子犬の離乳食はいつまで与えればいいの?時期や種類をご紹介

犬 離乳食 いつまで
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家に子犬を迎えた時、すでに普通のご飯を食べるようになっていれば手はかかりません。

しかし、まだ目が満足に見えていないような小さな子犬では、ミルクから離乳食へ変更するタイミングや、いつまで与えるかを飼い主さんが決める必要があるのです。

子犬にどのような離乳食をいつまで与えるかは成長に大きく影響するので、飼い主さんはぜひいろいろ研究して最適なご飯を食べさせてあげてください。

 

子犬に離乳食を与えるのはいつごろから?

一般にワンちゃんの離乳は生後20日ごろから始まって60日ごろまでの間とされていて、人と比べるととても短く、ワンちゃんの大きさや犬種でもあまり違いがありません。

この間は離乳食を与えることになりますが、それを始めるのは乳歯が生えてからです。

お母さんワンちゃんの母乳で育てていると、生えた乳歯で乳首を噛まれるため母乳をあげることを嫌がるようになるので、切り替えるひとつの目安になります。

そのほかにワンちゃんの口の中を見て、ベロがすぼまっていた状態から平らになっていれば、固形物を飲み込めるのでそれもまた乳離れ時です。

 

2ヶ月の子犬に与える離乳食とミルクの量は?

ワンちゃんは歯が生え始めて成長期になるとミルクをあまり飲まなくなるので、ミルクと離乳食を併用して、少しずつミルクを減らしながら固形物を増やしていきます。

離乳食をおいしいと感じて食べるようになるとだんだんミルクを飲む量が減るので、ワンちゃんが残す量を確かめながらミルクを減らしていきましょう。

 

子犬の離乳食の種類をご紹介、選び方など

選ぶ際に大切なのは次に挙げる3つのポイントを押さえておくことです。

  • 体を作るタンパク質がたくさん入っていて十分な量を摂れること
  • 働き始めた胃腸の負担にならないように、やわらかく消化がよいこと
  • 自我が芽生えてくるワンちゃんの好みに合うこと

これらについて意識しながら、ご紹介するものの中からワンちゃんが好むものを選んであげてください。

 

缶詰になっている離乳食フード

栄養に配慮された缶詰が販売されていて、そのまま与えられるので忙しい飼い主さんにおすすめです。

ワンちゃんが大好きなササミやレバーなどが使われていて、高タンパク総合栄養食として計算されて作られているので、栄養が不足することがなく安心です。

さらに特別な栄養素として体によいと話題のDHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸や、腸によいオリゴ糖などが含まれているものなどもあります。

ただし、デメリットとして価格が高い点が上げられます。

 

お湯で離乳食用のドライフードをふやかす

離乳食用ドライフードを、お湯でふやかして与えるのが一般的な方法です。

与えるドライフードは成犬用のものではなく、子犬に必要な栄養バランスや消化吸収などを考えて作られている離乳用のものを選ぶことが大切です。

そして、ふやかしに熱湯を使うとビタミンなど熱に弱い栄養素が壊れるので、ぬるま湯をひたひたになるくらい注いだらやわらかくなるまで20分ほど待ってから与えてください。

ふやかす際のコツは最初のころはやわらかくして、成長するにつれて少しずつ固めにしていくとよいでしょう。

生後60日がすぎるあたりからはふやかさずにそのまま与えるようにして、1歳をすぎるころからは成犬用に切り替えます。

 

手作りの離乳食

この先も手作りご飯を与えたいと思っている飼い主さんであれば、離乳食から手作りしてみてはいかがでしょうか?

タンパク質やビタミン、ミネラルなどの成分を計算しながら献立を考えるのも楽しいですよね。

鶏肉や野菜などをやわらかく煮込んでから、ミキサーでペースト状にして与えるとよいでしょう。

ただ、栄養素が不足がちになることがあるので、カロリーをしっかり計算しながらふやかして加えるのがおすすめです。

 

子犬が離乳食を食べない時は粉ミルクをふりかけてみる

それだけで完全栄養食なので、栄養面だけをみれば粉ミルクふりかける必要はありません。

ただ、ミルクが大好きなワンちゃんだと食欲がわかないことがあるので、粉ミルクを少しふりかけるか、お湯で溶いてかけてあげるとよいかもしれません。

そうして新しい味に慣れれば、お腹が空くと粉ミルクなしでも食べるようになるでしょう。

 

2ヶ月の子犬にカリカリ(ドライフード)をそのまま与えて大丈夫?

最初からふやかさなくとも「カリカリ」とおいしそうに食べるワンちゃんもいます。

食べさせるのはよいですが、ちゃんと消化されているかウンチの状態を確認しておきましょう。

また、食後に水を飲むと胃の中で膨らむので、食べすぎにならないように量を少なめに回数を分けて与えてください。

 

離乳食や粉ミルクはいつまで与えればいいの?

成犬用に切り替えるのは、おおよそ生後50日から60日ごろが目安になります。

離乳食を普通に食べるようになれば粉ミルクをかけたりしなくとも大丈夫ですし、固い状態の離乳食を食べられるようになれば成犬用に変更してあげましょう。

もし変更したものに食欲がわかないようなら、粉ミルクを少しかけてみるとよいでしょう。

 

子犬の離乳食はいつまで与えればいいの?時期や種類をご紹介・まとめ

子犬が離乳食から成犬用フードへ移行するのに「いつまで」との決まりはないので、成長の度合いや体調と食欲を見ながら自然に変更できればよいとして、気楽に考えていきましょう。

また、子犬の離乳食はいつまでとの期限がないだけでなく種類も多様です。

必要な栄養素をおいしく摂れるように、いろいろな工夫をしてあげてください。

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