犬はタケノコを食べても大丈夫?鮮度が命!入手後は速攻で下処理することがポイント

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春の訪れを告げてくれる「タケノコ」。

毎年春になると楽しみにしている方も多いのではないだろうか。

旬の時期ともなると、近所のスーパーなどで朝掘りしているものを多く見かけるようになる。掘りたてのタケノコをさっと調理すれば、絶好の酒のアテにもなるだろう。

 

もちろん、しっかりとアク抜きしたものであれば犬にタケノコを与えても問題ない。旬の時期のタケノコを美味しく与えるためにも、下処理方法、種類や選び方、栄養などをレクチャーするので、ぜひ愛犬ご飯のレパートリーにも加えてみてほしい。

 

 

タケノコに栄養はあるの?

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他の野菜に比べると、カロリーが低くビタミン類も少ないので、タケノコには栄養がなく香りや歯ごたえを楽しむだけの食材と言われた時代もあった。

だが、それは栄養が無いわけではなく、ビタミン系の栄養が少ないだけ。確かに他の野菜と比べてみても低いのだが、その分他の栄養はしっかりと含まれている。

 

亜鉛

タケノコは他の野菜に比べて亜鉛が豊富に含まれているのが特徴だ。

亜鉛は、細胞の再生やストレスの軽減、免疫力の向上に効果があるといわれている。

 

一方、亜鉛の不足はフケ、鼻や肉球のカサカサの原因にもなってしまう。犬は人よりも多くの亜鉛が必要だとされているため不足しないよう摂取したい。

 

 

食物繊維

タケノコといえば、食物繊維の塊といったイメージだが意外とそうでもない。

日本食品成分表によると、タケノコに含まれる食物繊維は、100gあたり水溶性0.3g、不溶性2.5g、総量で2.8gほど。これを、食物繊維の代表格ともいえる「ごぼう(6g/100gあたり)」と比較しても、それほど大量に含まれてないことが分かる。

 

かつて、食物繊維は犬の体に不要なものだとされていたが、近年では少量の食物繊維は、便秘の予防・解消や、腸内バランスを整えるなど、犬の腸の健康を保つのに重要な働きがあるとして見直されている。

 

 

カリウム

カリウムは、体に含まれている余計な塩分(ナトリウム)を排出する効果があることから、利尿作用血圧を下げる働きに期待ができる。

カリウムは水溶性なので、茹でたりすると水に溶けだす性質を持つのだが、タケノコに含まれるカリウムは茹でてもあまり減らない特徴があるのも嬉しいポイントではないだろうか。

 

 

旨み成分であるアミノ酸

旬のタケノコの旨みを引き出している成分としてアミノ酸が挙げられる。

アミノ酸の中でも特にグルタミン酸、チロシン、アスパラギン酸といった成分がタケノコには豊富に含まれている。

アミノ酸は、人や犬の体の主成分となる非常に大切な栄養素。旨みの中にもこうした体に良い成分が含まれているのは朗報だろう。

 

タケノコの種類や選び方、下処理

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タケノコは、春先に地面から芽の出かけている「竹の芽」を採取して食用にするのだが、切断直後よりえぐみが急激に増加する。

掘り採ってから時間が経つほどえぐみが強くなると共に固くなるので、できる限り早いうちにアク抜きなどの下処理を行う必要がある。

まずは、鮮度の良いタケノコの選び方、下処理についてマスターしよう。

 

 

タケノコの選び方

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食用にされるタケノコは主に、孟宗竹(もうそうちく)、真竹(またけ)、淡竹(はちく)、根曲竹(ねまがりたけ)といった種類であるが、旬の時期にスーパーなどで売られているのは、ほとんどが孟宗竹である。

ここでは、孟宗竹について説明するが、他の一般的なタケノコでも見極めるポイントはほぼ同じ。

  • ずんぐりして太く、ズッシリと重みのあるもの
  • 皮につやがあり、穂先が締まり緑化していないもの
  • 根元の切り口が見るからにみずみずしいもの

 

ちなみに、水煮として缶詰やレトルトパックで流通しているタケノコの多くは中国からの輸入品となっている。

中国では秋にも出荷されるのだが、これは冬を控えて行われる竹園の整備で伐採された地下茎から収穫されたもの。小さく堅いことことから、こうした加工食品にされる。

旬の時期になると、生タケノコの隣にひょっこり並んでいることもあるが、やはり旬のタケノコには到底及ばないだろう。

 

 

タケノコの下処理

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鮮度が命のタケノコ。入手後は速攻で下処理することがポイントになってくる。

タケノコの下処理を経験されたことがある人、逆に初めてで分からない人もいることだろう。

下処理の手順をおさらいする意味でも分かりやすく説明しているサイトがあったので、下処理に不安な方は以下のサイトを参考にしてほしい。

 

タケノコの下処理方法 ⇒ たけのこのあく抜きのゆで方/あく取りのやり方:白ごはん.com

 

タケノコの与え方

タケノコは必ず茹でるのが鉄板

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タケノコにはシュウ酸が含まれている。

シュウ酸の摂取はシュウ酸カルシウム尿石症の原因にもなってしまうため、必ずアク(シュウ酸)抜きしてから与える必要がある。

タケノコに含まれるシュウ酸は水溶性。茹でることによりその量を大幅に減らすことができるので、生ではなく、必ず茹でたものを与えるようにしよう。

 

 

部位による柔らかさの違いを知っておこう

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タケノコは部位によって柔らかい部分と繊維が多くて堅い部分がある。

部位によって違いがあるため、与える際の参考にしてほしい。

 

  • 姫皮・・・先端を切り落とし、外皮を取り除いた内側に柔らかい部分。

 

  • 穂先・・・先端に近い、柔らかい部分。タケノコの部位では最も美味しいと言われる。

 

  • 中央部・・・ほどよい歯ごたえのある部分。タケノコ料理では幅広い調理方法に合う。

 

  • 根元・・・タケノコの根元部分で繊維が多くて堅い。タケノコらしい味わいが楽しめるが、犬に与えるならすりおろしなどの工夫が必要になるだろう。

 

さいごに

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生のタケノコが出回るのは、3月末あたりから5月初旬にかけての短い期間。この時期には皮付きのタケノコが多く出回るので、店頭で見かけたらぜひ購入して味わってみよう。

水煮とは違い下処理に少し手間はかかるかもしれないが、その分タケノコ本来の甘さや香りを楽しむことができる。

春先にしか採れない貴重なタケノコ。愛犬と一緒に存分に満喫したいものだ。

 

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