ぶち犬ってどんな犬種があるの?ぶち模様の犬種と名前は?

犬 ぶち模様
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みなさんはぶち犬についてご存じでしょうか?

犬の被毛にたくさんのカラーがあるように、柄(パターン)にも種類があります。

独特のパターンを持つ子もおり、それぞれの魅力を持っています。

「ぶち」とはまだら模様のことを指すパターンの一種です。

101匹わんちゃんに登場する、あの犬を思い浮かべた方も多いのではないでしょうか?

今日は個性と魅力あふれるぶち犬について、ぶち模様の種類やぶち模様を持つ犬種についてご紹介していきたいと思います!

ペットを飼うにあたって犬種を選ぶのに悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。人とは被らない個性のあるわんちゃんを飼いたいとお考えの方にもオススメです!

 

犬のぶち模様とは

先ほども少しお話しましたが、犬のぶち模様について説明していきます。

ぶち=斑柄は、ホワイト系の被毛を基調にブラックやブラウン系のカラーが全体的に入っているパターンのことです。

犬のぶち模様には「スポット」「ハーレクイン」の2種類があり、またスポットの中にも体の一部分にのみ柄が入るものは違う名称を持っています。

 

スポットとは?

 

スポットとは、ホワイト系の被毛にブラックやブラウン系の2〜3cmの水玉模様が顔や尻尾も含めて全身に入るパターンのことです。

101匹わんちゃんに登場するダルメシアンがスポットを持つ犬種にあたります。

スポットは斑点の要因を持つ遺伝子の特別変異によって起こると考えられており、模様の現れ方は犬それぞれ異なると言われています。

同じダルメシアンでも同じパターンを持つ子はいないということですね。

 

ハーレクインとは?

犬 ぶち模様

出典元:インスタグラム@floydandhisblankieさんより

ハーレクインは全犬種の中で唯一グレートデンが持つパターンを指します。

グレートデンは世界で1番大きな犬としてギネスにも登録されている犬種です。

ホワイト系の被毛にブラックやブラウンの柄が入っているのはスポットと同じですが、模様の形に違いがあります。

スポットは数cmの水玉模様だったことに対して、ーレクインは大小さまざまな大きさの、丸いものから角ばったものまでいろんな形が模様として入ります。

こちらの写真はインスタグラムで一躍有名になったグレートデンの写真ですが、顔の横に自らの顔のような模様を持っているから驚きです。

ハーレクインも特異的な遺伝子の変異によって起こると考えられています。

 

ぶち模様を持つ犬種

ぶち模様を持つ犬種の代表的な2つ、ダルメシアンとグレートデンについてお話してきました。

これらの二つは犬種の純血の条件となり、全身にパターンが入っていることが特徴になります。

体の一部分のみにパターンを持つ犬種も存在します。

これらはスポットやハーレクインとは違う名前がついていますのでそれぞれご紹介していきますね。

 

チワワのスポットカラー

 

チワワにはたくさんの被毛のカラーがありますが、こちらのように体のどこかに模様が入っている子がいます。

このような模様について、スポットに対してスポットカラーと呼びます。

スポットは水玉模様ですが、チワワに見られるスポットカラーはどちらかというと大きめで牛のような模様が入っていることが多いとされています。

クリクリのお目目が可愛いチワワですが、模様が入ると一味違った魅力がありますね!

 

イングリッシュポインターのビューティスポット

 

こちらの写真のイングリッシュポインターのおでこに注目です。

ホワイトの被毛の中に、丸い模様があるのがわかりますか?

イングリッシュポインターのおでこに見られる模様をビューティスポットと呼びます。

こちらもパターンも珍しいため、多くのイングリッシュポインターにはありません。

おでこの模様がチャームポイントですね!他にも全身に小さな水玉が見られる子もいますが、スポットとは別とされています。

 

ボーダコリーのアイリッシュスポット

 

ボーダーコリーには足先や首、顔に模様を持つ子がいます。

体全体に模様が出ることをマールと呼びますが、マールと比べ体の一部分にだけまだら模様が出ることをアイリッシュスポットと言います。

体の一部分に見られるまだら模様も個性があってお洒落な感じがしますね。

 

雑種にも見られるぶち模様

ここまではぶち模様=まだら模様が見られる犬種についてお話してきました。

このまだら模様は、時にMIX犬にも見られることがあります。

親の遺伝子として模様を受け継いだということですね。

 

犬の柄パターンの種類のひとつ!ぶち模様まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は犬の柄、パターンの種類のひとつであるぶち模様についてお話してみました。

犬の柄には他にもトライカラーやバイカラー、ブリンドルなど種類がありそれぞれが異なる魅力を持っています。

犬の模様でぶち模様というと血統的にはスポットを持つダルメシアンのことを指しますが、スポットに近いぶち模様を持つ子はたくさんいます。

被毛のカラーやパターンにはたくさんの種類がありますので、ペットを選ぶにあたって参考にしていただけると嬉しいです!

>>こちらの記事もチェック!グレートデンって値段はいくら?大きさや食費は?