長持ちする犬のおやつが知りたい!選び方のポイントも徹底解説!

犬 長持ち おやつ
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大すきな犬がおいしそうにおやつを食べているのを見るのは飼い主さんにとっては至福の時間ですよね。

コミュニケーションをとるためだったり躾の一環であったり、食事で取り切れなかった分の栄養補給だったりさまざまなシーンで大活躍するおやつ。

おやつをあげる瞬間ってこちらまで癒されるものです。

ですが・・・

今あげたと思ったら『、、、パク』 『え? もう食べちゃったの!?』

そんな経験ありませんか?

むしろそんな経験ばかりかもしれません(笑)

せっかくのおやつ、そんなにしょっちゅうあげられないからもっとゆっくり味わってほしいなんて飼い主さんの気持ち、愛犬にはまったく届いてませんよね。

それならばと長持ちしそうな犬のおやつに変えてみたところで、がっついて食べてしまって全然長持ちせず完敗。

こんな葛藤をされている飼い主さんにとっておきの情報をお伝えします。

 

長時間楽しめる犬のおやつが知りたい!

ペットショップに行くと人間顔負けなくらいキャッチーなパッケージに入ったいろいろな犬用おやつが販売されています。

クッキーやチーズ、ガム、ささみやジャーキーにさつまいも・・・

ついついこちらまで食べたくなってしまいますよね。

いろんな種類がありすぎると何を買っていいのがわからなくなりますが、今回のポイントはすぐに食べきってしまうものではなく、しばらくの間長持ちしてくれる犬のおやつ。

どんなタイプであればお互いに満足できるのでしょう。

まずは長持ちするおやつのバリエーションや注意点を見ていきましょう。

 

長持ちするといわれている犬のおやつの種類

長持ちする犬のおやつにはどんなものがあるのでしょうか。

主に長持ちおやつの代表格として挙げられるのは

  • 骨やひづめ
  • ガム
  • ジャーキー
  • チーズ

       など。

【骨やひづめ】

主に牛や鹿の骨やひづめを乾燥させたもので、特徴としては太くて硬いので長時間噛むことができます。

骨は生よりも火を通した方がもろくなるので、しばらく噛んでいるとボロボロと破片がこぼれたり、独特なにおいがすることもあります。

また製品によっては鋭利な角度に割れてしまうこともあるので、与える場合には目の届く範囲で食べさせましょう。

【ガム】

犬用のガムには歯磨きがきらいでもガムを噛むことによって歯垢を除去するなどオーラルケアを目的としたものもあり、長時間口の中で噛むことを目的としているため硬く、すぐになくならないものが多い。

白く見せるために漂白剤が入っているものも多いので要注意!  

【ジャーキー】

牛肉や鹿肉、鶏肉やささみなどを平にして干したもので、おやつコーナーでも比較的よく見かけるおやつの代表格のジャーキー。

噛み応えがあり、ほとんどの犬が大すきなおやつと言っても過言ではありません。

【チーズ】

チーズと聞くと長持ちとかけ離れた印象を持っている方も少なくないと思います。

よくおやつコーナーで見かけるチーズにはマグロ味やささみ味など人間でもよだれが出てしまうような味付けのものもたくさんありますよね。

形はパウダー状になっていたり、細い棒状になっていたり、クッキーのような一口大に成形されていたりと形状も様々で、硬さも柔らかいものから硬いものまで豊富にあります。

栄養価が高く食事のプラスアルファとして与えることも多いチーズですが、硬いチーズは食べ応えがあり犬のストレス解消にもなります。

 

長持ちする犬のおやつの注意点

長持ちする犬のおやつは基本的に硬かったり大きかったり、食べづらい仕様になっています。

その為、誤飲してしまうことがないよう飼い主さんの目が届く範囲で安全に食べられるよう注意していてあげなければなりません。

ガムなど横長のものの選び方のポイントとして長い面を噛んだ時に口の両サイドから2、3cm飛び出すくらいの大きさのものを選びましょう。

骨系のおやつはものによっては噛んでいるうちに鋭利な角度に割れ、口の中や食道を傷付けてしまう可能性もあります。

小さくなって誤飲してしまうことの無いよう、犬の口より小さくなってきたら取り上げるなど充分な配慮が必要です。

また、おやつは本来食事で充分な栄養バランスがとれていれば与えなくてもよいものです。

躾やコミュニケーション、なにかいいことをした時のご褒美として与えることにもちろん問題はありませんが、カロリーが高いものや添加物が多く入っているものもあります。

長持ちさせる為に亜硝酸ナトリウムやソルビン酸カリウムなど合成保存料が入っているものもありますし、販売目的で飼い主さんの目に付きやすい様おいしそうな色に見せようと着色料を使っているものもあります。

あえて与えるおやつで体によくないものを吸収してしまっては本末転倒ですし、色に関しては犬はあまり違いがわかりません。

与える量やカロリーなどしっかり把握して、ひとつのおやつを頻繁に与えるのではなく、食事同様いろいろなおやつをコンディションに合わせて分け与えるように心掛けましょう。

 

愛犬も喜ぶ長持ちするおやつ 選び方のポイント

長持ちするおやつにしてもごはんにしても、とにかくいろいろな種類がたくさんありすぎて何を与えればいいのか迷ってしまいますよね。

売り場に設置されている『売れてます!』というPOPだったり、インターネットなどの長持ちするおやつの売れ筋ランキングを見て買ってみるという方も多いのではないでしょうか。

ですが、実際に同じ犬種で同じくらいの体重、同じくらいの年齢であったとしても犬の毎日の食事や運動量など生活環境によって【適度】は変わってくるものです。

これだけ与えていれば間違いない!なんて食べ物はないことを覚えておきましょう。

 

犬のコンディションに合わせておやつを変えよう

食事やおやつを食べるのがとにかく早くて丸呑みしてしまっているようであれば長持ちするおやつを与えてみたり、一気に食べさせないための食器や知育玩具を使うなどの工夫も必要です。

ダイエットをしている犬であれば、重視すべきポイントは『長持ち』よりも『ヘルシー』、魚メインのおやつやカロリーの高くないものを選ぶなど個々のコンディションや生活スタイルに合わせておやつをじょうずに与えることが重要です。

愛犬とおやつとじょうずに向き合う為に

  • 原材料がシンプルなものを選ぶ
  • 愛犬の好きなおやつをいくつか把握している
  • 何種類かのタイプをTPOに応じて使い分ける
  • 1日に必要な総カロリーを把握し、オーバーしないようおやつを与える

これらを目安にしましょう。

 

与え方と与えるタイミング

長持ちするおやつには基本的に噛み応えがあり、香りが強いものばかりで、ついつい愛犬が夢中になりすぎてしまうことも考えられます。

犬の場合は夢中になると危険な予兆や辞め時がわからないので、骨がいつものごはん程度の大きさに砕けて硬いまま丸呑みしてしまったり、単純においしすぎて食べ過ぎてしまうこともあります。

骨など大きなものは良くも悪くも長持ちしてしまうので、小さくなったら取り上げるなどの対応が必要です。

またおやつを与えるタイミングについても愛犬がかわいいからねだられるままに与えるのではなく、躾の面でもご褒美として飼い主さん主導で与える必要があります。

留守番が苦手な犬にしばらく留守番をしてもらう場合には知育玩具に詰めて使うおやつやガムがおすすめ。

長時間格闘するので『寂しい』『置いていかれた』というマイナスな感情を紛らせてあげられます。

デメリットとして知育玩具に入れて使うペースト状のおやつはにおいや味がより濃くなっており、カロリーも高いものが多いので、『これくらいを目安に』と書かれている量よりも少なめに与えることを心掛けましょう。

 

長持ちする犬のおやつのまとめ

せっかく愛犬におやつをあげて一緒に時間を過ごすのであれば少しでも長持ちするおやつを選びたいですよね。

ただし飼い主さんが単純に喜んでおやつを食べる愛犬のことを見ていたいからという理由ではなく、愛犬のことを想うのであれば愛犬の性格やコンディションにあったおやつを与えることが重要になってきます。

また長持ちするおやつにはぺろっと食べられる小さなおやつと違い、誤飲や食べ過ぎなど病気や怪我に繋がりかねないリスクも伴うので、それをしっかりと把握したうえで安全に配慮して食べさせましょう。

ガムや骨、ひづめなどを普段あまり噛まない犬に与える場合は、誤って丸呑みしてしまっても消化に負担がかからないような原材料のものを選ぶと安心して食べさせてあげられますね。

インターネットの情報などに惑わされすぎず、食べている様子や食べ終わった後の体の調子などを注意深く観察して、少しずつ愛犬に合った長持ちするおやつを増やしていきましょう。

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