【専門家監修】犬にえのきは大丈夫?えのき氷ってなに?与える方法や調理方法を紹介

犬 えのき
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犬にえのきを与えるのは大丈夫? 

犬が喜ぶえのきの選び方と与え方

可愛い愛犬が仕事から帰宅して料理の準備をする時に相手をして欲しいと食材のえのきを銜えたりして欲しがった経験がある方もいらっしゃるでしょう。

「えのきを犬に与えるのは大丈夫なのかな?」

答え:えのきを与えるのは大丈夫です。

新鮮なえのきを選定し犬に与える為には真白で水っぽくない品が良くまたかさが小さく開ききっていない物が最適と言えます。

ですが生のえのきを犬に与えるのお勧めできません。

現代は人間も長寿社会になり私も健康に気を使っています。

人も健康的な生活習慣を取り入れて寿命が延びるように犬も家族のように可愛いですから健康に気を使い寿命が延びる傾向ですよね。

だから今日はえのきを用いた犬の長寿に有効な健康法として「えのき氷」を説いていきたいと思います。頑張って覚えてくださいね。

簡単に作れるのが魅力ですから是非試してみてくださいね。

【専門家監修】添野暁子

専門家 監修
2歳から犬と育ち、現在は4代目の愛犬と暮らすWebライター。愛玩動物飼養管理士1級の資格を持ち、犬について日々研究している。

 

犬に与えていい「えのき氷」とは?!

えのき氷という与え方があります。

えのき氷とは何ぞや聞きなれない言葉ですよね。

昔は人間の食べた残り物を平気で犬に与えたものですが今は時代が違います。

犬も人間同様に健康を相当意識して飼い主はみんな可愛がります。

えのき氷とは「えのきをミキサーでペースト状にして湯煎したものを冷凍した商品」

一般的には製氷皿で冷凍させた商品などがネットでよく見かけます。

見た目は冷凍こんにゃくみたいです。

えのき氷の長所!いい点は!

料理をせっかく作るのだから長所やいいところが無ければ魅力ないですよね。

ですから簡単・便利なえのき氷の魅力をご紹介していきます

先ず一番になんと言っても健康に良い作用を及ぼす物質と吸収率の改善が挙げられます。

えのき氷の料理過程では以下のような3ステップで効果が得られます。

  1. えのきをペースト状にすることで細胞内の健康に良い作用を及ぼす物質を抽出する事が可能となります。
  2. ペースト状のえのきを1時間半ほど湯煎するとえのきの中から多量の健康に良い作用を及ぼす物質が抽出されます。
  3. 冷凍することにより細胞が膨らんで破壊されペースト状や煮詰めても取り出すことができなかった健康に良い作用を及ぼす物質が益々出てくる。

上記でも分かるようにえのきが本来有する健康に良い作用を及ぼす物質を一層引き出して更に吸収率まで高められるというお役立ち食材なのです。

それだけかと思いきや加熱済みでペースト状に出来ているので何時でも自由に調理に使用可能なのもお役立ち食材と言えるでしょう。

「だしの素」の使い方として調理可能なので炊飯の隠し味として活用したりいろいろな煮物やドリンクに混ぜて使うなど活用方法はいっぱいあります。

何と言っても冷凍保存が可能なので2ヶ月間ぐらい使用出来ますから重宝な調理方法と言えます。

えのき氷の効能って何?

結論を言うと基本的にえのき氷に重大な副作用はありませんのでまずご安心くださいませ。

えのき氷は健康増進に効果的との事。

またなんと!!とある有名大学の研究結果からは摂取より2ヶ月ぐらいで糖尿病の予防と改善効果が得ることができたそうです。

根拠と言えるのはえのきの中にある健康に良い作用を及ぼす物質です。

初めに説明したいのはえのきに含有している「エノキタケリノール酸」という成分についてです。

この成分は中性脂肪分解酵素を活性化して内臓脂肪を減少するという健康に良い作用を及ぼす事が挙げられます。

またエノキキトサンという健康に良い作用を及ぼす物質も内臓脂肪を減らすのを早めるのに妥当性があり健康増進にえのき氷が一般的に効果があると言われているようです。

その他にもえのきは食物繊維が野菜においても豊富であるというキャベツの2倍以上の食物繊維が含有しているとの事です。

ですから食物繊維が豊富なのは犬の便秘解消に役立つのです。

えのきは食物繊維がふんだんなので食後の血糖値の急激な上昇を防止効果が認められています。

食事後の血糖値が急上昇することによりインシュリンの分泌を促して体脂肪の蓄積に拍車をかけるので更に太る要因になると考えられている。

コレストロール値と中世脂肪の引き下げには健康増進効果のあるえのきの成分のキノコキトサンがエノキに多量に含有されている様です。

体内に取り込んだ油分を半分程度に低下する効果と体内に蓄積している脂肪分を燃やす効果も見込めます。

それ以外にも期待できる効果で挙げられるのは便秘解消免疫力アップ美肌効果冷え性改善体臭の悩み改善等の効果があると言われている。

上記の説明でも理解できるようにえのき氷を料理することにより「健康に良い作用を及ぼす物質の量が増加して吸収率が向上する」という作用が良い結果を生じさせる要因と言えるでしょう。

えのき氷の調理法

以下では「えのき氷」の調理法を解説していきます。

自分で苦も無く調理出来るのですから実践することを是非お勧めしたいです。

用意する材料

  1. えのき→2パック
  2. 水→400ml

注)えのきは石づきを取るだけで大丈夫です。
注)えのきは日に当てておくとビタミンD2量が増加する効果あり。

調理法

えのき氷の超簡単レシピをご紹介していきます。

よく言われるのはえのきを長時間かけて鍋で煮詰めるのですが焦がさぬようにかき混ぜなければいけないのが面倒で厄介です。

そこで湯煎で簡単加熱して作る方法をご紹介していきます。

こっちの方が断然楽に楽しく作れるからおすすめです。

  1. えのきの石づきをカットする。
  2. えのきを水と混ぜてミキサーに入れてペースト状にします。
  3. 鍋の水を沸騰させてから湯煎用にボウルも用意する。
  4. ペースト状になったえのきをボウルに入れて鍋で湯煎します。
  5. その際クッキングシートで落し蓋を忘れずに!
  6. 弱火で約1時間半えのきが90℃程度を1時間保てれば十分です。
  7. 噴きこぼれで火が消えないように注意を忘れずに。
  8. 最後に粗熱を取って製氷皿に入れて冷凍すればOK。

とても簡単に調理できることが理解できたと思います。

余談ながら1日の摂取目安量は3個です。製氷皿のサイズで大きさが変わるので大体の目安とお考えてください。

3個と言うとどことなく少ない感じがしますがそれ以上摂取すると何か大きな副作用でもあるかと心配になります。

食物繊維が豊かで摂取過多になりすぎると下痢になることも考えられます。

ですから先ずは基本的な目安量の3個を与えて様子を見ながら加減しましょう。

 

えのきの効能

えのきは栄養豊富な食材!

食物繊維特にβグルカンという不溶性繊維が多く含まれている。

免疫力アップ細菌やウイルスを排除したりガン細胞を収縮させる働きが有ることが知られています。

ビタミンB1ビタミンB2は必要な熱量に置き換える働きをします。

ビタミンB1やビタミンB2が不足すると心臓肥大や四肢失調を引き起こす事も考えられる。

ビタミンD骨粗鬆症や骨折予防に役立ちます。

ナイアシンは皮膚や粘膜の炎症や神経症状を防ぐ効果があります。

 

えのきのダメな与え方を紹介!

まずはおさえておきたい!えのきを扱う注意点

生のえのきを犬に与えるのはだめです。

生のえのきは人間同様で犬も消化不良を起こしやすい食べ物なので火を通して細かく切って与えるといい様です。

生のえのきにはフラムトキシンという毒素が含まれています。

その為生では食べるのはお勧めできません。いけないのです。

犬が生のえのきを摂取すると強心作用により心臓の収縮を強化する事があります。

溶結作用もあり最悪時は破壊された赤血球から放出されたカリュウムにより

高カリュウム血症が起こる事により命を落とすこともあります。

フラムトキシンは解明されていないことが多いので毒を分解する必要時間は分かっていません。

 

犬にえのきの与え方まとめ

まとめ

生のえのきを犬に与えるのは与お勧めしません。

犬は噛まないで飲み込んでしまうのでえのきを小さくして食べられません。

犬にそのまんまのサイズのえのきを与えると消化不良を引き起こす可能性が高いです。

また食べすぎも消化不良の大きな原因です。

ミキサーでペースト状に調理後に与えることを推奨します。

多量にえのきを与えると嘔吐や下痢を引き起こす問題も考えられるので一口程度が適量と思います。

アレルギーの可能性を考慮して初めて与える時は少量から始めるべきです。

下痢嘔吐皮膚のかゆみ元気がない目の充血などの症状が出ないか要経過観察するのが一番です。

消化が良くない為与える時は少量にして下さい。

細かく刻んで過熱して与えましょう。

えのきは野菜類の生ものですから食べないのなら冷凍保存がお勧めです。

犬とえのきについてご紹介しました。