愛犬の言葉が分かるといいのになぁ…なんて皆さんもよく思ったりしませんか?
犬は人間とコミュニケーションを取るために「鳴く」「吠える」といった行為をとります。
時には大声で「ワン!ワン!」と吠えたり、またある時は「クゥ~ン」と寂しそうに鳴いたりします。
愛犬がクンクン鳴いていると飼い主さんとしては可愛すぎて放っておけないのではないでしょうか?
今回は犬が「クゥ~ン」「クンクン」と鳴いている時の気持ちについてまとめてみました。
犬が「クゥ~ン」「クンクン」と鳴いている時の気持ち
とにかく今!甘えたい!
犬がクゥ~ンと鳴きながらあなたをじっと見つめてきたときは、飼い主さんに甘えたい時に多く見られます。
「こっちを向いて!」と言わんばかりに、飼い主さんをじっと見つめて、時には前足でカリカリとしてくる時もあります。なんだか可愛いですよね(^^)
子犬の頃を思い出すような弱々しい鳴き声でクゥーンと鳴いていたら、飼い主さんに構ってほしいサインです。このようなサインが見られたら、たっぷり構ってあげましょう!
置いてけぼりは嫌だよ!
お出かけする時なんかもクゥ~ン、クンクンと甘え鳴きすることがあります。
例えば、飼い主さんが外出の準備をしていると、犬は「どこかに行くのかな?お散歩かな?」とワクワクしますが、実際は飼い主さんだけの外出で自分(犬)はお留守番をしなくてはいけなかったら…犬は悲しくなってしまうものです。
そんな期待外れが多くなってしまうと、外出の準備をしているだけで不安になり、クンクンと鳴くことがあります。
飼い主さんを見つめたり、飼い主さんの先回りをして自分の存在を猛烈にアピールしてきます。
一緒にお出かけするなら良いのですが、犬がお留守番になる場合は期待外れな行動は極力控えてあげましょう。
はやく!おやつをおくれ!
犬がおやつの袋を発見すると、当然気になるもの。
犬はとっても賢い動物です。飼い主さんがウッカリ忘れて出しっぱなしにしても犬は見逃しません。
クンクゥ~ンと、まるでおねだりするかのように鳴くことがありますよね。
犬を飼っていると、そんな経験も多いのではないでしょうか?
このように犬に要求がある時にもクンクン鳴いて催促することもあります。
その場所は嫌だワン!
動物病院へ行くとき、犬が怖がっている…なんてありませんか?
病院へ着くと、しっぽをクルンと隠してクゥ~ンクゥ~ンと、何かに怯えているかのよう。
そうです、犬は痛い思いをした場所、怖い思いをした場所を覚えているんですね。
そのうえ、知らない人(病院の先生)に触られて不安になり、クンクンと鳴いてしまうこともあります。
何度か同じ病院へ通っていると落ち着いてはきますが、犬が不安そうに鳴いていたら優しく声をかけて安心させてあげたいですね。
しつけをしている時に甘え鳴きされたら?
愛犬にしつけを覚えてもらうまでには、我慢させなくてはいけないことも多々あるとは思います。
飼い主さんも頑張ってしつけているのに、クゥ~ンと甘い声で鳴かれてしまったら困ってしまいますよね(;´・ω・)
そんな鳴き声に無視せざるを得ないケースもありますので見ていきましょう。
ケージやサークルでクンクン鳴いてしまう
「犬を飼う時はケージやサークルを準備しましょう」と、犬を飼う準備をしていた頃によく言われました。
お留守番のため、事故を未然に防ぐため、トイレの訓練など、使用する理由は様々です。
慣れるまでの間は不安や寂しさなどから、犬がクンクン鳴いてしまう…なんてありませんか?
そんな可愛い甘え鳴きを聞いてしまったら、胸が締め付けられそうな思いになってしまう方も多いのではないでしょうか(;´Д`)
こんな甘え鳴きをしたときの対処としては、
- 無視をする。
- 甘え鳴きがとまったら声をかける。
- 布やシーツでケージやサークルを被ってあげる。
愛犬には少し可哀そうかもしれませんが、むやみに反応すると「こうすれば構ってもらえるんだ!」と、さらに甘え鳴きが増えるかもしれません。
要求のたびにクンクン鳴いてしまう
お腹が空いたり、おやつが欲しいときも甘え鳴きをして、飼い主さんに催促することもあります。
目を合わせたり、話しかけると犬は余計に反応したりします。
”犬の要求に応えること”で鳴き止みますが、毎回犬の要求通りにしてしまうことは得策とは言えません。
愛犬との主従関係をしっかり築くためにも、こういったケースでは一度落ち着かせてから要求に応えてあげるようにしましょう。
まとめ
ここで紹介した甘え鳴きは一例ですが、調べればまだまだあります。
愛犬がクンクン鳴いていれば、飼い主さんとしては放っておけないものですよね。思わず抱きしめてあげたくなってしまいます。(^^)
愛情をもって接することは大切ですが、時として必要以上に反応したり構ってしまうと「甘え鳴きをすれば飼い主さんが応えてくれる!」と犬が学習してしまいますので、バランスを見ながら上手に相手してあげるのも大切ですね。