犬にタバスコなどの刺激物を与えるのはNG!その理由について

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少し足すだけで、辛みと刺激が加わり、食材の表情がガラリと変化する「タバスコ」。

パスタやピザを食べるときには欠かせない調味料だ。その辛みから、食べた後にくるヒリヒリ感がクセになる、という人も多いことだろう。

 

しかし、人の場合は食欲を高めてくれるにはうってつけの調味料だが、犬にとっては非常に危険な調味料の1つ。

当然、タバスコは犬に与えてはいけないのだが、その理由は?と聞かれると、曖昧になってしまうことはないだろうか。そこで今回は、ただ単に「辛い=与えない」ではなく、危険な理由について深くリサーチ。

原材料をはじめ、与えた場合の症状、タバスコ以外の危険な調味料などを紹介していこう。

 

 

タバスコの原材料は?

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タバスコは、アメリカのルイジアナ州(エイブリー島)に本社を置く、「マキルヘニー社」が考案したペッパーソースのこと。

現在も同社が商標権を持つので、タバスコと名乗れるのはマキルヘニー社のものだけだ。

原材料としては、タバスコペッパーと呼ばれる「唐辛子」、岩塩、ビネガー(穀物酢)のみ。たったこれだけの原材料でタバスコがどう完成するかは、レシピが門外不出であるため謎とされている。

 

ただ、唐辛子をマッシュしたものと岩塩を、オーク樽で熟成させることは明らかになっている。熟成期間は最高で3年。その間に発酵を繰り返してタバスコができると考えられている。

その後、ビネガーとミックスして薄め、瓶詰め⇒販売という流れになるようだ。

 

こうして原材料だけ眺めてみても、犬の食事には適さないものが含まれているのは一目瞭然だろう。

 

唐辛子の危険性

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では次に、辛いものはなぜ危険なのか?これについて説明しよう。

 

唐辛子に含まれる「カプサイシン」

唐辛子を食べると、体内がカーッと熱くなってくることはないだろうか?

これは唐辛子の主な辛み成分である、カプサイシンによるもの。摂ることで内臓感覚神経に働きかけ、アドレナリンの分泌を活発化させ、発汗や代謝の促進を促す。

人にとっては、肥満防止や食欲増進に一役買ってくれるが、犬にとっては単に胃腸に負担をかけれるだけの成分でしかない。

刺激が強すぎるものを与えて、胃腸に負担がかかれば腹痛を起こす原因にもなってしまう。このため、カプサイシンを含んだ唐辛子は危険だと言えるだろう。

 

 

食べるとどうなる?

ごく少量であれば深刻な影響は出ないと言われているが、もし知らずに大量に摂取してしまったら消化不良や腹痛が心配される。

タバスコに限らず、唐辛子が原材料に使われているものを与えると、どういった健康上のトラブルがあるのか。起こりうる可能性としては以下の通り。

 

  • 胃痛
  • 下痢
  • のどの渇き

 

胃腸に過度な刺激を与えることには間違いないので、他にも悪影響が出るかもしれない。

盗み食いで少量食べてしまった程度なら、ひとまず様子見したいところだが、いつもと変わった様子が見られた場合は、すぐさま動物病院へ連れていこう。

 

タバスコだけじゃない!唐辛子を使った調味料

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タバスコといえば、それほど頻繁に使うものではないのため意識すれば与えなくて済みそうだが、実は唐辛子を使った調味料はタバスコだけではない。ここでは、唐辛子を原材料とした調味料をいくつかご紹介しよう。

 

ハバネロソース

「ハバネロペッパー」という唐辛子に、塩、酢、人参や玉ねぎ、ライムなどの野菜や果物を用いて作られる。

唐辛子の辛さを計る単位に「スコヴィル値」というものがあるのだが、タバスコに使われている唐辛子約5万スコヴィルに対し、ハバネロペッパーはおよそ30万から最高で57万スコヴィルと圧倒的な数値。

激烈な刺激性を持っているため、興味本位でも犬に与えたりしないように。

 

 

チリソース

トマトソースに唐辛子、塩、スパイス、砂糖などを加えて作られたソースのこと。

名前が似ている「スイートチリソース」というものもあるが、唐辛子、砂糖、酢などのベースにナンプラーやにんにくを入れたもの。唐辛子が原材料であることには変わりはない。

 

コチュジャン

コチュジャンは、唐辛子の粉、もち米麹などが主原料である発酵食品である。

韓国料理でもお馴染みの調味料の1つ。日本では味噌の一種とみなして唐辛子味噌とも呼ばれる。

 

 

豆板醤

ソラマメ、大豆、米、大豆油、ごま油、塩、唐辛子などを主原料とした辛味噌。

本来は唐辛子を入れずに、ソラマメだけで作ったものを豆板醤と呼んでいたが、現在では唐辛子を使った辛い物の方が多く見受けられる。

 

 

サルサソース

タコス料理などでもお馴染みのサルサソース。

サルサはスペイン語で「ソース状のもの」を指し、サルサソースはスペインやラテンアメリカで用いられる「液体調味料」の総称。

サルサは数えきれないほど存在すると言われているが、私たちがよく口にする種類といえば、サルサ・ロサ(赤いサルサ)、サルサ・クルダ(生のサルサ)かと思うが、いずれもトマトを主体に唐辛子は使われている。

 

さいごに

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原材料をはじめ、与えた場合の症状、タバスコ以外の危険な調味料などについて紹介した。

今回紹介したもの以外にも、世界にはさらに舌や胃腸がおかしくなるほど辛い調味料も存在する。

与えないのはもちろんだが、遊びや、興味本位で使ったりするのは絶対にやめよう!

 

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