【獣医師監修】犬のリード選び初心者編 フレキシの伸縮リードのメリット、デメリット

犬のリード選び
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犬のリード選び

愛犬の散歩には欠かせないアイテム「リード」。

犬を飼い始めた当初は、「ある程度の長さがあれば十分だろう」とそれほど気にもしなかったが、いざ犬を飼い始めて散歩をすると、そのパワフルさ故に驚かされることがある。

筆者の愛犬も、元気すぎて日々の散歩をいつも一緒に走り回っていたのだが、その元気さと持久力の前ではそう長くは体力的に続かないもの。

そんな時に散歩中に出来た犬友達が「伸縮タイプのリード」を使っているのを見て、これはいいと思い、さっそく買いに行くことにした。悩んだ末、「フレキシの伸縮リード」を選んだのだが、思った以上に便利で使いやすい。

今回は実体験を元に、フレキシの伸縮リードのメリット、デメリットについて紹介していこう。

【獣医師監修】班目美紀

専門家 監修
麻布大学獣医学部獣医学科卒。現在は動物病院で小動物臨床獣医師として勤務。

 

フレキシの伸縮リードを選んだ決め手

犬のリード選び

実際にお店に行ってみると何種類も置いてあり、どの伸縮リードがよいのか迷うほどである。

数ある中でも、最終的に選んだのは「フレキシの伸縮リード」。このリードを選んだ決め手は、丈夫そうなところとリードが長く伸びる点だ。長さも5mタイプと8mタイプと選ぶことができる。

 

一見すると、「5mは長すぎるのでは?」と思ってしまいがちだが、実際に使ってみるとそう長くは感じない。

フレキシを購入する以前に、別なメーカーで3mタイプ(1000円程度)のものを購入したことがあるのだが、意外にも犬がスーッと走ると3mの長さなどあっという間なもの。「え?もう長さの限界なの?」と思ってしまうほど。

 

我が家の愛犬は、トイプードル(5㎏)と小型犬だが、長さ的に5mタイプのものをチョイスして正解だった。

最近では5mタイプでも、たまに「もう少し長さがあってもいいな」と思うこともあるが、あまり長いと絡まってしまう恐れがあるので、長さを選ぶ時は小型犬で5mタイプ、中型犬で8mタイプなどを目安に選ぶといいだろう。

また、ベルトもLEDがついたものなど種類が多く、他にも付属の商品もあったので使い勝手に優れていると言える。

 

実際にどんなメリットがあったか?

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公園などの広い場所でいつも使うのだが、ひとりで勝手に走り回っている。本当に楽しんで気持ちよさそうに自由に走るその表情には、大満足の顔が伺える。

また、友達の犬と会えば、追いかけっこも可能となり、犬同士の遊び方も学ぶことができる。犬同士でじゃれ合う姿や楽しそうな愛犬の表情を見ていると、飼い主としてもとても嬉しく、愛犬との散歩がより楽しい時間となった。

 

しかも、我が家の犬はあまり寝ない犬だったのだが、元気に走り回ることにより家にいるときには落ち着いて寝るようにもなったのには驚いている。

楽しく遊ぶことによって、体力も消費されストレスも発散されているようだ。そのため、いたずらも減り、予想だにしない良い効果が得られたのは大きい。

その点からも、フレキシの伸縮リードはとても満足のいく商品なのだ。

とはいえメリットばかりではない。当然使ってみて満足のいかない点もいくつかあるので、次はデメリットについて紹介していこう。

 

実際に使ってみてのデメリット

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使い慣れるまで、操作に手間取ることが多い。

そのため、しっかりと操作をマスターしていない内は、公園などの広い場所で練習するのが必要だ。それと、練習するにも近くに人がいないかチェックしておこう、万が一の操作ミスによる事故を防ぐためにも大切なことである。

 

実際に使ってみてのデメリットは以下の通り。

  • ロックした状態で犬が急に走るとリードを落としやすい。
  • とっさにリード部分をつかんでしまい擦り傷を負ってしまった。

など、主に操作の不慣れによるものが多い。

他にも、リードが細いが故に自転車に乗っている人はワンテンポ気づくのが遅い傾向がある。特に夕暮れ時や夜間などの散歩ではリードは短めにしたほうが安全だ。

 

 

まとめ

犬のリード選び

フレキシの伸縮リードを使うようになり、愛犬は本当に走るのが好きなのだと実感ができる。

ドッグランで走り回るほどの自由度はないが、毎日の散歩で思う存分走れることには運動はもちろん、ストレスの発散など得られるメリットが多いのが分かった。

また友達の犬と遊ぶことも出来て、満足そうな愛犬の笑顔をみられることに、飼い主としてなによりも幸せを感じるのだ。

とはいえ、他の人の迷惑にならないように使う場所や状況などはしっかり考えるのも大切だ。

愛犬が元気すぎて困っている飼い主さんには是非試してみて欲しい。マナーをしっかり守って、愛犬の散歩に是非活用してみてはいかがだろうか。

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