犬はブロッコリースプラウトを食べても大丈夫?発芽3日目のものは良い?その理由

犬 ブロッコリースプラウト ブロッコリースーパースプラウト 食べる 与える 大丈夫

さまざまな栄養素を含むため、天然のサプリメントとも称される「ブロッコリースプラウト」。

ブロッコリースプラウトは、ブロッコリーの新芽のことで、最近注目を集めるスプラウト食材のひとつだ。

 

スプラウトとは植物の新芽の総称で、発芽したばかりの新芽には、植物がこれから成長するための栄養が豊富に含まれている。

なかでも、ブロッコリースプラウトが注目されている理由は、「スルフォラファン」というファイトケミカルの一種がブロッコリーの20倍も含まれていることにある。

 

もちろん、ブロッコリースプラウトはブロッコリーの新芽のため犬に与えてもOK。むしろ豊富に含まれているスルフォラファンは、犬にとってガンの抑制効果、動脈硬化予防、貧血などの改善が期待できる注目の成分なのだ。

 

今回は、そんなブロッコリースプラウトに含まれる栄養素をご紹介。注目を集める、スルフォラファンについても詳しく知っておこう。

 

 

注目の栄養素「スルフォラファン」

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スルフォラファンで特筆すべき点といったら、やはり抗酸化作用だろう。

抗酸化作用といえば、ビタミンCなどにもその作用はあるが、ビタミンCの場合の継続は数時間。それに比べてスルフォラファンの抗酸化作用は3日も継続する。

抗酸化とは、身体を酸化させる原因である「活性酸素」を除去する働きのこと。活性酸素はストレスや食生活の乱れなどによって増え、細胞を壊し生活習慣病を引き起こすと言われている。

 

また、身体には発ガン物質を無毒化し、体外に排出してくれる善玉酵素があるのだが、このスルフォラファンは善玉酵素の一種である解毒酵素の働きを高めるとも言われている。

 

最近ブロッコリースプラウトは「スーパーフード」と分類されることも多いが、これもまさにスルフォラファンの働きに期待してのことだと言えるだろう。

 

他にもまだある!ブロッコリースプラウトの栄養

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ブロッコリースプラウトの栄養は何もスルフォラファンだけの話ではない。他にも注目の栄養素が豊富に含まれているのだ。

 

βカロテン

βカロテンには抗酸化作用があり、ガンの予防老化予防に効果的と言われている。

しかも、βカロテンは必要な量だけ体内でビタミンAに変換するという優れもの。ビタミンAは、視力を維持するには欠かすことのできない栄養素の一つでもある。

 

 

ビタミンE

ビタミンEは「若返りのビタミン」とも呼ばれ、アンチエイジング効果が期待できる栄養素である。

また、強力な抗酸化作用で活性酸素を無害化すると言われており、動脈硬化の予防に期待ができる。

 

 

ビタミンK

ビタミンKの役割は、出血した時に血液を固めて止血する働きのほか、骨に存在するタンパク質を活性化し、骨の形成を促す作用がある。

犬は腸内細菌によってビタミンKが合成されると言われているが、それだけで1日の必要量を補えないともいわれている。そのため、普段の食事からも不足しないよう補ってあげたい。

 

 

ビタミンC

犬は体内でビタミンCを合成できるが、だからといって摂取しなくてもいいわけではない。年齢と共にその能力は低下するので長期的に摂取したい栄養素の一つなのだ。

ビタミンCの主な働きとして、活性酸素を無毒化する「抗酸化作用」が挙げられ、免疫力の向上、コラーゲンの生成を促すなど、身体の調子を整えるには欠かすことのできない栄養素なのである。

 

 

 

まずは与え方の基本をマスターしよう!

栄養を効果的に摂るなら「生」

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スプラウトには辛味などの刺激が強いものもあるが、ブロッコリースプラウトの味はマイルドだ。

そのため、少しの辛味に抵抗がなければ「生」のまま与えたほうが栄養を効果的に摂れるので良い。

生食の場合はビタミンを効率よく摂取することができ、熱に弱いスルフォラファンも活かすことができるのでおすすめだ。

 

ただし、野菜の「生食」は犬にとって消化が苦手であるため、まずは細かく刻むのが鉄板。形状がヒョロっと細長いので、喉に引っかからない長さにカットしてから与えよう。

 

 

消化に優しくするなら加熱しよう

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調理する際に意識したいのは、加熱するとスルフォラファンが生成されにくくなる点にある。他にも水溶性のビタミンCなども熱には弱く加熱すると外へ逃げてしまうことは知っておこう。

そのため、ブロッコリースプラウトはサッと加熱するのが望ましい。

すぐ火が通る野菜なので、あまりグズグズしていると栄養が損なわれてしまうので注意したい。

 

 

与える前に知っておきたい2つのポイント

甲状腺に疾患のある犬は念のため注意

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甲状腺は、甲状腺ホルモンという代謝を促すのに大切な物質を作って血液中に流してくれる重要な器官。

ブロッコリースプラウトのようなアブラナ科の野菜には「ゴイトロゲン」という成分が含まれており、この成分が甲状腺ホルモンをつくるのに必要な「ヨウ素」の吸収を妨げてしまうのだ。

健康な犬であれば特に神経質になる必要もないが、もともと甲状腺に疾患のある犬には注意が必要だ。

 

また、アブラナ科の野菜は他に、ブロッコリーはもちろん、キャベツ、小松菜など、どれも食卓に登場する機会が多い野菜に多く含まれている。ブロッコリースプラウトと一緒に調理すればその分摂取量も増えてしまうので、この点においても併せて注意したい。

 

 

食物アレルギーがないか様子を見守ろう

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アレルギーの原因となるものをアレルゲンと呼ぶのだが、実は食べ物全てにアレルゲン要素があることは知っておきたいところ。

初めて与える時は少量から与えて、痒がったり嘔吐したりしないか、愛犬の様子を見守ってあげるのも大切だ。

 

さいごに

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ブロッコリースプラウトに含まれる栄養素と、注目を集めるスルフォラファンについて紹介した。

今回紹介した有用成分スルフォラファンだが、発芽3日目のものは「ブロッコリースーパースプラウト」と呼ばれ、特にスルフォラファンの含有量が高い。

大型のスーパーや百貨店の野菜売り場で売っていることもあるので、気になる方は探してみよう。

健康に良いといわれる理由はさまざまあるが、スルフォラファンにはこれからもっと注目が集まると思われる。引き続き注目していこう。

 

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