日本のでも近年は、居間などを掃除が楽なフローリング床の住宅が増えています。
ただ、フローリング床はペットが足を滑らせて、思わぬケガをすることがあるのです。
カーペットなどを敷くと、粗相が染みになりクリーニングが必要になるなど、大変ですよね。
そこで、最近は犬のためにタイルカーペットを敷くお宅が増えているのです。
タイルカーペットは犬が汚しても、その部分の小さな1枚だけを交換できるので、手入れが楽とされて人気があります。
Contents
犬用タイルカーペットが人気の理由
マロの部屋、タイルカーペット敷いて暴れても滑らなくなりました!
クレートも入れてみましたが、成犬のサイズで買ったので大きい…😯 pic.twitter.com/TApHSyIKLj— ボーダーコリーマロ( ¯•ω•¯ ) (@Marlowe_maro) July 24, 2020
最初からペット可物件として建てられたアパートやマンションであれば、ワンちゃんの足腰に負担がかからない床が張られているでしょう。
しかし、ペット可の賃貸部屋でも、現実は普通のフローリング床なのがほとんどです。
また、家を建てる際に当初からワンちゃんを飼う予定がなければ、やはりリビングなどは掃除が楽な普通のフローリング床にするでしょう。
そんな家にワンちゃんを迎える時、役に立つのがワンちゃん用のタイルカーペットです。
全体が1枚のカーペットではワンちゃんが汚して染みになったら、丸ごとクリーニングする事になり労力も費用も大変ですよね。
タイルカーペットは1枚の1辺が30~50cmの正方形で、汚れた部分だけを外して洗えます。
これをワンちゃんが過ごすスペースにだけ敷き詰めておけばよく、価格が安く管理が楽で模様替えなども簡単にできるので人気があるのです。
タイルカーペットは犬用がよいのはなぜ?
ジョイントマットは滑り止めをつけても滑るから滑りにくいマット買った。
これで犬も走れる。
ただ足りなかったから明日も買いに行く。
犬も気に入ってくれたっぽい。 pic.twitter.com/Q2jByUG0N4— マル子 (@maruko_108) October 6, 2021
インテリア用品店などでは、安価なジョイントマットやコルクマットなどが販売されています。
また、ワンちゃんが滑らないように床をコーティングする犬用のワックスなども出回っています。
ジョイントマット
フローリングに敷く「ジョイントマット」は100均店などでも売られていて、1枚の単価が安いのと、柔らかいのでハサミなどで切りやすく敷き詰めるのが楽です。
クッション性や防音性もあり、おしゃれな色やデザインが多いですが、ワンちゃんへの配慮がされておらず、滑りやすさはフローリングとあまり変わりません。
また、撥水性が高いものが多く、水分を吸収せずふき取りやすいですが、張り合わせたすき間から染み込んでフローリングとの間に拡がるので、かえって大変かもしれません。
コルクマット
クッション性がよくワンちゃんの足にも優しいのですが、ほかのマットより価格が高いです。
水洗いはできますがこすり過ぎると早く痛み、完全に乾かしてからでないと敷けません。
また、使っているうちに端の部分が反りやすく、つなぎ目にワンちゃんが足を引っかけやすくなることがあります。
犬用滑り止めワックス
犬用フローリング滑り止めワックス塗ったら、家に入ってこなくなった😅 pic.twitter.com/B7JRwIyXXk
— ロキソニン (@rurura_be) November 4, 2019
フローリングの雰囲気はそのままで、ワンちゃんが足を滑らせないようにするワックスです。
カーペットなどの敷物に粗相をしやすいワンちゃんにはよいでしょう。
ただ、定期的にワックス掛けをするのが面倒で、乾くまでワンちゃんを部屋に入れられず、時間もかかります。
ワックスは剥がれるとその部分が汚く見えるので、古いワックスを剥がしてから塗るのがよいのですが、リムーバー購入しなければならず、その作業がけっこう大変です。
犬に優しいタイルカーペットの選び方
タイルカーペットを1列ずつ洗濯中。
どうやら「カーペットから出てはいけない」という自分ルールがあるらしい三毛犬。 pic.twitter.com/2EkxFuGlsv— 三毛犬と野良くろ (@kiri_maro) May 20, 2022
ワンちゃんが安心して過ごせるお部屋にするために、タイルカーペットの機能に配慮して選びましょう。
洗濯機で簡単に洗える
ワンちゃんなど動物は吐き戻しやすく、オシッコなどの粗相もよくあることなので、汚れた部分だけを外して、洗濯機で丸洗いできるものが楽です。
丸洗いができるものなら水を弾かなくともよいですが、防汚や消臭・抗菌作用はあればなおよしですね。
足が滑りにくい素材が使われている
我が家は2匹とも老犬なので、、ペット用フローリングにしても滑ってたので
いよいよタイルカーペット敷き詰めました!はじっこ歩かれたら意味ないですが
(^◇^;)これで、少し安心です😮💨 pic.twitter.com/HknVcKuuVz— チーズ (@Cheese420_) August 16, 2021
フローリング床で「カチャカチャ」と爪を滑らせて走っていて転び、足腰を痛めたり骨折したりすることがあります。
ワンちゃんが滑りにくい表面素材であることはもちろん、床全体に敷き詰めない場合は動かないように裏面が滑りにくいのも大事で、床にピタリと吸着するタイプのものがよいですね。
足の爪がひっかからない
絨毯タイプのカーペットのように毛の長いものでは、ワンちゃんの爪が引っ掛かりやすいループになっていないものを選んでください。
毛足の短いものやループ部分がカットされているカットパイルがおすすめです。
弾力と衝撃吸収性がある
防音効果の高いタイルカーペット〈静床ライト〉に張り替えました!
これで犬が🤮吐いても安心だな…?? pic.twitter.com/5jIXLWnUK6— たぬきこうじ(グラフィックデザイナー) (@tanukikouji50) June 19, 2022
ソファーなどから飛び降りるのが好きなワンちゃんであれば、弾力があってクッションが高いものを選ぶとケガを防げます。
ワンちゃんの行動をよく観察して選ぶとよいでしょう。
衝撃吸収性の高いものは防音性も高いものが多く、集合住宅などでは階下のお部屋に足音が響かないように、防音性の高いものを選ぶとよいでしょう。
床暖房に対応している
フローリングに床暖房が入っている集合住宅や一戸建てが増えています。
床暖房に対応しているものを選んでおけば、季節毎に全部を張り替える必要がありません。
犬に優しいタイルカーペットとは?簡単に洗えておしゃれ!まとめ
半分だけベージュのタイルカーペット敷いてみた
また全面敷こうかなあ
何年か前にグレーのタイルカーペット敷き詰めたことあるんだけど、模様替えで全部断捨離したのが悔やまれる…
犬の足腰的にはカーペットのが絶対いいよねえ pic.twitter.com/fvUIthDvRE
— 水沢史絵 (@fumiemizusawa) June 14, 2020
フローリング張りのリビングでは、愛犬の足腰のケガを防ぐ犬用のタイルカーペットが必須と言えるでしょう。
一般用のものと比べて、犬用のタイルカーペットはお値段がやや高めですが、犬のための機能が備わっているので、専用のものを使うことをおすすめします。
敷くスペースに合わせて大きさを選べて、おしゃれなデザインやカラフルな色のものを選ぶことができます。
気軽に張り替えられるので、模様替えを楽しみながら愛犬の健康を守ってくださいね。