犬はうどんを食べても大丈夫!与える前に1本あたりのカロリーや糖質量を知っておこう

犬 うどん 小麦 カロリー

手軽でツルっと食べやすい「うどん」。

暑い日の冷やしうどん、寒い時の煮込みうどん、体調が悪い時でも手軽に美味しく食べられるうどんは日本人の生活に根づいている国民食だ。

 

うどんは、ごはんやパンと並んで食卓に並ぶ機会も多い食材のひとつ。うどんを食べていれば、麺をすする音に犬が反応して食べたそうにしている…そんな経験もあるだろう。

もちろん、うどん自体は犬に食べさせても大丈夫。手作り食、おやつとして少量与えるのであれば問題ないのだ。

ただ、うどんはごはん・パンと並んで穀物系食材の代表でもあるが、そのカロリーと糖質量はどうなのだろうか。

 

 

うどんのカロリー

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うどんは、中力粉に水と食塩を加え、こねて作る。

原料がほぼ小麦粉がメインなだけに炭水化物が多くなってしまうが、やはりカロリーも高いのだろうか?

まずは、うどんのカロリーと他の穀物系食材とで比較してみよう。

※いずれも100gあたりのカロリー

  • うどん(茹で)・・・105kcal
  • 白米・・・168kcal
  • 食パン・・・260kcal
  • パスタ(茹で)・・・164kcal

 

なんと、同じ100gで比べたときには、うどんのカロリーがダントツで低いことが分かる。この圧倒的な差にはびっくりしてしまう。

次に、犬に与えるとした場合に100gといってもその量がピンとこないので、グラムごとに分かりやすくして見てみよう。

  • うどん(茹で) 1玉 (約252g)・・・265kcal
  • うどん(茹で) 箸で取った1回分 (約30g)・・・32kcal
  • うどん(茹で) 1本 (約8g)・・・8kcal

 

私たちが食べる1食分で見てみると、1玉あたり265kcalほど。また、1本あたりのカロリーで見ると8kcalほどと少ないようだ。手作り食でうどんを使ってみたいと思っている飼い主さんには朗報ではないだろうか。

 

ただ、茹でたうどんに汁をかけてしまったものは、カロリーがグンと上がってしまうので注意を。

砂糖や油脂を使っていないシンプルなかけうどんでも、1杯あたりのカロリーは329kcalになってしまう。愛犬の分は、つゆに浸っていないうどんを与えるのがいいだろう。

 

うどんの糖質量

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続いて、うどんの糖質量を確認してみよう。

糖質量は、食品中の炭水化物量から、食物繊維を引いた数値で表すのだが、茹でうどん100gの場合は20.8gとなる。

こちらも、前項同様に他の穀物系食材とで比較してみた。

※いずれも100gあたりのカロリー

  • うどん(茹で)・・・20.8g
  • 白米・・・35.8g
  • 食パン・・・44.3g
  • パスタ(茹で)・・・30.3g

 

こうして見ると、カロリー同様、他の穀物系食材よりもうどんの方が低いという結果になるようだ。これは、愛犬のカロリーや糖質を気にしている飼い主さんにとっては朗報ではないだろうか。

ちなみに、かけうどん(1人前)での糖質量は63.1g(うどん240g)となる。やはり、人間用に味付けされたものはカロリー、糖質ともに高くなってしまうので注意が必要だ。

 

気になる塩分量は?

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飼い主さんの中には、うどんに含まれている塩分を心配する飼い主さんもいるかと思うがあまり心配する必要はない。

うどんに含まれる塩分の割合としては、手打ちの場合で、小麦粉の重さの4~6%程度、機械製麺の場合でも2~4%程度である。

そのため、飼い主さんの中には、うどんに含まれている塩分を心配する人もいるだろう。

しかし、うどんは茹でてる間に少なくとも80%以上、通常でも90%ほどの塩分が茹で湯に溶出するため、塩分濃度が高めの手打ちうどんでも、100gあたりせいぜい0.5g程度しか塩分が含まれていない。

 

当然、つゆも与えてしまうと話が違ってくるが、うどんそのものの塩分に関しては、あまり気にしなくてもOKだ。

 

 

うどんにはどんな栄養がある?

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うどんに使われる小麦粉のエネルギーは白米よりもやや高く、重要なカロリー源としての役割を果たす。

また、小麦はその67~75%が炭水化物(でんぷん)であり、しかも安価。そのため小麦は、ドックフードにも使われることがある食材だ。しかも、でんぷんは加熱することで糊化する性質がある。

糊化(=こか)とは、でんぷんが熱湯を加えられることによって糊(のり)状になること。身近なもので言えば、炊きたてご飯がまさにでんぷんが糊状になっている状態だ。うどんのツルっとした食感を生み出しているのも、このでんぷんというわけ。うどんは、乾燥したドライフードにはない理想的な食べ物なのだ。

 

他にも、うどんの原料である小麦粉には植物性たんぱく質も含まれている。

たんぱく質といえば、血や筋肉を作る上でも大切な栄養素としても広く知られているが、その割合は6~14%とも言われている。

炭水化物は犬にとって多く摂取する必要のある栄養素。炭水化物を摂取することで、たんぱく質を有効に活用することができるというメリットもある。最近ドックフードを食べない…といった時には、うどんを代用食として与えてみるのもオススメだ。

 

与える際に注意したいこと

与える量

まずは与え過ぎには注意すること。うどんがどれだけ低カロリーだとしても、量を食べてしまえば摂取カロリーは多くなってしまうので気を付けよう。

ドックフードを与えている犬は、間食やおやつとして少量。手作り食を与えている場合は、入れすぎてしまえばやはり摂取カロリーが増えてしまうので、全体のカロリー量を見て、与える量は調整しよう。

 

 

アレルギー

アレルギーの原因となるものをアレルゲンと呼ぶのだが、実は食べ物全てにアレルゲン要素があることは知っておきたいところ。

特に、うどんの原料となっている小麦は、人間だけではなく犬にとってもアレルゲンになりやすい食材でもあることは覚えておこう。

また、もともと小麦アレルギーでなくても、与えてから嘔吐、下痢、かゆがる、発疹などのアレルギー症状が出る可能性はゼロではない。いつもとは様子が変だ…と感じたら医師へ相談しよう。

 

さいごに

例えば、暑い日に食欲が低下していたら、冷ましたうどんに昆布か鰹節で取った出汁をかけ、ほぐした鶏肉を混ぜて与える。一見、シンプルそうなメニューだが、栄養も満点で良い水分補給にもなる1品に。

逆に、冬場は茹で上がった麺にすぐさま擦り下ろした生姜を少量加え、人肌程度の出汁+鶏肉を加えてやれば体を温めて胃腸の働きをよくする1品が出来上がる。

もちろん好みの野菜を少し加えてアレンジしてみるのもOK。

ぜひ、他の食材の栄養素と併せて、愛犬にうどんの魅力を教えてあげよう。

 

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