるのでおすすめです。

これらは使っていることが他人にはわからないので、うるさい隣家のワンちゃんに内緒で使うこともできますよ。

そのほかにも据え置き型の高出力のグッズや、LEDライトが付いて散歩の際などに携帯できて便利なものなど、たくさんの種類が市販されています。

 

犬が嫌がる音とは?しつけに使える再生アプリなど・まとめ

犬は人間が聞こえない周波数の音を聴き分けられるために、何も見えないのに急に何かに怯えることがあります。

愛犬が何らかの嫌がる音に怯えていると思われる時は、そばに寄り添って声をかけ安心させるとよいでしょう。

また、この犬の聴力をしつけに利用するためのアプリやグッズがあります。

無駄吠えなどを犬が嫌がる音を流してやめさせることができます。

近所迷惑な無駄吠えに悩む飼い主さんは、ぜひ一度試してみてください。

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